商品撮影のポイント2:「背景」をひと工夫!

0円でも可!ネットショップでの上手な商品撮影のテクニック3つ

商品写真はネットショップの「顔」

直接商品を手に取って眺められないネットショップでは、同じ商品でも写真の見栄えだけで、売上は桁違いに変わってきます。
と、わかっていてもなかなかうまくいかないのが商品撮影。

撮影代行サービスもたくさんあるけれど、コストやスピードがネック。
できることなら自分でやりたいけれども…

「どうしても薄暗い写真になる」「見た目と色が違う…」「道具をそろえるのが大変そう」「高いカメラを持ってない。スマホじゃだめ?」「よくわからないけど難しそう」

「どうしても薄暗い写真になる」「見た目と色が違う…」「道具をそろえるのが大変そう」「高いカメラを持ってない。スマホじゃだめ?」「よくわからないけど難しそう」

そんな失敗やお悩みは、たった3つのポイントを押さえるだけで解決します!
商品撮影のポイント1:「光」をコントロール
商品撮影のポイント2:「背景」をひと工夫!
商品撮影のポイント3:シチェーションを演出してみる

今回は、「背景」について話をしたいと思います。


商品撮影のポイント2.「背景」をひと工夫!
商品写真では商品の色味や形を正確に伝えるために、背景はシンプルであることが必要です。
特に色味を正確に伝えるために、白い背景を利用するのが一般的になります。

ですが、真っ白い商品を白い背景で撮影してしまうと輪郭があいまいになりますし、逆に黒い商品を黒い背景で撮影しても埋もれてしまいます。

▲ 背景の選択に失敗した例

商品の色に合わせて背景の色も選択する必要がありますが、そのほかにも背景には商品のもつ雰囲気をいっぺんさせる効果もあります。

次の写真は一般的な腕時計の商品写真のイメージです。

▲ よくある腕時計のサンプル写真ですね。

これはこれで商品のディテールを伝える役割はじゅうぶん果たしています。
白い文字盤と白い背景で、カジュアルで軽快な雰囲気の商品に見えますね。
では、次の写真と見比べてみるとどうでしょう。

▲ 背景を黒にチェンジ!

いかがでしょう。
背景を変えただけでちょっと高級感が出た気がしませんか?
背景の黒で写真がぐっと引き締まり、金属の光沢にもメリハリがついたことで輝きが一段増したように見えます。
前の白背景の商品と比べると、こちらの写真のほうが重厚で力強いイメージとなります。
商品の性質やターゲットとなる客層によって、意識的に背景色を変えてみるのも商品写真のポイントになると言えるでしょう。
また、背景は商品の後ろ側に写るものだけではありません。
次の写真をご覧ください。

▲ 黒い腕時計のサンプル

一見ちゃんとした商品写真に見えますが、文字盤が見づらくないでしょうか。
こちらの腕時計は文字盤が黒いのにくわえてガラスに軽いカーブがかかっているため、天井や壁などの「背景」がくっきりと写り込んでしまっているのです。
こういった場合、写り込んでしまう方向にも単色の紙をかざして撮影することで余計な背景が写り込むことを防ぐことができます。

▲ 不要な背景の映り込みを排除

上の写真では、写り込んでしまう方向に黒い紙をかざして撮影しました。
文字盤全体に黒い紙を写り込ませることで不要な映り込みがなくなり、文字盤の立体感がよくわかる商品写真になりました。

ただし、ガラスのカーブの具合は伝わらなくなってしまいましたので、そちらを強調したい場合は白と黒の紙をつなげたものなどを用意して、あえて境界のある背景を写り込ませて歪みを表現するといった工夫も必要です。

金属など光沢のある被写体の場合、写り込ませるのは白い紙を使用することが多いのですが、この腕時計の場合は文字盤が明るくなってしまい、雰囲気が損なわれるため黒い紙を選択しました。
黒がさらに引き締まり魅力的です。

ふだんはあまり気にしない頭上や撮影者側の背景ですが、商品写真にとってはなかなか厄介なものです。
金属やガラス物など、反射の多い商品を取り扱う場合は注意してみてください。


当社は、パソコン教室を運営しております。
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・ネットショップ開設方法
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