公共職業訓練(委託訓練)受講生Q&A パソコン未経験者(RPA-できること)

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Q. RPAでどんなことができますか?
A. RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を使うことで、パソコン上のマウス操作やキーボード入力といった、日常的な作業の多くを自動化することが可能です。
例えば、Excelでのデータ入力や、Webサイトからの情報収集、定型メールの送信など、人が行っている繰り返しの業務をRPAが代行します。
ただし、一部のアプリケーションやWebサイトでは、セキュリティや利用規約などの観点から、自動操作を制限する仕組みが導入されている場合がありますのでご注意ください。

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Q. RPAを使ってExcelでのデータ入力ができると聞きましたが、具体的にはどのようなことが可能ですか?
A. はい、RPAを活用すれば、Excelに関するさまざまな業務を自動化することが可能です。以下はその一例です。
各支店の月間売上が記載された複数のExcelブックから、あらかじめ決められたルールに基づいて、全社の売上一覧表にデータを転記する。
1・Excelブックのデータを、所定のルールに従ってPC内の業務アプリケーションに自動で入力する。
2・同様に、ExcelのデータをWebサイト上のアプリケーションに自動で入力する。
3・Excelブック内のデータをもとに、メールの本文を自動作成し、宛先ごとにメールを送信する。
このように、RPAとExcelを組み合わせることで、日常的な手作業の多くを効率化し、ヒューマンエラーの防止や業務時間の短縮につなげることができます。


Q. RPAを使ってWebサイトからの情報収集ができると聞きましたが、具体的にはどのようなことが可能ですか?
A. はい、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を使えば、Webサイトからの情報収集を自動で行うことが可能です。具体的には、以下のような作業が行えます。
1・定期的なデータ収集:例えば、毎朝ニュースサイトを確認して最新記事のタイトルを一覧で取得したり、天気予報を毎日記録したりすることができます。
2・商品情報の取得:ネットショップの商品価格や在庫状況を定期的にチェックし、価格の変動を自動で記録したり、通知したりすることができます。
3・企業情報の収集:特定の業界の企業のホームページから、会社概要や連絡先などの情報を集めることも可能です。
4・検索結果の収集:特定のキーワードで検索を行い、表示された検索結果のURLや見出しを一覧で保存する、といった作業も自動化できます。
このように、手作業で行っていた「調べて、コピーして、保存する」といった一連の作業を、RPAが人の代わりに正確かつ迅速に行ってくれます。特に、繰り返し同じ操作を行うような情報収集にはとても効果的です。

最後までお付き合いありがとうございます。
今後も投稿を続けますのでご期待ください。