公共職業訓練(委託訓練)受講生Q&A パソコン未経験者(RPA-できること)

Q: RPAでどのような業務が自動化可能ですか?
A:RPA(Robotic Process Automation)を導入することで、パソコン上のマウス操作やキーボード入力など、日常的な定型業務を自動化することが可能です。
具体例としては、以下のような業務が挙げられます。
▶ Excelを用いたデータ入力・更新作業
▶ Webサイトからの情報収集(スクレイピング)
▶ 定型フォーマットに基づくメールの自動作成・送信
これらの業務をRPAが代替することで、作業効率の向上、人的ミスの削減、業務コストの削減を実現できます。
なお、一部の業務アプリケーションやWebサイトでは、セキュリティポリシーや利用規約に基づき、自動操作を制限する機能が設けられている場合があります。RPA導入時には、事前に対象システムの運用規程や技術的制約を確認することが重要です。
Q.:RPAを活用して「Excelへのデータ入力が可能」とのことですが、具体的にどのような業務に対応できるのでしょうか?
A:はい、RPA(Robotic Process Automation)を導入することで、Excelに関連する各種業務プロセスの自動化が可能になります。主な例は以下のとおりです。
▶ 指定した時刻にExcelマクロを自動実行する
▶ Excelデータをローカルの業務アプリケーションへ自動転記する
▶ ExcelデータをWebベースの業務システムに自動入力する
▶ 複数のExcelファイルからデータを収集・統合し、別のExcelブックに出力する
▶ Excelデータを参照し、条件に応じたメールを自動生成・送信する
RPAとExcelの連携により、データ入力や転記作業に伴う人的ミスを削減するとともに、作業時間の大幅な短縮が可能となります。
業務プロセスの最適化やバックオフィス業務の効率化を検討されている場合には、有効な手段となります。

Q.:RPAを活用して「Webサイトからの情報収集(スクレイピング)」が可能とのことですが、具体的にどのような業務に対応できるのでしょうか?
A:RPAを活用したWebサイトからの情報収集(スクレイピング)は、さまざまな業務領域で有効に機能します。具体例としては、以下のような業務が挙げられます。
▶ 競合他社の製品・価格情報の定期的な収集
▶ 公的機関サイトからの統計データの取得
▶ ニュースサイトや業界ポータルからの最新記事の収集
▶ eコマースサイトからの在庫情報やレビュー情報の取得
▶ 社内報告用に必要な各種オープンデータの取りまとめ
これらの情報収集作業を自動化することで、情報更新頻度の向上、分析作業の迅速化、人的リソースの最適配分を図ることが可能になります。
なお、対象サイトの利用規約やロボット排除規定(robots.txt)に基づき、適切な運用を行うことが求められます。
Q: RPAを活用して「定型フォーマットに基づくメールの自動作成・送信」が可能とのことですが、具体的にどのような業務に対応できるのでしょうか?
A:RPAによる定型フォーマットに基づくメールの自動作成・送信は、次のような業務プロセスに適用できます。
▶ 受発注処理における注文確認メールの自動送信
▶ 勤怠報告や経費精算依頼など、社内向け定期連絡の自動配信
▶ 顧客サポートにおける問い合わせ受付メールの自動返信
▶ セミナー・イベント開催時のリマインドメールおよびフォローアップメールの送信
▶ 定期的なレポート配信や業務進捗報告メールの作成・送信
これにより、送信ミスや対応遅延のリスクを低減し、業務プロセスの標準化および効率化を促進することが可能となります。
なお、送信対象リストの管理や送信タイミングの設計にあたっては、情報漏洩防止の観点から慎重な運用設計が求められます。
このようにRPAを導入することでさまざまな利点があります。
興味がありお近くの方は弊社へお問い合わせください。