資金繰りに失敗しない大切なポイント

ネットショップ運営の資金繰りに失敗しないための大切なポイントを紹介します。

損益分岐点を計算しておく
損益分岐点とは売上と運用費用が同じ、つまり利益がゼロとなる金額です。
損益分岐点の売上高=固定費÷{(売上高-変動費)÷売上高}
固定費とは、オフィス・倉庫代や人件費、広告宣伝費など毎月かかる費用のことです。変動費は仕入原価や外注費、販売手数料などです。
損益分岐点を把握していないと、いくら売上が上がっても運営費の超過で赤字になることもめずらしくありません。赤字が続けば、手元資金も少なくなる一方です。
損益分岐点を計算したうえで運用コストが売上金額を上回ることがあれば、経営方針を見直しましょう。

コストを減らせないか検討する
「梱包資材の仕入れ先を見直す」、「配送料を上げる」、「広告は外注ではなく、SNSを使って自分で打ち出す」など、コスト削減策を考えましょう。実行することで売上金額はそのままでも経営状況を改善できます。
ただし、コスト削減だからといって、何でもかんでも安価なほうに流れるのはNG。サービスのクオリティが落ちて、顧客が離れてしまうかもしれません。
投資は「時間を買う」目的でもあります。外注先に投資をすることでスピーディーかつ高品質なサービスの提供が可能となり、結果的に売上も上がりやすくなります。
資金調達の方法を調べておく

資金調達の方法を調べておく
十分な運用資金を確保できていない場合、何かしらの方法で調達する必要があります。
ITツールを使用するネットショップでは、IT導入補助金制度を受けられる可能性もあります。この制度ではネットショップ開店に要した費用のうち、補助対象となる経費の1/2が助成されます。
参考:(経済産業省)IT導入補助金 URL:https://www.it-hojo.jp/
他にもネットショップ開設にかかる経費の一部や借入金の利息を自治体が助成していることがあります。お住まいのエリアの情報を確認してみましょう。

融資を申請する
融資と言えばまず金融機関からの融資を思い浮かべますが、利息がつくうえに最悪の場合、審査が通らないことも。それでも信頼度が高い金融機関からの融資はやはり魅力的です。多額の資金調達が必要な際は、まず銀行から当たってみましょう。
また、最近はインターネットで不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達するクラウドファンディングも注目されています。個人でも出資してもらえる点やマーケティングに役立つ点はクラウドファンディングならではのメリットです。
他にはエンジェル投資家やベンチャーキャピタルに出資を依頼する方法もあります。

まとめ

ネットショップの開業に必要な資金と資金繰りについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ネットショップは初期費用・月額費用が無料のASPを利用すれば0円で構築できます。また、写真撮影や画像編集など自分で作業すれば、大きな資金をかけずに開業できることがおわかりかとおもいます。

ただし、低予算重視でネットショップの構築を検討すると、自由度が低くあとあとの運営で困ることになりかねません。また、自分で撮影や画像編集もプロに委託したほうが、売上に直結する品質面が向上し、かつスピーディーに開業することができます。

自分で作業すれば低資金で開業できますが、「時間と品質」に投資することも大切です。最短で成功するための方法を、資金と相談しながら決定しましょう。

そして、資金は「開業資金」のみならず「運転資金」を含めて考えることが大切。余力資金は心の安定剤にもなりますので、入念に計画しましょう。


当社は、パソコン教室を運営しております。
・パソコンの操作
・ネットショップ開設方法
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是非ご相談ください。

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