ネットショップ構築サービスの種類(レンタルショッピングカート)について

ネットショップ構築サービスの種類(レンタルショッピングカート)について

前回のブログにてお話させて頂きましたが、ネットショップを開業するサービスは大きく分けて以下の4つです。

1・パッケージソフト
2・レンタルショッピングカート(ASPサービス)
3・モール(ネットショップ出店ASPサービス)
4・専用システム構築

今回はその中のレンタルショッピングカート(ASPサービス)についてお話します。


『レンタルショッピングカート(ASPサービス)とは』

ASPとは、アプリケーション・サービス・プロバイダーの略で、パソコンにソフトをインストールすることなく、InternetExplorerやGoogleChromeといったウェブブラウザー上で利用する、プラットフォーム(サービスの基盤)の名称です。

その中でも、ネットショップ運営のためのショッピングカートや受注管理システムを提供するサービスを、レンタルショッピングカート(ASP)と呼びます。
パッケージソフト同様、一戸建ての路面店として運営していくタイプのネットショップ開業サービスです。
後述するようにコスト・難易度の面で導入ハードルが低くおすすめの手法です。
特に開業初期の導入しやすさを重視する場合は、9年連続ネットショップASP業界No.1のサービスMakeShop(メイクショップ)の使用も良いでしょう。15日間の無料体験ができ、セキュリティとサポートで開業当初の不安を解消できます。
※No.1:流通額=受注金額。ネットショップ・ECサイト構築サービス運営企業各社の発表数値より、ASPサービス単体の数値を算出し比較(自社調べ 2021年3月時点)
※最安水準:ネットショップASPサービス運営企業各社のクレジットカード決済手数料を比較(自社調べ 2021年2月時点)


『レンタルショッピングカートの特徴』

レンタルショッピングカートの特徴は、多くの事業者がサービスを提供していますが、価格や機能の違いなどを見ていくと
【A】ネットショップのページはパッケージソフトの場合と同様にレンタルサーバーを契約してそこに公開し、ショッピングカート画面以降の受注システムを借りるタイプ
【B】ショップページの作成から受注管理の機能までまるごと提供している高機能タイプ(高機能ASPサービス)
以上のふたつのタイプに分類できます。

【A】のタイプのレンタルショッピングカートの場合、基本的にASP側から提供されるものはショッピングカート部分のみで、商品ページなどネットショップの内装部分は、ホームページ・ビルダーなどのホームページ作成ソフトなどをもちいて自分たちで制作します。制作した商品ページにショッピングカートを連動させます。

【B】のタイプのレンタルショッピングカート(高機能ASPサービス)では
・サーバー
・商品ページの自動生成機能
・ショッピングカート
・受注管理機能

これらがすべてパッケージ化されおり、開業までの難易度が低く、初めての方でも導入しやすいという特徴があります。
提供されるサービスによってかかる費用はさまざまですが、次に解説するモールに比べると比較的低価格であるといえます。

代表的なサービスに、MakeShop・ショップサーブ・カラーミーなどがあります。
契約プランによっては必要な機能が足りないことや、利益に対して手数料がかかってしまうこともあるので、申し込む前に、なにをしたいのかということと、欲しい機能があるのかをじゅうぶん確認したほうがいいでしょう。


『レンタルショッピングカートのメリット』
レンタルショッピングカートのメリットは、デザインが自由におこなえることや、モールで起こりがちな価格競争に巻き込まれにくいこと、また月額費用などが安いため、利益率は高くなります。

さらに、顧客の会員情報は全て自社のものになるため、獲得した顧客リストに自由にメルマガやDM、ポイントなどのキャンペーンを実施できます。
必要なシステムやセキュリティーも、常にサービス事業者によって更新されるため、自分たちで費用をかけ対策をおこなわなくとも、最新の環境での運営が可能です。

ネットショップ開業までに必要なものがパッケージされているため、難易度は低く、はじめての方でも導入しやすいという特徴があり、パッケージソフトや専用システム構築に比べ、短期間でオープンできるところも魅力です。


『レンタルショッピングカートのデメリット』
デメリットとしては、初めてネットショップを開業する場合は知名度が低いためモールに出店するより集客は難しくなる点でしょう。
また、すでに基幹システムを導入しており、ネットショップとの連携をおこないたい場合、別途開発費用がかかることがあります。
機能についても、集客、運営・管理、リピート対策など必要なものは揃っていますが、基本的には個別のニーズに対応した形になっていません。
扱っている商品が特殊で自由に設定したい場合で月商の売上が億を超えるレベルなら、ほかサービスを検討したほうが無難でしょう。


『無料カートと有料カートの違いとは』
次に、有料・無料のショッピングカートの違いをまとめました。
まず大きく違うのは、容量・デザインテンプレート・集客機能・独自ドメインの4つです。
容量は大きければ大きいほど、扱える画像の枚数や商品の数が増えるので表現の自由度が増し、少なければ制限されます。
デザインテンプレートは初心者に必須の機能ですが、無料のショッピングカートであればレイアウトのパターンが少なく、有料のショッピングカートほど自由度がありません。
集客機能については、有料のショッピングカートにあるようなプロモーション機能は無料のショッピングカートにはほとんど無くSNSからの集客がメインになります。
最後に、独自ドメインの標準対応です。
有料のショッピングカートと違い、無料のショッピングカートで独自ドメインが設定できる事はほとんどなく、別途有料のプランにする必要などがあります。


このような違いがあります。
次回は、『3・モール(ネットショップ出店ASPサービス)』についてお話いたします。


当社は、パソコン教室を運営しております。
・パソコンの操作
・ネットショップ開設方法
・こどもプログラミング教室(Scratch)
・Webサイト作成
・MicrosoftOffice系の操作
是非ご相談ください。

株式会社ふれんど
eメール:info@furendo-j.co.jp
電話:095-894-4433
住所:長崎市松山町4-48囲ビル2F

—————————————