RPAの学習が次のステップへ
今日は、8月に開講した「AI&RPA・Webサイト実践科」RPA科目の授業を少しだけご紹介します。
当校のRPA(Robotic Process Automation)科目では、教材として Power Automate for Desktop(PAD) を使用しています。※用語の説明は文末に掲載しています。
開講から2カ月が経ち、テキストによる基礎学習を終え、現在はさまざまなケースを想定した課題フロー(プログラム)作成の段階へと進みました。
実務を意識したテーマとして、Excelファイルを活用した自動化に取り組んでいます。
Excelワークシート上の「行・列」と、PADで扱う「データテーブルの行・列」には考え方の違いがあります。受講生の皆さんはトライ&エラーを繰り返しながら、より良いフローの作成を目指して取り組んでいました。今回の繰り返しを使う課題では、「何をキーに反復させるのか」で悩まれる方も多かったようです。

次の課題は、Webサイト内の情報を自動で取得するものです。
実務でも日々の情報収集を自動化できるよう、受講生の皆さんにはWebサイトの構造や操作手順を分析しながらフローを設計していただきました。
今回は特に、ラジオボタンやドロップダウンメニューなどの条件設定に迷う方が少なく、データの取り出し方について熱心に試行錯誤されていました。
その「試行錯誤」こそが、最大の学びです。
たくさん悩み、たくさん挑戦してください。
このような雰囲気で、当校では一人ひとりが実践的なフロー作成の経験を積んでいます。
※用語について
Robotic Process Automation(RPA)
ソフトウェアロボットが人の代わりに繰り返し作業を行う自動化技術です。業務効率の向上や人手不足の解消に貢献する、将来性の高い分野として注目されています。
Power Automate for Desktop(PAD)
Microsoft社が開発したRPAツールで、Windows上の操作を自動化できるソフトウェアです。
ノーコードで業務手順を自動化できるため、企業の生産性向上や働き方改革を支える重要なツールとして注目されています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後もこの学びを通じて、皆さまの成長を応援してまいります。


