「ふれんどパソコン教室」では、ご要望に合わせてさまざまなコースをご用意しております。
パソコンの持ち込みも可能です。
ご自分のノートパソコンで講師と話しながら動作環境の設定ができます。
無料体験レッスンもございますので、まずはお問合せください。

100回聞いても大丈夫

ふれんどパソコン教室では同じ質問を何度しても大丈夫。
講師が丁寧に優しく教えしますので、安心して受講してください。
グループ指導

グループでの授業を行っておりますので、お友達同士で参加される方もいらっしゃいます。
もちろんお一人で参加されても大丈夫です。
授業を通して仲良くなっていく方がほとんどですので、仲間づくりとしてもおススメです。
授業後のお茶会

授業の後は皆でお茶会を行っています。
授業よりもこの時間が好きと言ってくださる生徒さんも多くいらっり、皆さんお菓子を食べながらお喋りを楽しんでいます。
授業内容例
- パソコンの基本操作
- パソコンゲーム(将棋・囲碁等)
- インターネット
- デジカメ・スマホの写真の編集
- 脳トレーニング
- ハガキ・名刺・カレンダー等の作成
- タブレット&スマホの使い方



イベント情報&報告
PC
2025年12月11日マナブ:「チエ、PCでオンラインショッピングを始めたいけど、安全なのか心配なんだ…。」
チエ:「大丈夫よ、マナブ!PC初心者でも安心して買い物できるコツを教えるわね!」
安全サイトを見分ける3つのコツ!
チエ:「まず、安全なサイト選びが大切よ。この3つをチェックしてね。」
チエ:「1.URLの『https://』と鍵マーク確認。個人情報保護のためよ。」
マナブ:「なるほど!」
チエ:「2.信頼できる大手サイトを選ぶこと。知らないショップなら、3.会社の情報(住所、電話番号)が明記されているか確認してね。」
PC初心者向け!安心支払い方法
マナブ:「支払いも心配だぜ。クレジットカードは怖いな…。」
チエ:「安心できる方法があるわよ。」
チエ:「カードが不安なら、コンビニ払いや銀行振込が良いわ。カード情報不要で、コンビニ等で支払えるから安心ね。」
マナブ:「コンビニ払いなら慣れてるから安心だぜ!」
チエ:「他にプリペイドカードや代金引換もあるわ。自分に合った方法を選んでね。」
後悔しないための最終チェック!
チエ:「最後に、注文前に必ず確認してほしいことがあるわ!これで失敗を防げるわよ!」
チエ:「注文内容の最終確認は絶対!商品の種類、数量、合計金額(送料込み)を焦らず見てね。」
マナブ:「間違えたらショックだからな。」
チエ:「ええ。万が一のために返品・交換ポリシーも確認よ。これでマナブもPCで安心してお買い物できるわね!」
マナブ:「チエ、ありがとう!これで安心してネットで買い物できるぜ!早速、探してみるよ!」
困ったときは、お気軽にお問い合わせください。
TEL:095-894-4433お問い合わせはこちら [...]
2025年12月11日チエ:「マナブ君、今日はPC初心者さんが最初に戸惑いがちな『メール』の基本について一緒に学んでいくわよ。難しく考えなくて大丈夫なのよ。」
マナブ:「メールか!スマホではLINEばっかりで、PCでメールってなんか難しそうだぜ?本当に初心者でも大丈夫なのか?」
メールってなあに?基本的な仕組みを理解しよう
チエ:「もちろんよ!まず、メールはインターネット上の手紙のようなものだと思ってちょうだい。文字だけでなく写真や書類も送れる、とっても便利な連絡手段なのよ。」
マナブ:「へえ、手紙か。じゃあ、メールアドレスが住所ってことか?」
チエ:「その通りよ!メールアドレスは、世界中で一つだけのあなた専用の『住所』なの。このアドレスがないと、メールの送受信はできないわ。」
マナブ:「なるほど!じゃあ、どうやってメールを送ったり受け取ったりするんだ?」
メールの送受信の超基本!これであなたもメールマスター
チエ:「メールを送るには、『メールソフト』か『ウェブメール』を使うのが一般的よ。OutlookやGmailが有名ね。まず、新規作成ボタンを押して、宛先(To)に相手のメールアドレス、件名に内容がわかるタイトル、本文に伝えたいことを書くのよ。書き終わったら、送信ボタンを押せばOKなの。」
マナブ:「思ったより簡単そうだな!でも、受信はどうするんだ?新しいメールが来たかどうかって、どうやってわかるんだ?」
チエ:「受信箱を定期的に確認するか、メールソフトによっては新着メールを自動で通知してくれる機能もあるわ。基本は受信箱を開けば、届いたメールの一覧が見られるのよ。開きたいメールをクリックすれば、内容が読めるわね。」
マナブ:「なるほどな!じゃあ、返信したいときはどうするんだ?」
チエ:「届いたメールの『返信』ボタンを押せば、相手に直接返事ができるわ。複数の人にまとめて送りたいときは『全員に返信』、他の人に転送したいときは『転送』を使うと便利よ。」
添付ファイルも怖くない!迷惑メール対策のコツ
マナブ:「チエさん、よくメールにファイルが添付されてるって聞くけど、あれってどうやるんだ?写真とか送りたいとき、どうするんだぜ?」
チエ:「添付ファイルも難しくないわよ。メール作成画面に『クリップ』のようなマークがあることが多いの。それをクリックして、送りたいファイルを選ぶだけ。相手も同じように、メールに添付された『クリップ』マークなどをクリックすればファイルを開いたり保存したりできるわ。」
マナブ:「それは便利だぜ!でも、変なメールとかも来るって聞いたけど、迷惑メール対策ってどうすればいいんだ?」
チエ:「とっても大事な質問ね!知らない送信元からの怪しいメールは開かない、不審なリンクはクリックしない、個人情報は安易に入力しないことが鉄則よ。多くのメールサービスには『迷惑メールフィルター』機能があるから、活用するのも手なのよ。セキュリティ対策ソフトも有効ね。」
マナブ:「なるほど!気をつけないとダメだぜ。勉強になったぜ、チエさん!」
チエ:「そうね、少しずつ慣れていけば、メールはあなたの強力な味方になってくれるわ。まずは怖がらずに、基本から使ってみるのが大切よ!」
困ったときは、お気軽にお問い合わせください。
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2025年12月10日最近、「AI」という言葉をよく耳にしませんか?難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は私たちの生活を便利にする身近なツールなんです。今回は、解説役のチエと質問役のマナブが、AIの基本から活用術まで、優しく解説していくよ!
AIって、いったい何のこと?
マナブ:『チエさん、「AI」ってよく聞くけど、なんだか難しそうでサッパリわからねえぜ。ロボットとかSFの世界の話か?』
チエ:『うふふ、マナブくん、そう思うのも無理はないわね。でも、AIは「人工知能」のことで、簡単に言うと、人間みたいに考えたり学習したりするコンピューターのプログラムのことなのよ。例えば、スマホで「今日の天気は?」って話しかけると答えてくれるのも、AIの力を使っているの。』
マナブ:『へぇー!音声アシスタントもAIなのか!じゃあ、もうAIと暮らしてたってことか?!』
チエ:『そうなのよ!身近なところでAIは活躍しているの。難しい計算をしたり、たくさんのデータから法則を見つけ出すのが得意なのよ。』
話題のChatGPTや画像生成AIって何ができるの?
マナブ:『最近特に「ChatGPT」とか「画像生成AI」ってよく聞くぜ。あれは何なんだ?俺にも使えるのか?』
チエ:『もちろん、マナブくんにも使えるわよ!ChatGPTは、まるで人間と話しているみたいに、文章を作ったり、質問に答えたりするのが得意なAIなの。「夏休みの自由研究のテーマを考えて」ってお願いしたら、アイデアを出してくれるのよ。』
マナブ:『マジか!レポート作成とかブログ記事にも役立つってことか?!すげーな!じゃあ、画像生成AIは?』
チエ:『画像生成AIは、言葉で指示するだけで、新しい絵や写真を自動で作ってくれるAIなのよ。「夕焼け空の下を走る猫」みたいに、頭の中の想像を画像にしてくれるの。絵が苦手でもプロ並みのイラストが作れるから、趣味でも仕事でも可能性が広がるわね。』
AIを怖がらずに、まず体験してみよう!
マナブ:『なんか、すごいけど、ちょっと難しそうだし、俺みたいなPC苦手なヤツにはハードルが高い気がするぜ…』
チエ:『そんなことないわよ!AIは道具だから、まずは触ってみることが一番なの。難しく考えずに、ChatGPTに天気を聞いてみたり、画像生成AIで面白い絵を作ってみたりするだけで、便利さや楽しさに気づくはずよ。気軽に試してみてほしいな。私たちもサポートするから安心してね!』
マナブ:『よし!チエさんがそこまで言うなら、ちょっと試してみるぜ!』
チエ:『きっとあなたの可能性を広げてくれるパートナーになるはずだから、ぜひ一歩踏み出してみてね!』
困ったときは、お気軽にお問い合わせください。
TEL:095-894-4433
お問い合わせはこちら [...]
2025年12月10日マナブ:『チエさん!最近、俺のパソコンがめちゃくちゃ重いんだぜ!起動もアプリを開くのも時間かかってイライラするんだ。なんでこんなに遅くなるんだ?』
チエ:『あら、マナブ君のパソコン、お疲れモードなのね。パソコンが重くなる原因はいくつかあるのよ。まるで、荷物がいっぱいのカバンを背負って走るようなものだと思ってちょうだい。』
パソコンが重くなる主な原因とは?
チエ:『まず、一番多いのは「不要なファイル」や「使っていないアプリ」がたくさん溜まっているケースなのよ。これらはパソコンの記憶領域や動作を邪魔するから、動きが鈍くなる原因になるわ。あとは、インターネットのキャッシュとか、起動時に自動で立ち上がるアプリが多すぎるのも原因よ。』
マナブ:『へぇー、使ってないものも溜まってるのか。知らなかったぜ!じゃあ、俺のパソコンをサクサクにするにはどうすればいいんだ?』
今すぐできる!パソコンをサクサクにする簡単ステップ
チエ:『心配いらないわ。いくつか簡単なメンテナンスで劇的に変わることもあるのよ。』
ステップ1:不要なファイルを削除する「ディスククリーンアップ」という機能を使えば、一時ファイルやごみ箱の中身など、いらないファイルをまとめて削除できるわ。定期的にやると効果的よ。
ステップ2:使わないアプリをアンインストールするもう使っていないアプリは、思い切って消してしまうのがおすすめよ。設定メニューから簡単に削除できるわ。
ステップ3:起動時のアプリを減らすパソコンを立ち上げたときに、自動で起動するアプリが多すぎると、スタートが遅くなるの。タスクマネージャーを開いて、不要なものは「無効」に設定してちょうだい。ただし、セキュリティソフトなど必要なものはそのままにしておくのよ。
ステップ4:ブラウザのキャッシュをクリアするインターネットが遅く感じるなら、Webブラウザの設定から閲覧履歴やキャッシュを削除してみるのも良いわ。』
マナブ:『なるほど!そんな簡単なことで変わるのか!なんか俺にもできそうな気がしてきたぜ!』
快適なパソコンを保つための日常的な習慣
チエ:『そうよ、ちょっとした心がけで快適に使えるようになるの。あとは、定期的にパソコンを再起動するのも大切よ。これは、パソコンの中の情報を一度きれいにリセットする効果があるの。そして、Windows Updateなどの更新は必ず適用してね。これはセキュリティ対策にもなるし、パソコンの性能を最適に保つためにも重要なことなのよ。』
マナブ:『再起動か!確かにあんまりやってなかったな。今日から早速試してみるぜ!チエさん、ありがとう!これで俺のパソコンも生まれ変わるぜ!』
チエ:『頑張ってね、マナブ君。快適なパソコンライフを送ってちょうだいね!』
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2025年12月9日マナブ:「なあ、チエ。いつもパスワードを忘れちまうんだぜ…。どうにかできないか?」
チエ:「あら、マナブ。それは困るわね。パスワード管理は、あなたの個人情報を守るためにとっても大切なのよ!」
なぜPC初心者こそパスワード管理が重要?
マナブ:「そんなに大事なのか?でも、複雑なパスワードは覚えられないし、全部同じにしちゃってるんだぜ。」
チエ:「それが一番危険なのよ!簡単なパスワードや使い回しは、悪い人に狙われやすいわ。一つバレたら、他のサービスも危なくなるの。」
マナブ:「うわっ、怖い!じゃあ、安全で忘れにくい方法はないのか?」
PC初心者向け!パスワードのルールと管理術
チエ:「もちろんあるわ!基本は『長く、複雑に、使い回さない』ことよ。数字、大小文字、記号を混ぜて長く設定するのがポイント。
覚えなくても大丈夫な方法は二つ。一つはパスワードマネージャーを使うこと。これはパスワードを安全に保存し自動で入力してくれるツールで、覚えるのは『マスターパスワード』一つだけよ。」
マナブ:「おー!マスターパスワード一つだけなら俺にもできそうだぜ!」
チエ:「もう一つはパスフレーズ方式。例えば『好きな言葉+数字+記号』のように、自分だけのルールでサービスごとに少し変える方法ね。これなら長くても覚えやすいわ。」
さらに安全に!二段階認証を活用
マナブ:「マネージャーって本当に安全なのか?」
チエ:「大手のものであれば、高いセキュリティ対策がされているから大丈夫よ。さらに二段階認証も活用すると完璧ね。これはパスワードの他に、スマホに届くコードなどで本人確認する仕組みよ。」
マナブ:「なるほど!これなら俺もパスワード迷子から卒業できそうだぜ!ありがとう、チエ!」
チエ:「どういたしまして!安全なデジタルライフは、パスワード管理からよ。ぜひ今日から試してみてちょうだいね。」
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2025年12月9日マナブ:「チエ、最近『オンライン講座』とか『オンラインイベント』ってよく聞くけど、一体なんなんだ?俺みたいなPC初心者には難しそうに感じるぜ。」
オンライン講座って何?自宅で世界が広がるってホント?
チエ:「あらマナブ、良いところに目をつけたわね!オンライン講座というのはね、インターネットを使って、自宅にいながら先生から色々なことを教えてもらえる学習方法のことなのよ。動画を見たり、リアルタイムで先生と会話しながら学んだりするの。まさに自宅が学びの教室に大変身するのよ!」
マナブ:「へぇ、自宅が教室か!でも、パソコン操作が苦手な俺でも本当にできるのか?なんか、特別なソフトとか必要そうじゃないか?」
PC初心者のための安心ポイント!事前に準備することは?
チエ:「大丈夫よ、マナブ!ほとんどのオンライン講座は、特別なソフトは必要ない場合が多いの。インターネットが見られるパソコンかタブレット、それからインターネットにつながる環境があれば、大抵は参加できるわ。もし顔を出して話したいなら、ウェブカメラとマイクがあれば完璧ね。講座によっては、事前に資料をダウンロードしたり、URLをクリックするだけだったりするから、始める前に確認すれば安心なのよ。」
マナブ:「なるほど!それなら俺のパソコンでもいけそうだな!でも、どんな講座があるんだ?勉強ばっかりじゃなくて、もっと楽しいやつもあんのか?」
どんなオンライン講座があるの?新しい趣味や仲間を見つけよう!
チエ:「もちろんよ!オンライン講座は本当に種類が豊富なの。料理教室やヨガ、外国語、写真の撮り方、イラストの描き方、中にはパソコンの使い方をイチから教えてくれる講座もあるわ。趣味を見つけたい人も、新しいスキルを身につけたい人も、きっとぴったりのものが見つかるはずよ。それに、他の参加者さんとチャットでおしゃべりしたり、意見を交換したりできるから、新しい友達ができるきっかけにもなるわよ!」
マナブ:「おお、それは楽しそうだぜ!自宅にこもりっきりじゃなくて、新しい出会いもあるってことか!なんか、ワクワクしてきたぜ!」
さあ、新しい世界へ一歩踏み出してみよう!
チエ:「そうでしょう?最初はちょっと不安に感じるかもしれないけれど、一歩踏み出せば、想像以上に世界が広がるのを実感できるはずよ。無理なく自分のペースで、まずは興味のある講座を一つ探してみることから始めてみてはどうかしら?きっと楽しい発見がたくさん待っているわよ!」
マナブ:「よし、やってみるぜ!チエ、ありがとうな!まずは、俺が興味ある『誰でもできるプログラミング超入門』ってやつを探してみるか!」
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2025年12月8日マナブ:「チエ、最近よく耳にする『マイナンバーカードで行政手続きが便利になる』って話、本当なのか?俺みたいなパソコン苦手な人間には縁がない話だと思ってたぜ。」
チエ:「あらマナブくん、それは誤解なのよ!マイナンバーカードを使えば、自宅にいるまま行政手続きができるようになって、とっても便利になるの。パソコンが苦手な方でも、基本を押さえれば大丈夫なのよ。」
マイナンバーカードで何ができるの?行政手続きがオンラインで完結!
チエ:「これまで役所の窓口に行かないとできなかったことが、マイナンバーカードとパソコンやスマホがあれば、自宅から手続きできるようになるのよ。例えば、住民票の写しの交付申請や、引っ越しの手続き、確定申告などもオンラインでできちゃうの。」
マナブ:「え、住民票が家で取れるってマジか?それって、わざわざ役所まで行く手間が省けるってことだよな!でも、なんか難しそうに見えるぜ。」
チエ:「そうよ、役所に行く時間や、窓口での待ち時間をぐっと減らせるのが最大のメリットなの。一度慣れてしまえば、もう手放せなくなる便利さなのよ。」
オンライン申請、始めるには何が必要なの?
チエ:「オンライン申請を始めるには、いくつか準備するものがあるの。まずはもちろん、マイナンバーカード本体が必要よ。それから、パソコンやスマートフォン。パソコンで申請する場合は、マイナンバーカードを読み取るための『カードリーダー』という機器が必要になるわ。最近のスマートフォンなら、カードリーダーなしで対応できる機種も増えているのよ。あとは、手続きに必要なソフトをインストールするだけよ。」
マナブ:「カードリーダーか…なんか専門機器って感じがして、ちょっとハードルが高い気がするぜ。」
チエ:「心配いらないわ。最近は家電量販店やネット通販で手軽に買えるし、設定も案外簡単なのよ。一度セットしてしまえば、あとはスムーズに使えるから大丈夫。もし分からなければ、パソコン教室などでサポートを受けることもできるのよ。」
自宅での行政手続きがもたらす未来とは?
チエ:「マイナンバーカードを使ったオンライン申請は、私たちの生活を大きく変える可能性を秘めているの。役所の開庁時間を気にせず、自分の都合の良い時にいつでも手続きができる。これは、忙しい現代人にとって非常に大きなメリットなのよ。」
マナブ:「なるほど、通勤途中や寝る前にも手続きができるってことか!これはまさに『時間の節約』ってやつだぜ。最初は戸惑うかもしれないけど、覚えてしまえばめっちゃ便利になるってわけだな!」
チエ:「その通りよ!デジタル化が進むことで、行政サービスがもっと身近で使いやすくなるの。ぜひこの機会に、マイナンバーカードを活用したオンライン申請にチャレンジしてみてほしいわ。」
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2025年12月8日マナブ:『チエさん、スマホの写真が溜まりまくってて、パソコンに移したいんだけど、どうすればいいかさっぱりなんだぜ!』
チエ:『あらマナブ君、よくある悩みね!大丈夫、スマホとパソコンの連携は意外と簡単なのよ。今回は超基本的な方法を紹介するわね。』
ケーブル一本でサッと転送!USB接続の基本
チエ:『一番手軽で確実なのは「USBケーブル」よ。スマホの充電ケーブルがデータ転送もできるの。スマホとパソコンをつなぐだけ。』
マナブ:『充電ケーブルで?知らなかったぜ!どうするんだ?』
チエ:『つなぐと、スマホ画面に「ファイルの転送」など選ぶ画面が出るからタップ。パソコン側ではエクスプローラーなどでスマホが見えるから、移したい写真をドラッグ&ドロップするだけよ。』
マナブ:『なるほど!ケーブル挿して、スマホで選んで、パソコンでドラッグか。これなら俺にもできそうだぜ!』
ネットの保管庫!「クラウドサービス」で簡単共有
チエ:『ケーブルがなくても、ネット経由でできるのが「クラウドサービス」よ。GoogleドライブやDropbox、iPhoneならiCloudフォトが有名ね。』
マナブ:『クラウド?なんか難しそうなんだぜ?』
チエ:『インターネット上の「自分専用の保管庫」と思えばOKよ。スマホからそこにアップロードしておけば、パソコンでログインするだけで、いつでも写真を見たりダウンロードしたりできるの。Wi-Fiがあれば、ケーブル要らずでスマートよ。』
マナブ:『へぇー!ネットに預けておけば、どこからでも見れるのか!ケーブル探さなくていいのは便利だな!』
慣れてきたら「ワイヤレス転送」にも挑戦!
チエ:『もう少し慣れたら、Wi-Fiで直接つなぐ「ワイヤレス転送アプリ」も便利よ。Androidなら「AirDroid」、iPhoneならAirDropなどがあるわ。初期設定は少し必要だけど、一度設定すれば快適に転送できるわよ。』
マナブ:『おお、ワイヤレスで繋がるなんて、未来的だぜ!最初はケーブルかクラウドで慣れて、そのうち挑戦してみるのもいいかもな!』
チエ:『そうね、まずは自分に合った方法から試してみて。どれも慣れればあっという間だから、今日の話でパソコンとの連携を楽しんでみてね!』
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2025年12月8日マナブ:「チエ〜!最近、インターネットで情報を探すんだけど、なかなか見つからなかったり、なんだか怪しいサイトにたどり着いちゃったりして、どうも苦手なんだぜ…。」
チエ:「あらマナブ、そうだったの?インターネットはね、上手に使えば情報の宝庫なのよ!でも、安全に賢く使うコツがあるの。今日はその『見たい』を叶えるためのネット散歩術を教えちゃうわよ!」
インターネット検索の基本!見たい情報を見つけるコツ
チエ:「まずは検索の基本からね。検索するときは、見つけたい情報のキーワードを具体的に入力するのが大切なのよ。例えば、『美味しいラーメン屋』だけじゃなくて、『地域名 美味しいラーメン屋 おすすめ』みたいにね。」
マナブ:「なるほど!もっと詳しく書けばいいのか!でも、なんか専門用語が多くてよくわからないサイトとかも出てくるんだぜ。あれはどうしたらいいんだ?」
チエ:「それもよくあることね。そんな時は、検索ワードに『初心者向け』とか『わかりやすい』といった言葉を加えてみたり、信頼できそうな企業の公式サイトや、よく知られているニュースサイトなどを優先して見てみたりすると良いわよ。検索結果の表示順位も一つの目安になるけど、それだけを信用しちゃダメなの。」
これで安心!インターネットを安全に利用する方法
マナブ:「安全にって言うと、なんか変なメールとか、クリックしたらヤバい画面が出てくるやつ、あれが怖いんだぜ…。」
チエ:「ええ、それはフィッシング詐欺や不正なサイトの可能性が高いから、本当に注意が必要なのよ。まず、知らない人からのメールやメッセージに安易に添付されたリンクはクリックしないこと。そして、ウェブサイトのURLが『https://』で始まっているか確認するのも大切よ。sがあるかないかで安全性が大きく変わるの。これは暗号化されている証拠だから、安心して情報をやり取りできる可能性が高いのよ。」
マナブ:「へぇ〜、『https』の『s』が大事なんだな!これはいいこと聞いたぜ!」
タブとリンクを使いこなしてネットをもっと快適に!
チエ:「さて、次はもっと快適にインターネットを使うための技ね。『タブ』って知ってるかしら?ウェブブラウザの上の方に、新しいページをポンポン開ける機能のことよ。」
マナブ:「あー、なんかたくさん開いてて、どれがどれだかわかんなくなるやつか?あれって便利なのか?」
チエ:「そうよ!新しい情報を検索したい時や、見ているページを閉じずに別のページを開きたい時に、新しいタブで開くととっても便利なの。リンクをクリックする時に、右クリック(またはMacならControlキーを押しながらクリック)して『新しいタブで開く』を選ぶと、今見ているページはそのままで、新しいタブに目的のページが表示されるから、前の情報に戻りたい時もすぐに戻れるわよ。」
マナブ:「おお!それはめちゃくちゃ便利だぜ!いつも戻るボタン押して、また同じページ探してたから助かるぜ!」
チエ:「ふふ、そうでしょう?タブを上手に使えば、色々な情報を比較しながら見たり、複数の作業を同時に進めたりできるから、インターネットの使い方が格段にスマートになるわよ。安全な検索と、このタブやリンクの賢い使い方をマスターすれば、もうインターネットは怖くないの。どんどん『見たい』を叶えて、ネットの世界を楽しんでちょうだいね!」
マナブ:「チエ、ありがとうだぜ!これで俺もネットマスターへの第一歩を踏み出せそうだぜ!次は何を教えてくれるんだ?」
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2025年12月8日マナブ:「チエ、最近パソコンを使ってると、なんか変な画面がいきなり出てくるんだけど、これって大丈夫なのか?」
チエ:「あら、マナブ。それはもしかして、危ない『怪しい画面』かもしれないわね。今日はパソコンのセキュリティについて、しっかりお話しするわよ!」
怪しい画面ってどんなもの?その特徴と危険性
マナブ:「怪しい画面って、どんなやつなんだ?なんか『ウイルスに感染しました!』とか、いきなり出てきて焦るんだぜ。」
チエ:「そうなのよ。まさにそれもそうね。他にも、やたら派手な広告で『あなたはラッキーな当選者です!』と表示されたり、有名企業を装って『アカウント情報が漏洩しました』なんて出てくることもあるわ。これらはほとんどが偽物で、あなたの個人情報やお金をだまし取ろうとしているのよ。」
マナブ:「うわー、怖いぜ!じゃあ、どうしたらいいんだ?」
身を守るための3つの鉄則!これだけは覚えておいてね
チエ:「大丈夫、ポイントを押さえれば怖くないわ。まずはこの3つを覚えておいてね。」
チエ:「一つ目は、『知らないリンクは絶対にクリックしないこと』よ。メールやSNSで送られてきた不審なリンクはもちろん、見慣れないサイトの広告にも要注意なのよ。」マナブ:「もし間違って押しちゃったらどうすればいいんだ?」
チエ:「もしクリックしちゃったら、すぐにブラウザを閉じて、その画面から離れること。もし閉じられなかったら、パソコンの電源ボタンを長押しして強制終了するのも一つの手よ。でも、あくまで最終手段だからね。」
チエ:「二つ目は、『個人情報を安易に入力しないこと』。パスワードやクレジットカード情報なんかは、正規のサイトで、しかも安全な通信(URLが『https://』から始まるもの)の場合だけ入力してね。怪しい画面で求められても、絶対に入力しちゃダメよ。」マナブ:「なるほど!ログイン画面とかも、ちゃんと本物か確認するってことだな!」
チエ:「三つ目は、『セキュリティソフトをちゃんと使うこと』よ。セキュリティソフトは、怪しいプログラムからあなたのパソコンを守ってくれる強い味方なの。常に最新の状態に更新しておくことも大切よ。」マナブ:「そうか、普段からちゃんとお守りしておけば安心ってことだな!」
もし被害に遭ってしまったら?落ち着いて対処する方法
マナブ:「もし、万が一騙されちゃったり、変なソフトを入れられちゃったりしたら、どうすればいいんだぜ?」
チエ:「まずは落ち着いて、被害を最小限に抑えることが大切よ。例えば、クレジットカード情報を入力してしまったら、すぐにカード会社に連絡して利用停止を依頼すること。パソコンがおかしくなったら、信頼できるパソコン修理業者や相談窓口に相談するのもいいわね。一人で抱え込まずに、周りの信頼できる人や専門家を頼ることよ。」
マナブ:「そっか、困ったらすぐ相談だな!チエ、ありがとう!これで安心してパソコンが使えるぜ!」
チエ:「どういたしまして!正しい知識で、あなたのパソコンをしっかり守ってあげてね!」
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2025年12月8日チエ:「マナブ君、また「ファイルどこに保存したっけ?」って困ってるの?」
マナブ:「ギクッ!チエさん、なんで分かったんだぜ?いつも探すのに時間がかかって、イライラするんだよな〜。」
チエ:「PCを使っている人あるあるなのよ。どこに何があるか分からなくなると、作業効率もガクッと落ちちゃうわよね。でも大丈夫、コツさえ掴めば、すぐ見つかるようになるのよ。」
なぜファイルが見つからなくなるの?
チエ:「まず、どこに保存するか考えずに、適当に「保存」ボタンを押していることが多いんじゃないかしら?」
マナブ:「うっ…その通りだぜ。とりあえずデスクトップに置いとけばいいや、って思っちゃうんだよな。」
チエ:「デスクトップは一時的な作業スペースであって、保管場所じゃないのよ。ごちゃごちゃになると、大切なファイルを見落としがちになるわ。」
これで迷わない!基本のフォルダ整理術
チエ:「PCには最初から「ドキュメント」「ピクチャ」「ダウンロード」といった基本的なフォルダがあるでしょ?まずはここを意識して使ってみてほしいの。そして、自分で新しいフォルダを作って、テーマごとに分類するのがおすすめよ。」
マナブ:「テーマごと?例えばどんな感じだ?」
チエ:「例えば、「仕事用」「プライベート」「家族写真」「学校の課題」みたいに、大きく分けてフォルダを作ってみるの。その中にさらに細かいフォルダを作って整理していくと、とても見つけやすくなるわよ。」
マナブ:「なるほど、家の中に部屋を作るみたいに、PCの中にも部屋を作るイメージか!これは分かりやすいぜ。」
チエ:「そうよ!そして、ファイル名も大切。「無題」とか「新規作成」じゃなくて、「重要企画書_20231026_最終版」みたいに、中身が分かる名前にするのよ。日付を入れると、どれが最新版か一目瞭然なの。」
マナブ:「これは耳が痛いぜ…。いつも適当な名前で保存しちゃってたから、どれがどれだか分からなくなってたんだよな〜。」
見つからない時の最終兵器!検索機能を活用しよう
チエ:「それでも「あれ?どこに置いたっけ?」ってなったら、Windowsの検索機能を活用するのよ。スタートボタンの横にある検索窓に、ファイル名の一部を入力してみて。大抵のものは見つかるわ。」
マナブ:「検索機能!そういえばそんなのあったな。いつも自力で探し回って、結局見つからなくて諦めてたぜ。」
チエ:「強力な味方だけど、普段から整理しておく方が、結局は時間の節約になるわよ。まずはこの簡単なルールから始めてみてね。」
マナブ:「よし、今日から俺のPCをピカピカに整理するぜ!チエさん、ありがとうな!」
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2025年11月7日弊社が行っているパソコン教室についてご紹介します。
弊社は当初、パソコン教室をメイン事業として運営していました。
曜日と時間を決めたクラス形式や、個別レッスンにて以下のような内容を提供していました。
パソコンの起動から基本操作
Officeアプリの基本操作
年賀状などの作成
画像・動画の基礎的な編集
現在では委託訓練を主に行っていますが、「パソコンを学びたい」というお問い合わせも多く、個別のパソコン教室を引き続き実施しています。
今回は、その中の事例を一つご紹介します。
CASE-2:詩集の出版をお手伝いしました
自費出版を考え、個人で頑張っていらっしゃった方からのご相談でした。
「出版会社の方とやり取りをしても、言われていることが分からない」とのこと。弊社としても初めての経験でしたが、「なぞ解きを行いながら進めることになりますが、よろしいでしょうか」と確認のうえ、作業に取り掛かりました。
まずは、表紙・裏表紙・背表紙の設定です。指定の画像サイズは単行本サイズに近いものの微妙に異なり、さらに各表紙の間(折れ曲がる部分)を数ミリ空けるなど、細かい指示がありました。
専用アプリの使用も検討しましたが、お客様と相談の上、PowerPointでの作成を選択しました。滞りなく作成し先方へ送付しましたが、返信内容によると、同じPDF形式でもPowerPointでは対応できない特殊な形式でないと受け付けられないとのことでした。そこで、その形式に対応できる無料アプリを探し出し、書式を変換して再送。無事OKをいただきました。
書籍に使われている写真はお客様ご自身で撮影されたもので、詩もすでに完成していましたので、各ページの作業はスムーズに進み、一度でOKをいただけました。
現在、Amazonにて3冊発売中です。ご興味のある方は「十行詩の囁き詩集」で検索してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後も本校では、学びを通じて皆さまの成長と就職を応援してまいります。 [...]
2025年10月30日今回は、弊社が行っているパソコン教室についてご紹介します。
弊社は当初、パソコン教室をメイン事業として運営していました。
曜日と時間を決めたクラス形式で実施しており、個別指導を希望される方には、クラスとは別に以下のような内容を提供していました。
パソコンの起動から基本操作
Officeアプリの基本操作
年賀状などの作成
画像・動画の基礎的な編集
現在では委託訓練を主に行っていますが、「パソコンを学習したい」というお問い合わせも多く、個別のパソコン教室を引き続き実施しています。
今回は、その中の事例を一つご紹介いたします。
CASE-1:Webサイトを作成しました
「会社でWebサイトを作る担当になってしまい、会社が『専用アプリ』を購入したのですが、その使い方が分かりません。
そのアプリにこだわらなくてもいいので、Webサイトの作成方法を学びたいです。」
このようなご相談をいただきました。
弊社ではその「専用アプリ」の導入指導資格を有していなかったため、Webサイトを作るための基本言語であるHTMLとCSSの習得をご提案しました。
お客様にご承諾いただき、「マンツーマンコース」を開講しました。
弊社の委託訓練カリキュラムでも、HTMLとCSSの2言語を約40時間で学んでいただいており、さらに個人ごとのWebサイト制作を通して実践的に習得していただいています。
このケースでは、受講者様がご自宅で予習・復習を行い、理解度を確認しながら進めたため、わからない箇所を補足しつつスムーズに学習を進めることができました。
その結果、短期間で2言語の基本的な書き方を身につけていただけました。
さらに、自社Webサイトの構成を事前にご自宅(または職場)で検討していただいたことで、授業中の作業効率が高まり、延べ64時間(約16か月)で会社が納得するWebサイトを完成させることができました。
もちろん、その後も更新作業が必要であることは言うまでもありません。
次回は、CASE-2:自費出版のサポートを行いました をご紹介します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後も本校では、学びを通じて皆さまの成長と就職を応援してまいります。 [...]
2025年7月3日2025年7月2日、当社にてCS試験(コンピュータサービス技能評価試験)表計算部門を実施しました。今回は2級および3級の試験を行い、受験者たちはそれぞれの級の課題に真剣な表情で臨んでいました。
実践的なスキルを育てるカリキュラム
当社では、中央職業能力開発協会が発刊する公式『テキスト&問題集』に加え、実務で役立つスキルを身につけられるよう、独自に作成した補助資料や演習問題も活用しています。
授業では、Excelの基本操作や関数の使い方に加えて、・試験時間の配分・解答の見直し方・設問の読み取り力など、試験本番を意識した実践的なトレーニングを繰り返し行っています。
受験に向けた準備では、日々の授業で理解を深めながら、模擬問題にも数多く取り組んできました。受験者全員が「合格」を目標に、限られた時間の中で力を出し切った姿が印象的でした。
コンピュータサービス技能評価試験(CS試験)とは?
今回受験したコンピュータサービス技能評価試験(CS試験)表計算部門は、中央職業能力開発協会(JAVADA)が実施する公的なIT資格です。Excelをはじめとした表計算ソフトの実務スキルを客観的に証明できる試験として、多くの企業・自治体でも評価されています。
試験は1級・2級・3級に分かれており、・3級では:基本的な関数、グラフ作成、並べ替え・抽出の操作・2級では:データ分析、関数の組み合わせ活用、集計処理などの実務的スキルが求められます。
資格取得のメリット
CS試験の合格には、以下のようなメリットがあります:
就職・再就職時にアピール可能:事務職・営業職・販売管理など、多くの職種で活用できるスキルを証明。
実務に直結した能力が身につく:Excelの理解が深まり、日常業務の効率化にもつながります。
学習の成果が「資格」として形に残る:パソコン初心者の方でも、段階的に学べば合格が目指せる内容です。
合否は1か月後、次は「Webクリエイター能力認定試験」へ!
合否通知は1か月ほど先となりますが、受験者全員の努力を講師一同、誇りに思っています。結果を待つ時間も、次の目標に向けた大切なステップです。
そして次は、今回の訓練生たちにとっての最終課題——「Webクリエイター能力認定試験」が待っています。
この試験では、・HTML・CSSの知識・Webデザインの構成力・ユーザビリティやアクセシビリティへの配慮など、Webサイト制作に必要な幅広い知識と技術が問われます。まさに、6か月間の訓練の集大成となる試験です。
受験までは約1か月。合格に向けて、引き続き一人ひとりを丁寧にサポートしてまいります。
RPAやIT資格にご興味のある方へ
もし、コンピュータサービス技能評価試験やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)にご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
当社では、初心者の方でも安心して学べるよう、
基礎から段階的に学べるカリキュラム
丁寧でわかりやすい授業
試験対策に強い教材と指導
をご用意しています。
「パソコンが苦手」「ブランクがある」という方でも、無理なく学び始められる環境を整えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後も訓練の様子や受講生の活躍を随時発信してまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 [...]
2025年3月27日🌸ご入学おめでとうございます!🎉 🌸こどもプログラミング教室に通っていたました鎌田様が、この春から中学生になりました! ✨ご入学、おめでとうございます!
Scratchマスコット
mBot
ジュニア・プログラミング
鎌田様は2021年4月からの4年間、Scratchを使ったプログラミングや、光センサーを活用したロボット制御を学び、「ジュニア・プログラミング検定Scratch部門」では見事4階級合格!
さらに、RPAの授業にも挑戦し、Webページからデータを取得してExcelに転記するプログラムなど、自動化の技術も習得しました。
このたび、中学校での部活動に専念するため、教室を卒業されることになりましたが、学んだ知識や経験を踏まえて、これからも幅広く挑戦してくださいね!
鎌田様のこれからの活躍を、心より応援しています! [...]
2023年8月10日近年、話題となっているSDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))。EC市場においても各企業がSDGsの目標達成に向けた取り込みを行っています。SDGsに取り組むことは企業姿勢だけではなく、新たなビジネスチャンスとして捉えられています。EC事業者におけるSDGsの目標達成の取り組み例をご紹介します。
SDGsとは
SDGs(エスディージーズ)とはSustainable Development Goalsの略で、日本語では「持続可能な開発目標」と呼ばれています。SDGsは、2015年9月の国連総会で採択された国際目標です。2030年までに達成すべき目標として17のグローバル目標を掲げ、具体的な成果を出すために169のターゲット(達成基準)と232の指標が行動指針として示されています。
Sustainable(サステナブル)とはSustainableは日本人にはちょっとなじみが薄い言葉ですね。Sustainable Developmentという言葉は、17の目標に向かう努力(開発)を途中でやめない(サステナブル)と勘違いしそうですが、それは違います。地球環境を壊さず、資源を使い過ぎず、貧困や飢餓もなく、美しい地球でずっと暮らせる持続可能な発展というものです。
SDGsの17のグローバル目標
EC市場におけるSDGsの取り組み例紹介
SDGsの目標達成のためのグローバル、日本国内においての取り組み例をご紹介します。
Hello Fresh(アメリカ)Hello Fresh はアメリカにおいてミールキットのお届けを行うEC事業者です。 無駄のない、無駄の少ないサプライチェーンを目指し、世界の主要な食品小売業者と比較し食品廃棄を66%削減しています。食品廃棄を削減するために顧客の需要予測をを行うことで、過剰生産を抑え、売れ残り・廃棄を抑制しています。
LARQ(アメリカ)LARQは自動でクリーニングを行うウォーターボトルの製造・販売を行っている会社です。既存の使い捨てプラスチック製品を避けることで環境に貢献をしています。また、収益の1%を地球環境維持のために寄付しています。 ちなみにLARQの製品は日本でもAmazonで購入することが可能です。
楽天(日本)楽天ではSDGsへの貢献を目指して持続可能な消費を提案する 「EARTH MALL with Rakuten」を運営しています。各種国際認証や環境・社会的配慮をされた商品を紹介しています。また、キュレーターによる商品紹介などを行っています。
SDGsはビジネスチャンスとなり得るのか?
SDGsはEC事業者にとって新たなビジネスチャンスとなるのか、「消費者意識の変化」と「市場規模」の視点で考えてみます。
消費者意識の変化SDGsに関する情報は日々、インターネットやテレビ、雑誌などでも発信されており、消費者の環境に対する意識は高まっています。これからの時代、商品を購入する際には、値段やサービス以外に、「環境への配慮」「企業姿勢」など企業に共感できるかどうかが重要なポイントになってきます。
市場規模SDGs全体に関する市場規模は2017年に開催された世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で、12兆ドル(約2,160兆円)の新たな市場機会を生み出すと試算されました。これは全世界規模、様々な産業領域における試算であるためとても大きな数字であるとしても、近年、日本国内マーケットにおいてもフードロス削減ECサイトやサステナブルな商品を扱うECサイトが増えていることは、ここにビジネスチャンスがあることの証明であると考えられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 SDGsとEC市場について事例と合わせてご紹介しました。SDGsは社会貢献ではなく、企業の事業活動を伸ばす取り組みとして今後益々注目されると考えられます。今後のEC事業戦略においては欠かせない要素となります。SDGsの目標達成に向けたECサイトのリニューアル、新しいビジネスチャンスと捉えて新しいEC事業を立ち上げを検討されている方は少なくないと思います。
当社は、パソコン教室を運営しております。・パソコンの操作・ネットショップ開設方法・こどもプログラミング教室(Scratch)(ロボット)・Webサイト作成・MicrosoftOffice系の操作是非ご相談ください。 株式会社ふれんどeメール:info@furendo-j.co.jp電話:095-894-4433住所:長崎市松山町4-48囲ビル2F [...]
2023年7月27日バズるとは、主にSNSで急激に注目され、多くの人に拡散されることです。口コミで拡散するため、広告宣伝費がかからない上に、高いエンゲージメントを期待することができるのが、バズるメリットです。どのようなものがバズるかというと、新しいニュースがバズることもあれば、それまであまり注目されていなかった話題が面白い切り口で紹介されバズることもあり、バズる話題は様々です。バズる内容もさることながら、バズるきっかけも様々です。テレビなどマス媒体がきっかけでバズることもあれば、影響力のあるインフルエンサーがSNSで取り上げることでバズることもありますし、コンテンツの内容が面白く自然と拡散されバズることもあります。これをやれば必ずバズるというものはないため、多くのクリエイターやマーケターはどうすればバズるのか頭を悩ませています。そんな「バズる」についてご紹介していきます。
バズるの意味
バズるとは、インターネットやSNSなどを介し、急激に、消費者の口コミで話題が拡散し注目が集まることを意味する言葉です。英語のbuzzが語源となっており、簡単に言い換えるならば「バズる」=「SNSで話題になる」とも言えます。SNS登場以前は、多くの人の注目を集めるにはテレビや雑誌などのマス向けの媒体を利用することが主流でしたが、SNS登場後はいわゆる口コミきっかけで多くの人の注目を集めることができるようになりました。Twitterでバズった、Instagramでバズった、TikTokでバズったなど、バズとSNSは切っても切り離せない関係にあります。SNS上で多くのいいね!やリツイートをされることで、多くの人の注目を集め話題になることで、バズっていきます。
バズるの語源バズるの語源は、英語のbuzzに由来しています。Buzzは、ハチなどがブンブン飛び回る様子のことで、1つの話題に多くの人が集まり騒いでいる状況が、まるでハチが群がってブンブンしているようなので、バズると言われるようになりました。語源の通りの意味合いでbuzzを英語の文章で使うならば、Bees are buzzing around the flowers.(ハチたちが花の周りをブンブンと飛び回っている)
のような使い方となります。そうした背景から生まれた言葉なので、ずっと注目を集めている状態というより、急にブンブンし始めた状態をバズると表現することが多いかもしれません。英語で日本のカタカナ英語「バズる」を表現するならば、➤make a buzz(話題にする)➤create a buzz(話題を生む)➤go viral(バイラルに広がる)のような言い回しがあるようです。3つ目のviral(バイラル=「ウイルス性の〜」)については、後ほど解説致します。
バズるメリットバズるメリットは、広告宣伝費をかけずに多くの人の注目を集めることができることです。また、口コミで広まった情報は、広告などの媒体から発信された情報と比較し、ユーザーの信頼を得やすいので、企業イメージの向上や購買などのアクションにつながりやすいことも期待できます。個人としては多くの人に共感してもらえる喜びを味わうことができますし、バズった内容をきっかけにつながりが増えることで交友関係が増え、思わぬ良いことがあるかもしれません。
どこからがバズった?急激に口コミ経由で注目を集めるのがバズ、ですが、明確にこれくらい急に、これくらい多く注目されるとバズ、といった定義は全くありません。個人のレベルでは通常10いいね!くらいしか普段つかないものが、数百のいいね!を集めたらそれはバズったと言えますし、日々の仕事の悩みをまとめたブログがSNSで共感を呼び1日で数十万PVを集めた、という場合もバズったと言えます。ですので、「急に通常の何十倍も注目された」くらいからバズったと言われることが多いと思います。いつも500いいね!くらいなので、たまたま1,000いいね!くらいだと、普段よりは伸びているけど、バズったとまでは、みたいな、それくらいの感覚でしょう。ただし、バズマーケティングとして狙ってバズを取りに行く場合は、これくらいはリツイートされたい、PVを集めたいなど、もともとの期待値や目標があるはずです。その場合はその期待や目標を達成できたかどうかが、バズったかどうかの基準になるでしょう。
バズマーケティングとはバズるをこと狙って情報を発信するマーケティング手法です。SNSの拡散力を武器に口コミで広めることで、自社の商品やブランドの認知を広げ、販売拡大を目指す方法で、似た考えのバイラルマーケティングがあります。
UGCとの違いUGCとはUser Generated Contentsの略で、ユーザー生成コンテンツのことです。一般消費者がつくるコンテンツのことで、商品のレビューやSNSへの投稿を指します。SNS上でバズるには自社の商品やサービスがSNS上で広く投稿される必要があり、その投稿はUGCということができます。UGCは文脈的に「ユーザーのコンテンツの二次利用」という側面があり、キャンペーンの盛り上がりを表現したり、商品の信頼性を高めるために利用されます。一方この記事でご紹介する「バズ」は商品紹介に限らず、また二次利用というよりその盛り上がりと認知拡大そのものを期待するものなので、同じSNS投稿を扱うマーケティングですが、UGCとはニュアンスが異なります。
バズった事例
【やすもと醤油】1日でフォロワー40人から4万人へ
2020年8月26日、島根のしょうゆ会社の投稿が突然バズりました。企業アカウントではあるものの、中の人の顔が見えるようなほのぼのとした投稿が共感を呼び、1日でフォロワーが40人から4万人となんと1,000倍になりました。まさにバズった投稿となっています。地方であること、プロの仕事じゃないこと、優しくやほのぼのとした感じが作っているしょうゆのイメージとマッチしていますよね。計算を感じないのでスッと抵抗なく乗っかることができます。思わず一度使ってみたいと思ってしまうような、とても高いブランディング効果を得ることができた事例です。
【ココアシガレット】有名歌手の投稿から話題に2019年、人気歌手のあいみょんが、自身のインスタグラムに投稿したことがきっかけに駄菓子の「ココアシガレット」の人気が再燃しました。この投稿には本記事執筆時点で16万いいね!がついており、大きな宣伝効果となったことが伺い知れます。このように大きな影響力を持つインフルエンサーに取り上げられることによって突然バズることもあります。
【日本マクドナルド】総再生回数2億回以上2019年に日本マクドナルドがtiktokで仕掛けた「ティロリチューン」というキャンペーンがあります。特に商品宣伝があるわけではなく、公式アカウントが用意した音源(ポテトの揚がるティロリ ティロリを使った音源)を利用して、ユーザーはそれをBGMに踊ったり思い思いの動画を投稿するといったものです。本記事執筆時点で、「#ティロリチューン」とついた投稿の総再生回数はなんと2億回以上。2億回以上マクドナルドを想起させるBGMが流れた、多くのユーザーが面白がって動画を作ったということを考えると、これは費用をかけたプロモーションではありますが、大きな効果があったと考えられます。
バズるための法則
面白くもなければ、新しくもない、共感もあまりできない情報をバズらせるのは不可能です。お金を使えば広告で多くの人の目に触れさせることはできますが、そんな情報の拡散に広告予算を使っても仕方がないですし、ステマはバレるとブランドイメージを損ないます。狙ってバズを量産することは難しいのですが、バズるために必要な要素やルールを意識することで、面白く、新しい、共感できるコンテンツを作ることにつながります。そんなバズる法則についてご紹介していきます。
新しい情報である「Appleが、インターネットとつながる携帯電話を発売した」というニュースを今バズらせるのは不可能です。なぜなら、みんな知っている古い情報だからです。注目を集め、更に広めたいと思ってもらうにはその情報が新しい必要があります。しかしこの新しい情報というのは、過去の存在しなかった情報というわけではありません。「今新しい情報」であればよいのです。例えば、ブームは繰り返しますので、「○○が今誰それに注目」や「今の時代にぴったりの○○」といった切り取りかたで、情報に新しさを加えることができます。流行りの時事ネタやトレンドに絡めることで、情報を新しくし、人々の目に止まりやすいようにしましょう。
ギャップや意外性がある「スマホを見すぎると目が悪くなる」という情報は無価値ではありませんが、何の驚きもありません。「長時間スマホを見ても視力が落ちない人の特徴」という方が関心を集めることができます。これはユーザーの知っている情報とのギャップがあるからで、こうしたギャップや意外性がある情報があると興味を持って、中身を知りたくなります。犬と猿が仲良くしている様子、というのはもはや新しくはありませんが、一見あり得なさそうなギャップがあると、思わず拡散したくなります。
みんなが興味のある、わかりやすい話題「私のBluetoothイヤホンとPCのペアリングが最近うまくいかない」という話は、共感してくれる人はいるかもしれませんが、私に興味がない人にとってはどうでもいい話で、その内容がとんでもなく面白く、とても実用的でない限りバズることはありません。ですが、「リモートワークのマーケターあるある」という切り取り方ができるなら、バズる可能性があります。この話題の場合、興味を持つのはマーケターになりますが、共感しやすい情報のため、つい読んだり、拡散したくなるのです。誰も興味がない、専門的な話題でバズるのは無理です。ノーベル賞級の論文はバズりません。誰もが共感しやすい情報である必要があります。
賛否両論が出やすい話題である「お金はないよりはある程度はあった方がいい」という考えに共感できる人は多いと思いますが、面白くもなんともありませんし、わざわざ議論の輪にも入る気も起きず、つまり当事者になる気が起きないので拡散することもありません。「朝ごはんは食べない方が良い」かどうかはわかりませんが、昔から朝ごはんはしっかり食べた方が良いと言われてきた人の方がおそらく多いと思いますので、こうした話題は是非が分かれると思われます。その情報を見た人自身が当事者となり、その出来事に対しての自分の考え方を表明するために拡散するというバズリ方があります。「私は何派!」と言いたくなるような仕掛けがあると、拡散しやすい、バズりやすい話題と言えます。
広告色がない(薄い)「夏季限定エアコン30%OFF!最短1週間で工事!」はとても魅力的なオファーですが、わざわざ拡散する気にはなりません。なぜならいかにも広告という感じで、面白くないからです。ですが「エアコンでキンキンに冷やすと、南極の氷が溶けていき、白熊の親子が引き離される」動画は、もしかしたらバズるかもしれません。結果、省エネ性能が優れ、人感センサーがあることで冷やしすぎないエアコンが売れる、もしくはそのメーカーのブランドイメージが向上することはあるかもしれません。いわゆる具体的な購入につなげるハードセルはバズりづらく、広告色をできるだけ出さないソフトセルの方がバズりやすいと言えます。
かわいい「おじさん」は見方によってはかわいい切り取り方ができるかもしれませんが、「子猫」の方がだいたいの場合かわいいです。かわいいものとそうでないものがあるならば、かわいい方がバズります。小手先でかわいい見せ方にする、という方法が必ずしも悪い訳ではないですが、多くの場合うまく行かないどころか逆効果になりがちなので、できたものをかわいくするというより、かわいいものを作る、かわいいものを見つけるという発想が重要です。
下心を見せない(もしくは下心を持たない)企業の見え透いた戦略にユーザーは敏感です。トレンドは大好きですが、踊らされたくなく、自分で情報を選択したいと思っています。計算でバズろうと考えている場合、得たい結果が必ずあるので、その結果を得るために適した表現や手法を論理的に考えます。ですが、そうした順番で考えられた企画は「好きになってほしい」「買って欲しい」というこちらの思惑が色濃く出てしまいます。そういった思惑がユーザーに伝わってしまうと、途端に冷めてしまい、とてもシェアする気にはなりません。ですので、そういった下心を感じさせないように多くの工夫を凝らすか、もしくは一切の下心を捨て、偶然のバズりを待ち、真摯にユーザーとコミュニケーションを取り続けましょう。
つい応援したくなる「誰の何の助けもいらない男」の話よりも「体格が恵まれているわけではないが、血の滲む努力でなんとか決勝までたどり着いた、母思いの中学生」の話の方が、読みたくなりますし、シェアしたくなります。なぜなら後者の方が応援したくなるからです。先述の通り、この物語を計算で作り、演出していることがユーザーに伝わってしまうとどうにもなりません。それであれば素直に「応援してもらえる物語を作りたいが作れない自分の悩み」のほうが、共感を呼び、応援してもらえるでしょう。
バズるために必要なこと
バズるには、ここまでご紹介したようなバズるためのコンテンツが必要ですが、そのコンテンツが手帳に書かれたままではバズりません。バズるために必要な施策についてご紹介していきます。
Web上にコンテンツを公開するバズるにはスマホからその情報に簡単にアクセスできる必要があります。バズるコンテンツは自社のWEBページの場合もあれば、後述するバイラルメディアやキュレーションメディアに掲載された自社の情報の場合もあれば、自社のSNSアカウントからの投稿の場合もあれば、誰かの投稿の場合もあります。いずれの場合も、スマホから簡単にアクセスできることが共通点です。瞬間的に興味を引けても、会員登録が必要などその情報にアクセスする手段が煩雑であればバズることはできません。
SNSのシェアボタンを用意するバズるにはSNSでの拡散が欠かせません。つまり、誰かの手によって自社のコンテンツがどうにかしてSNS上に乗る必要があります。もしキャンペーン用のランディングページがあるならば、興味を持ったユーザーはそのURLをSNSでシェアしようとするでしょう。そのアクションを少しでも助けるために、Facebookやtwitterなどのシェアボタンをおいておくとよいでしょう。劇的に使われるかというと、そうでもないかもしれませんが、シェアしてもらうことが狙いのキャンペーンであれば、シェアする動機と一緒に方法を提供しましょう。
目を引くサムネイルを用意する(OGPタグを整備する)SNSに投稿されシェアされたURLは、SNSの機能によって、以下のような画像とタイトルと説明文のサマリが生成されます。これらは、URLの遷移先ページにOGPタグ(Open Graph Protocol)というものが記述されている場合、その情報を参照し生成されます。OGPタグの記述がない場合、ページ内容からSNS側が自動的にこの内容を選定します。そして、その自動的に選ばれた内容がこちらの意図ということが起こりえます。このOGPタグを記述していないがために、コピーライターが考え抜いたコピーやデザイナーが作成した素晴らしいクリエイティブが、SNS上でシェアされるときに表示されないとなると目も当てられません。バズを計算で生み出せるかは別問題ですが、少なくとも考え抜いた企画が正しく伝わるように設定しましょう。
SNSを取り巻く現状と特徴
SNSの誕生とともに、「バズる」という現象は生まれました。このSNSという感情や情報を共有できるサービスが登場することによって、これまでのような一方的な情報発信ではなくシェアする文化が定着し、バズるようになったのです。バズとSNSは切っても切り離せません。そんなSNSを取り巻く現状についてご紹介していきます。
Facebook国内月間アクティブユーザー数:2,600万人(2019年4月)月間アクティブ率:56.1%(2015年6月)ユーザーの高齢化?が進んでいる印象がありますが、一方で他のSNSと比較しビジネス感やオフィシャル感が強い印象もあります。若年層との気軽なコミュニケーション、というとTwitterやInstagramなど他のSNSの方が適しているようにも感じますが、Facebookページなど投稿以外の情報発信に必要な機能が充実しているため、信頼感を与えやすい特徴があります。
Instagram国内月間アクティブユーザー数:3,300万人(2019年3月)月間アクティブ率:84.7%(2015年6月)写真の共有だけで投稿できる手軽さがあるSNSです。有名人などのインフルエンサーの投稿する写真が見たくてフォローする、という使い方のユーザーも多いのではないでしょうか。写真中心のコミュニケーションとなるので、アパレルなどのブランドと親和性が高いSNSと言えます。高品質なクリエイティブを投稿することで、ブランドイメージを高めることもできます。ですが、作り込んだプロ感のあるものがバズるかというと、決してそうではありません。キレイな広告を見て素敵と思うことはあっても、共感して広めようとはあまり思わないからです。ですので、オフィシャル感のある投稿と共感してもらえる空気感のある投稿を分けて考えることが運用のポイントです。
Twitter国内月間アクティブユーザー数:4,500万人(2017年10月)月間アクティブ率:70.2%(2015年6月)有名人など本名で運用しているアカウントもありますが、Facebookと比べると匿名(ニックネーム)で利用しているユーザーが多く、その分気軽に利用されています。また、リツイート機能があることで、あまり深く考えず拡散をすることができます。そのため、瞬間的におもしろいと思ってもらえたり、共感できるものがどんどん拡散されていきます。FacebookやInstagramと比べるとテキスト中心のコミュニケーションとなるので、いかにパッと見ておもしろいと思ってもらえる文章にするかが運用のポイントです。また短文のコミュニケーションのため、前後の文脈を伝えるのが難しいという側面があるので、誤解を与えないかどうかも投稿する際には気をつける必要があります。
TikTok国内月間アクティブユーザー数:950万人(2019年2月)短い動画を投稿することができるSNSで、動画加工の機能や多彩なBGMがあることでかんたんにおもしろい動画を作れることで流行しています。中毒性がある、といっていいくらい思わず時間を忘れていろいろ見てしまうUIが特徴で、ユーザーが好きな動画を学習し次々と動画が表示されてきます。他のSNSと比べても「おもしろさ」が求められているSNSという印象があり、思わずクスッと笑ってしまうような動画や思わず真似してみたくなる動画が流行する傾向にあります。先程ご紹介したマクドナルドの事例のように、企業としては自社のTikTokアカウントで自作の動画を投稿するというより、遊んでもらえる素材を提供してバズるといった方がイメージしやすいかもしれません。
SNS以外のバズるチャネル
バズる現象は主にSNS上で起きますが、SNS以外にもバズるチャネルは存在します。後述するキュレーションメディアというものもその1つです。そもそもでいうとSNSの定義自体が登場以降あやふやになってきているところはありますが、コンテンツが集まる仕組みがあり、拡散する仕組みがあればSNSでなくともバズっていきます。いくつかそういったチャネルについてご紹介していきたいと思います。
YouTube世界最大の動画共有プラットフォームです。YouTubeによると20億人以上のユーザーが存在しており、これは全世界のインターネット人口の約3分の1にあたる数だそうです。また1 日あたりの動画視聴時間は 10 億時間を超えており、視聴回数は数十億回にのぼるそうです。YouTubeはコメント機能を備えており、コメントが許可されている動画ではユーザーが感想を投稿したり、高評価ボタンや低評価ボタンを押すことで動画を評価することができるようになっています。YouTubeも視聴者の好みを学習し、次々とおすすめの動画をレコメンドするアルゴリズムが実装されています。こうしたレコメンドで表示されたりすることで、投稿した動画がバズっていく仕組みがあります。また基本的に無料で視聴できるため、他のSNSとの相性もよく、YouTubeの動画のリンクがついた投稿がバズり、結果動画再生が増えるということもあります。
はてなブックマークはてなブックマークは、株式会社はてなが運営するブックマーク保存サービス(ソーシャルブックマークサービス)です。オンライン上にブックマークを保存・公開することができ、どのページがどれくらいのユーザーからブックマークされているかをプラットフォーム上で確認することができます。多くのユーザーがブックマークしているサイトは、さらに他のユーザーの関心を集め、どんどん見られていくというようなバズるための仕組みが用意されています。どの記事が人気かを見るという点においてユーザーの体験としてはキュレーションサイトと似ているかもしれませんが、自分の気になっているページを保存できるというという機能があることが異なる点です。「広めたい」というきっかけというより「なんか気になる」でブックマークされたものがどんどん広まっていく仕掛けになっているので、新しい尖った話題というよりみんなが気になる話題がさらに多くの注目を集めるような印象があります。
本当にバズらないとならないのか
ここまでバズるメリットやバズるために必要な考え方についてご紹介していきましたが、そもそも本当に「バズ」を狙うべきなのでしょうか。確かにバズると多くのユーザーの目に止まり、認知してもらい、共感してくれることが期待できます。ですが多くのバズりは水物で、すぐ飽きられ忘れ去られてしまいます。瞬間的に10万いいね!が集まったとして、それがビジネスの目的や会社のビジョンの実現にどれくらい影響があるのでしょうか。後述するバイラルメディアやキュレーションメディアのような、メディア事業を行っている場合、PVやセッション数が広告料収入に大きく影響するのでバズると直接的なビジネスへの影響があると考えられます。またBtoCのビジネスにおいてもバズリは瞬間的な売上増に直結することが期待できます。ですが、「その瞬間だけ売上が上がればよいのか?」と問うならば、継続的な成長を前提としているはずです。そして、「継続的な成長を維持するためにバズコンテンツを発信し続けられるか」というと、そんな難しいことはできるものではありません。継続的な顧客との関係の構築においてバズはきっかけに過ぎず、その先のコミュニケーションの確立こそが重要となります。BtoBのビジネスにおいては、BtoCと比較しそもそもバズることが難しいのですが、もし働き方やビジョンに共感してもらうきっかけとなるのであれば、思いがけぬ採用への効果があるかもしれません。10万いいね!の獲得が大きくビジネスに影響を与えるかというと、多くの場合はそうではないかもしれません。大量の在庫をさばくきっかけになったり、取引先との会話のネタになるなどの効果はありますが、BtoCのビジネスと同様バズりがビジネスの継続的な成長を支えてくれるわけではありません。では、バズは無意味なのでしょうか。そんなことはありません。バズは他の打ち手と同様に万能ではないだけです。瞬間的に認知を取る必要があるのであれば、どうにかしてバズらせる方法を検討する必要があります。ですが、それ以外の場合、結果的にバズってラッキーということもあると思いますが、バズにこだわらず課題解決に最も適した手段、打ち手を検討することが重要です。「バズる」ということに振り回されすぎる必要はありません。「バズらせて欲しい」という気軽なお願いは冷静に処理し、あくまでバズリは目的達成のための一手段と線引を行うとよいでしょう。「バズればなんでもいい」と手段が目的化してしまった例として、炎上商法があります。バズると炎上の違いについてご紹介していきます。
バズると炎上するの違い
バズると似た現象として炎上があります。炎上とは、人々がその話題に対してネガティブな印象を抱いた結果、急激に注目を集め、SNS上でネガティブなコメントやリアクションが大量に集まることです。注目を集め、拡散されるという点においてはバズると共通していますが、ネガティブな現象であることが大きな違いです。炎上のきっかけは、誰もがおかしいと思う犯罪のような内容がきっかけだったり、マナー違反や倫理的に違和感を覚えるような内容がきっかけだったり、あるいは全くその意図はなくても誰かを傷つけてしまうような内容が含まれていることがきっかけだったり、様々なパターンがあります。共感を得ることで、SNSでバズることができるようになった一方、このようにスキャンダラスでネガティブなものも急速に拡散され、炎上するようになりました。炎上してしまうと、企業であればブランド価値を大きく毀損することになってしまいますし、個人としても信用を失ってしまいます。それだけでなく、多くの人から批判的な言葉を浴びせられることで、精神の健康を害してしまうこともあります。このようにマーケターとしては、基本的に炎上は避けたいものです。意図的に炎上する話題を投稿することで、注目を集め、結果的に収益につなげる手法もあります。これは炎上商法と呼ばれます。炎上商法の例として、迷惑系youtuberなどと呼ばれる動画投稿者が挙げられます。彼らは、批判を集める動画を投稿しわざと炎上し、結果増えた再生回数で収益を上げます。媒体側も広告主もそのような内容のコンテンツで広告を表示されても逆効果なので、収益にはつながらないような仕組みを用意しています。しかし、フォロワーを増やす、注目を集め承認欲求を満たすなど、直接的に金銭に絡まない動機でわざと炎上するケースもありますので、わざと炎上することはなくならないでしょう。マーケターとしては、いかに注目を集めるかに集中しすぎるあまり、炎上しかねないリスクを含んだコンテンツになっていないか、注意する必要があります。
バイラルメディアとは
バズるパターンには大きく2種類あります。SNSに投稿された内容そのものがバズるパターンと、Web上のコンテンツがSNSを介してバズるパターンです。そして、思わずSNSで拡散したくなるような記事やコンテンツを紹介しているメディアがバイラルメディアです。バイラル(Viral)とは「ウイルス性」という意味です。まるでウイルスのように話題が広まることを狙ったメディアがバイラルメディアで、主にfacebookやTwitterなど拡散力のあるSNSでバズることを目指しています。バイラルメディアは自社サイトに表示される広告が収益の源なので、話題を集めそうな記事がSNS上でバズることで大量のトラフィックを獲得し、収益化する、といったビジネス構造になっています。こうしたバイラルメディアは国内にもたくさんあります。バイラルメディアに複数取り上げられるような話題は、バズりやすい話題と言えます。
バズマーケティングとバイラルマーケティングの違いバズマーケティングと似た手法としてバイラルマーケティングがあります。バイラルマーケティングの意味合いとしては、こうしたバイラルメディアに取り上げられるための手法というよりはもう少し広義で、自社コンテンツをバイラルに広めるための手法を指しています。バズマーケティングとバイラルマーケティングの違いは、実はそこまで明確ではありません。人によっては、バズマーケは流入増を狙ったもの、バイラルマーケはユーザー獲得を狙ったもの、という考えだったり、より短期的なものがバズだ、という考えだったり、様々です。共通していることは、口コミの力で拡散されていることを狙った手法であるということです。
キュレーションメディアとバイラルメディアの違いバイラルメディアは話題ごとにカテゴリが分けられているだけでなく、メディアによっては専門とする内容を決めているものもあります。動物の話題を扱ったバイラルメディアもあれば、スポーツに特化したものもあります。そして、バイラルメディアのように特定の情報が多数掲載されているメディアとして、キュレーションメディアがあります。キュレーションメディアのキュレーション(Curation)とは、情報などを特定のテーマに沿って集めることです。もともと美術館や博物館で展示品の収集・管理をする職業の人を「キュレーター(学芸員)」と呼んでいました。そこから転じて、Web上の情報を収集し、カテゴリごとにまとめたメディアのことをキュレーションメディア(キュレーションサイト)と呼ぶようになりました。バイラルメディアは自社の記事である一方、キュレーションメディアはそうした記事の集合体です。ですので、見出しとサムネイルだけ表示されていて、クリックすると情報元のサイトに遷移するというシンプルなキュレーションメディアもあります。SmartNewsやGunosyなどのニュースアプリがそれにあたります。一方Yahoo!ニュースのように提携先サイトから記事内容の提供を受けているキュレーションサイトもあります。こうしたキュレーションメディアも多数のユーザーを抱えているため、キュレーションメディアで紹介されたことをきっかけにバズることもあります。ですので、バイラルメディアと同様にキュレーションメディアにも取り上げられることをマーケターは目指すべきでしょう。
バイラルメディアの注意点すべてではありませんが、バイラルメディアでは拡散してもらいやすくするために、「おもしろおかしく」情報を加工されがちです。著作権などが侵害されておらず、また行き過ぎた表現がない以上、自由に表現されて問題ないと言えばないのですが、担当者としてはあまり好ましくない取り上げられ方をすることもあります。こちらが望んだようには扱ってもらえないこと自体はバイラルメディアに限らず、あらゆる口コミでも同じことが言えるのですが、バイラルメディアでは拡散を狙うあまり表現が行き過ぎてしまっている場合もあるので、注意が必要です。
インフルエンサーを活用する
バズるは口コミ経由で拡散することになりますが、多数のフォロワーを擁するユーザーに拡散されることで、そのスピードを早めることができます。多くのフォロワーを持つインフルエンサーを活用した情報拡散は、特にBtoCのビジネスにおいて広く活用されている手法でインフルエンサーマーケティングと呼ばれます。インフルエンサーマーケティングでは、偶然インフルエンサーが自社の情報を拡散してくれることを待つのではなく、接触したり、直接依頼するなどして、情報の拡散を進めていく手法です。注意点としては、その依頼に対しての投稿の場合、広告としてわかるようにした上で情報を拡散して貰う必要があることです。そうでない場合、いわゆるステルスマーケティングになってしまうからです。ステルスマーケティングのデメリットは、それがステマだとわかったとき、ブランドイメージを損なってしまうことです。PR等を表記することで、口コミの効果が薄れるのは間違いありませんが、ユーザーに対して不誠実だと結局長く生き残るブランドにはなれませんので、ステマの手法は避けるべきでしょう。
インフルエンサーの種類と依頼方法インフルエンサーに接触するには、SNSで直接連絡する方法とインフルエンサーマーケティングを支援する会社に依頼する方法の2つの方法があります。インフルエンサーと一口にいっても、数百万人のフォロワーがいるインフルエンサーもいれば、1万人前後のインフルエンサーもいます。多ければ多いほどよい面もありますが、そうでない面もあります。
トップインフルエンサーフォロワー100万人レベルのとても有名なインフルエンサーです。フォロワー数がとても多いので、多くのユーザーにリーチしたい場合、依頼することが有効です。ただし、リーチ力が強い一方、フォロワーと密に繋がっているわけではないので、エンゲージメント率やコンバージョン率は低いと言われています。こうした超有名人には直接依頼することは難しいので、広告代理店または所属事務所を通じて依頼をすることになります。
ミドルインフルエンサーフォロワー10万人レベルのインフルエンサーです。リーチ力や拡散力は高いのですが、トップインフルエンサーと同様、フォロワーとの繋がりが弱い分エンゲージメントやコンバージョンにおいては弱いと言えます。ミドルインフルエンサーに依頼するには、これも直接依頼するか、ミドルインフルエンサーを抱えているインフルエンサーマーケティング支援企業に依頼することになります。
マイクロインフルエンサーフォロワー1万人レベルのインフルエンサーです。トップインフルエンサーやミドルインフルエンサーと比べると、リーチ力や拡散力は低いのですが、その分フォロワーとの距離が近いのでエンゲージメント率やコンバージョン率が高まります。マイクロインフルエンサーには直接依頼するという方法も取れますが、複数のマイクロインフルエンサーに個別に依頼するとなるととても手間がかかります。ですので、インフルエンサーマーケティング支援企業に依頼することになるでしょう。
ナノインフルエンサーフォロワー数1万人以下レベルのインフルエンサーです。フォロワーが少ないため広くリーチさせることは難しいのですが、その反面最もフォロワーとの距離が近いため、高いコンバージョン率を期待することができます。たくさんのナノインフルエンサーに個別に依頼するのはマイクロインフルエンサーよりも大変です。やはりインフルエンサーマーケティング支援企業に依頼すると効率的です。社内インフルエンサー(エンプロイーインフルエンサー)を活用する。ここまでご紹介したインフルエンサーは社外のインフルエンサーでしたが、社内に影響力を持つ社員がいる場合、活用しない手はありません。もちろん、本人の同意は必要ですが。いわゆる企業アカウントで情報を発信することも重要ではあるのですが、社内インフルエンサーの場合、中の人の顔が見えている分、生の声として情報が届きやすい特徴があります。自分が関わった仕事を、熱意を持って届けることで、広く拡散しポジティブなリアクションを得ることが期待できます。こうした取り組みはアパレル業界では広まっており、ショップの店員さんがコーディネートを投稿するというのはもはや当たり前になってきています。一方的な情報ではなく、温度感のある身近なコミュニケーションがユーザーの心に届くようになっているため、今後も社内インフルエンサーの活用は進んでいくでしょう。
いかがでしたでしょうか。マーケターとしては、広告宣伝費も抑えられる上、口コミによる高いエンゲージメントが期待できるバズり。狙って起こせるものではありませんが、バズる要素を押さえることは、ユーザーの関心を引くことに直結しているので、あらゆるキャンペーンを検討する際に「どうやったらバズるか」と念頭に置くと良いのかもしれません。「バズ」は急速に広まる一方、去っていくのも早いです。一時的なバズりを生むというより、ユーザーに関心を持ってもらうためのコミュニケーションを考え抜いて実施していく中で、中にはバズるものが生まれ、バズらないまでも良い効果のキャンペーンが生まれていく、という循環ができるとよいですね。
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2023年7月20日Googleなどの検索結果上位に自社サイトを表示させるために行う「SEO対策」は、ECサイト運営において必須の戦略です。この記事ではECサイトにおけるSEO対策で特に注意すべきポイントや対策方法を紹介します。
なぜECサイトでSEO対策が重要になるのか
SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとったもので、「検索エンジン最適化」を意味します。これは、Googleなどの検索エンジンに対してWebページの内容や価値を理解してもらえるように「最適化」し、検索時にサイトを上位表示させる技術を指しています。ECサイトでもSEO対策が叫ばれるようになったのは、ECサイトの市場規模が大きくなり、ECサイトの総数も増え続けていることが背景にあります。経済産業省が2020年7月に公表した2019年度「電子商取引に関する市場調査」によると、個人向けに販売を行う国内のB2C(BtoC)型のEC市場の規模は2019年時点で19兆3609億円となっており、前年2018年の17兆9845億円から7.65%の伸びを見せています。つまり、ECサイトは今後もさらに競合他社との差別化を図っていく必要があります。検索上位に挙がるECサイトであれば訪問者数も多く、検索下位の競合他社に比べ、より多くのユーザーに商品を購入してもらえる機会を得ることになるのです。
ECサイトのSEO対策で重要な5つのポイント
ECサイトのSEOを強化したいけれども、具体的にどのような施策を行えばよいか分からない方もいるのではないでしょうか。ECサイトのSEO対策では、以下の5つのポイントを押さえておくことが重要です。◇キーワード選定◇内部対策◇コンテンツマーケティング◇被リンク対策◇導線設計
SEO対策は地道で手間がかかる作業ですが、上記の施策を単一ではなく組み合わせて実施することで、ECサイトのSEOを強化することができます。同時に実施するのではなく、「まずはキーワード選定から」というように、施策ごとに切り分けを行って集中的に取り組むことで、効率良くスムーズにSEO対策を進めることができるのでおすすめです。上記5つのポイントについて1つずつ詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
キーワード選定
SEO対策におけるキーワードとは、ユーザーが検索エンジンに入力するワードのことです。検索エンジンからアクセスを集めてECサイトに集客するためには、適切なキーワードを選定することがSEO対策の基本となります。キーワードには、以下4種類のユーザーの検索ニーズが反映されるため、それぞれの検索ニーズの特性を把握しておくと、より効果的なキーワード選定に繋がります。
知りたい特定の情報について知りたいというニーズが反映されたキーワードです。ECサイトでは、商品について知りたいというニーズに応えることがポイントとなります。
行きたい目的のサイトや商品ページへ行きたいというニーズが反映されたキーワードです。
~したい悩みを解決したり願望を達成したりといった、何かをしたいというユーザーの欲求が反映されたキーワードです。ユーザーの欲求に応える情報を提供することで、強く販売促進に結び付けることができます。
買いたい既に特定の商品を購入したいという意思が反映されたキーワードです。最も成約率が高いタイプのキーワードであるため、商品ページ等の購入に結び付くページで施策を行うことが効果的です。
続いて、キーワード選定の3つのポイントをご紹介していきますので、上記のキーワード特性を踏まえつつ、各ポイントについて参考にしてみて下さい。
ロングテールキーワードを狙うロングテールキーワードとは、複数のキーワードを掛け合わせた検索ボリュームの少ないキーワードのことです。対して、1~2語で構成される検索ボリュームが非常に大きいキーワードのことを、ビッグキーワードと言います。ECサイトにおいては、前者のロングテールキーワードを積極的に狙っていく戦略が非常に効果的です。理由としては、競合が少なく上位化が容易であり、ユーザーの意図が細かく反映されているため、成約率が高いためです。特に、SEO対策をはじめた初期の時期は、汎用的で競合が多いビッグキーワードよりも、施策の効果を実感しやすいでしょう。ロングテールキーワードは一つひとつの施策の効果は少ないですが、数多くのキーワードに施策を施すことで、SEOにおいても販売促進においても大きな効果が期待できます。また、ロングテールSEOの積み重ねでサイトの価値が高まってくると、ビッグキーワードも攻略しやすくなります。ロングテールキーワードは、SEOツールで探すこともできますが、検索エンジンの関連キーワードや巨大ショッピングモールのサジェストなどからも発掘することが可能です。
購入意欲の高そうなキーワードを狙うECサイトの商品ページにSEO対策を施すために、関連性の高いキーワードを調査する方は少なくないでしょう。ツールで調査を行うと、同じような検索ボリュームのキーワードが複数候補に挙がることはよくあります。その際、なるべく顧客の購買意欲を高めるキーワードや販売に結び付きそうなキーワードを優先的に選ぶことが重要なポイントです。例えば、以下のようなキーワードが候補に挙がった場合は、後者を優先します。◇「洗顔フォーム 成分」◇「洗顔フォーム 人気」細かいポイントですが、数多くの商品を販売するECサイトであるからこそ、手作業による僅かな効果でも積み重なって販売促進や売上拡大に結び付けることができます。ECサイトのSEO対策を行う際はツール活用だけでなく、顧客の心理や動向を考えてみることも大切なポイントです。
キーワードに合ったタイトル・ディスクリプション設定も重要SEOにおいては、検索結果画面で上位表示されることがもちろん重要ですが、ユーザーにクリックされることも重要です。上位化により露出を増やし、クリックされてはじめて自社ECサイトにユーザーを呼び込むことができます。検索結果画面からのクリック率向上に重要なのが、「タイトル」と「ディスクリプション」です。該当ページのターゲットキーワードに合わせてこれらを設定することで、クリック率を高めることができます。以下に、タイトル・ディスクリプション設定のポイントをご紹介します。
タイトル設定のポイントタイトルには、ターゲットキーワードを必ず含めることはもちろん、タイトルの前半にキーワードを持ってくることや、クリックに繋がりそうなフレーズを考えることも重要です。タイトルはユーザーだけでなく検索エンジンに情報を伝える役割もあるため、熟考して設定するようにしましょう。
ディスクリプション設定のポイントディスクリプションとは、検索結果画面のタイトル直下に表示される説明文です。一般的にユーザーはタイトルと併せてディスクリプションを読むことで、どのページをクリックするかを決定します。短い文字数でも商品の特徴・魅力を伝えられるように、またユーザーが流し読みしても内容が伝わるように、端的で分かりやすい文章にまとめましょう。
適切な内部対策
SEO対策ではユーザーや検索エンジンから最適なページであると認識されるように、サイト内の構造に気を配る必要があります。サイト構築にあたって、特に注意すべきポイントを紹介します。
重複コンテンツに注意する重複コンテンツとは、サイト内部で同じような内容のコンテンツが存在していたり、外部のサイトで内容が酷似したコンテンツが存在していたりすることを指します。重複コンテンツは、悪意があると判断された場合は検索順位の低下やペナルティを受ける可能性があるため、極力重複コンテンツを作らないことが重要です。ECサイトは、以下のように重複コンテンツが発生しやすい特性を持つため注意が必要です。◇同じ商品のカラー違いやサイズ違いのページを登録している場合◇複数モール・複数サイトに同じ商品を掲載している場合このような場合は、以下のような方法で対処することができます。◇同じ商品のバージョン違いは1つのページで画像を切り替えて表示する。◇複数サイトに同じ商品を掲載する場合はサイトごとに違いを持たせる
分かりやすいページタイトルやコンパクトなURLを採用するコンパクトなURLや分かりやすいページタイトルは、ユーザーがクリックするかどうかに大きく関わります。シンプルなURLや分かりやすいタイトルを心掛けましょう。思わずクリックしたくなるような一言を添えるのもポイントです。
モバイルフレンドリーを心掛けるWeb閲覧は、現在パソコンではなくスマートフォンなどモバイル端末からのアクセスが主流になっており、数年前からGoogleはモバイルファーストインデックスへの移行を発表しています。従来パソコンサイトの内容でコンテンツを評価していたのですが、モバイル版の内容を優先的に評価の軸とするというものです。そのため、スマホでも閲覧しやすく使いやすいデザインを作成しましょう。現代におけるECサイトは、パソコンでもスマホでも見やすく使いやすいサイト作成ができる、レスポンスデザインを採用することが一般的となっています。レスポンスデザインについては以下のページでも詳しく解説しているため、併せてご参考下さい。
常時SSL化する現代のECサイトでは、Webサイト全体を暗号化する「常時SSL化」を取り入れてあらゆる情報の保護を行うことが必須となっています。Googleも2014年にWebサイトが常時SSL化されているかどうかを検索順位の決定に加味する要素の一つとすることを発表しています。ユーザーにも検索エンジンにも評価されるように、サイトの常時SSL化を行いましょう。
コンテンツマーケティング
ECサイト自体に施すSEO対策は、サイトの規模や競合の状況に左右されるため、上記でご紹介した施策を徹底的に行ったとしてもある程度の段階で頭打ちになることが実状です。商品点数・コンテンツ数が膨大にある巨大なサイトでないとSEOのみで十分なアクセスを呼び込むことは難しく、中小規模のECサイトでは満足のできる結果を得ることは難しいでしょう。ECサイトのSEOで結果を出したい場合は、ECサイトに付随するオウンドメディアを立ち上げ、コンテンツマーケティングを実践してSEO上位化や集客を行うことが現実的な戦略となります。コンテンツマーケティングであれば、ECサイトの規模に依存せず、上質なコンテンツを追加すればするほど成果に繋げることが可能です。また、一度作成したコンテンツは長期的にアクセスアップ・集客に寄与してくれます。ECサイトにおけるコンテンツマーケティングの目的・実践方法・ポイントについて、以下に詳しくご紹介していきます。
コンテンツマーケティングの目的ECサイトにおけるコンテンツマーケティングには、当記事のテーマであるSEO以外にも重要な目的があります。以下に、ECサイトのコンテンツマーケティングの主な目的について解説します。ECサイトの新規集客・認知度向上コンテンツマーケティングは上質なコンテンツを数多く投下することで、SEO上位化を狙いやすい手法です。オーガニック検索でメディアを上位化することにより、母体であるECサイトの新規集客・認知度向上を図ることが主な目的の一つとして挙げられます。
購買意欲を高めるコンテンツマーケティングは、オウンドメディアによりECサイトに関連する有益な情報を提供することで、顧客の興味関心や購買意欲を高めることができます。Web広告のような売り込みを行うことなく販促を行えることは、コンテンツマーケティングならではの利点です。
リピート購入・ファン化を促進するコンテンツマーケティングで数多くの有益な情報を得た顧客は、自社のファンになってくれる可能性があります。ファン化することでリピート購入を行ってくれる可能性が高まったり、また、熱心なファンとなった顧客は口コミによる広告塔となったりしてくれる場合もあります。EC業界では個性の無いECサイトでは販売が伸びずファンも付かないといわれますが、コンテンツマーケティングはECサイトのオリジナリティ創出やブランディングに非常に適しており、上記でご紹介したようにSEO以外にも大きな恩恵があります。時間と労力は必要となりますが、取り組む価値は大きいマーケティング手法と言えるでしょう。
コンテンツマーケティングの実践方法ECサイトでコンテンツマーケティングを実践するには、以下の3つの方法が主流となっています。それぞれの方法の特徴についてご紹介します。
オウンドメディアを立ち上げる最もスタンダードな方法は、ECサイトとは別にドメインを取得して、オウンドメディアを立ち上げる方法です。有益なコンテンツを数多く投下することで集客・ファン化を図り、ロイヤリティが醸成された顧客をECサイトへ流すことで販促に繋げます。SEOでの上位奪取を重視する場合は最もおすすめの方法となります。
ECサイトをメディア化する商品点数が多く一定規模のECサイトであれば、ECサイト内にコンテンツを組み込みメディア化するという方法もあります。同一サイト内で情報提供と商品販売を同時に行い、SEOも強化できるというメリットもあります。ただし、サイト設計が難しくなることや、一定以上の商品点数がなければ実現が難しいことがネックです。
コンテンツマーケティングのポイントコンテンツマーケティングは取り組んでいる企業も非常に多いため、ECサイトのSEOとして効果性を発揮するには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。コンテンツマーケティングの最重要ポイントで差別化ポイントでもあるのが、「コンテンツの品質」です。読者にとって価値のある有益なコンテンツをたくさん投下できれば、大きな効果が期待できます。上質で有益なコンテンツを作成するために意識しておきたい重要なポイントを、以下にご紹介します。
オリジナリティを重視するコンテンツのオリジナリティは、SEO上位化においても読者の満足度向上においても重要です。Googleは、オリジナルで有用な内容を含むコンテンツを品質の高いコンテンツと判断しています。メーカーのカタログや製品情報を流用したり、複数商品で同じ説明文を使いまわしたりすることはNGです。手間はかかりますが、どうすれば読者に有益な情報が伝わるかを考え抜いてコンテンツを作成するようにしましょう。
正確性や具体性を重視するコンテンツに掲載する情報の正確性や具体性は、コンテンツの品質に直結します。誤った情報や曖昧な情報は読者に不利益を与えてしまう場合もあるため、コンテンツを作成する際には、正確な情報を詳しく具体的に記述するようにしましょう。
可読性や視認性を重視するコンテンツの読みやすさや分かりやすさは、読者の読了率に直結します。いくら有益で上質なコンテンツを作成しても、難解で読みにくい文章だとあまり読んで貰えないでしょう。文章の構成・改行・誤字・脱字・色・余白など、作成したコンテンツは必ず見直しを行って、可読性・視認性の高いコンテンツを作成しましょう。
被リンク対策
「被リンク」とは、外部サイトから自社サイトに向けられたリンクのことで、検索エンジンは被リンクが多いサイトをユーザーにとって有益なサイトであると判断するため、上位表示されやすくなります。しかし、被リンクには「自然リンク、ナチュラルリンク」と「自演リンク」があります。自演リンクには自分で用意した複数のサイトからリンクを張るものや、業者に対価を支払い、リンクを張ってもらうものなどがありますが、自演リンクとみなされればマイナスの評価を受け、検索順位が下がってしまいます。検索順位を決定するルールは日々進化しており、質の低いリンクは見破られて評価を下げられる恐れがあります。質の高い被リンクを集めるためにも、ユーザーの共感が得られる質の高いコンテンツ作りが大切です。
商品を購入しやすい導線設計
ECサイトの回遊性や使いやすさといったユーザビリティは、訪れた顧客の閲覧ページ数や滞在時間の延長に繋がるため、顧客満足度の向上はもちろん検索エンジンからの評価も高まると言われています。そのため、ECサイトのSEO対策においては、上位化に直結する施策だけでなく、ユーザーが商品を閲覧したり購入したりしやすいように、サイト内の導線を整理しておくことが重要です。ECサイト内の全てのページからマイページや買い物カゴに移動できるようにしておくことや、少ないクリック数でどのページへも移動できるようにすることで、ユーザビリティが高く使いやすいサイトにすることができます。導線の見直しを行う際には、ユーザーがどのようなプロセスをたどって商品の購入をするのかをまずは分析して、離脱に繋がっている箇所や回遊性が悪い箇所がチェックしてみましょう。新しい導線を設計する際には、複数のパターンをA/Bテスト等を用いてテストを行い、データに基づいた最適なパターンを選定することが効果的です。ECサイトの最適な導線を考えるときには、「AISAS」の考え方が役立ちます。AISASとは「Attention(認知、注意)」「Interest(興味、関心)」「Search(検索)」「Action(行動)」「Share(共有)」の頭文字のことです。商品を「認知」して「興味」を引かれると、その商品の情報を「検索」して吟味してから商品を購入するという「行動」を取り、それがよい商品であれば他者に広め「共有」するという一連の流れを表しています。AISASを意識して、商品に興味を持ったユーザーが情報を得やすい導線にしたり、購入へのプロセスをスムーズにしたりすることで、ユーザーの行動原理に沿った導線を設計することができます。
ECサイトのSEO対策における注意点
ECサイトのSEO対策を行う際には、その特性を理解しておかないと、SEOにとってマイナスとなったり、サイトの信頼性低下を招いたりする場合があります。ここでは、ECサイトのSEO対策を行う際の注意点について解説します。適切なSEO対策を施すためにも、ぜひ確認しておいて下さい。
インデックスされていることを確認するインデックスとは、検索エンジンのクローラーがページの情報を収集して、データベースに整理・格納されることを言います。Webサイトのページはインデックスされてはじめて順位が付くため、インデックスされていなければECサイトのアクセスアップや集客も見込めません。そのため、SEO対策を施したら、ページが正しくインデックスされているかを必ず確認しましょう。ページがインデックスされているかどうかは、Googleが提供するマーケティングツール「Google Search Console」で確認することができます。同ツールでは、インデックスされていないページのインデックスをリクエストしたり、正しくインデックスされていない原因を調査することが可能です。ページの重複・低品質コンテンツといった理由でインデックスされていない場合は、問題を解決した後に再度インデックスをリクエストしておきましょう。
販売終了ページの対策
ECサイトでは、商品の売り切れ・生産終了といった理由で販売終了ページが発生します。ECサイト内に販売終了ページの数が増えたり、長期間放置していたりすると、検索エンジンからの評価が下がり、検索順位下落の原因となります。また、販売終了ページに訪れたユーザーのモチベーション低下や離脱を招く原因にもなります。
そのため、ECサイトのSEO対策においては、定期的に販売終了ページのメンテナンスを行うことが非常に重要です。例えば、以下のような対処法があります。
商品の売り切れ・一時的な販売終了(再入荷あり)
売り切れであること、再入荷予定であることをページ内で通知する。
販売終了の場合(再生産なし)類似商品を紹介するか、ページを削除して404エラーを返す。規模が大きいサイトの場合は後者を推奨。販売終了ページを放置すると、ECサイトの健全性が徐々に損なわれてしまうため、溜め込まずにこまめに対処するようにしましょう。
まとめ
EC市場は毎年右肩上がりで成長を続けており、ここ数年も目覚ましい成長を見せています。市場の成長とともに新規参入企業も増えてEC事業者同士の競争も激化しているため、今後売上を拡大していくためには、今回ご紹介したSEO対策を含むさまざまな施策を行って、競争優位性や差別化を図ることが重要です。単に商品を陳列しただけのECサイトでは、売上を伸ばすことが難しい時代となっています。顧客からも検索エンジンからも評価される魅力的な商品ページやコンテンツを作成して、自社ECサイトの価値を高めましょう。売上に繋がるECサイトを構築するためには、SEO対策を実施することも重要ですが、自社に合ったECサイト構築パッケージを活用することも重要です。
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2023年7月13日ECの成功例として世界的に有名になったIT企業「アリババ(阿里巴巴集団)」。日本では楽天やAmazonのユーザー数が多いため、消費者としてアリババのECサイトを使う機会は多くないかもしれませんが、「名前を聞いたことがある」という方は多いでしょう。ECに関わる方であれば、知っておくべき(学ぶべき)存在です。
今回はアリババがどんな企業なのか、世界的に成功している理由はなんなのか、について掘り下げます。
中国EC事業のパイオニア「アリババ」とは?
まずはアリババがどんな会社なのか、その輪郭と創業者ジャック・マーの人物像について見ていきましょう。
会社についてアリババは1999年に中国で創業され、今や中国のEC市場で最も大きな存在感を持つ会社です。複数の事業を展開しており、それぞれが中国で大きなシェアを持っています。
アリババが展開している主なサービス ▷ BtoB ECサイト「アリババドットコム」 ▷ BtoC ECサイト「天猫 Tmall」 ▷ 越境ECサイト「天猫国際 Tmall Global」 ▷ CtoC ECサイト「タオバオマーケットプレイス」 ▷ 決済サービス「アリペイ」 ▷ クラウドコンピューティング「アリババクラウドコンピューティング」BtoB ECサイト「アリババドットコム(Alibaba.com)」から事業をスタートさせたアリババは、その後BtoCのショッピングサイト「Tmall」や、CtoCのショッピングサイト「タオバオ」も展開しています。さらにECサイト上で使える決済サービス「Alipay(アリペイ)」も開発するなど、事業領域は徐々にECの粋を超えてきています。Alipayは今や、中国のキャッシュレス化を支えているサービスの一つ。単に支払いができるだけでなく、公共料金の支払いや金融商品を変えるなど、中国では国民の生活に欠かせない仕組みとなっています。そんな今注目を浴びているアリババの凄さを物語るのが、中国で2019年11月11日の「独身の日」に行った巨大セールでしょう。中国で「光棍節(こうこんせつ)」とも呼ばれる2019年11月11日は、日付に1が並んでいる点が「独身を連想させる」ということで、「独身の日」として2010年頃から徐々に広まり定着していきました。
ここに目を付けたアリババが、2009年に中国でECサイトの大規模な販売促進イベントを仕掛けると、これが見事に大当たり。2017年には1日だけで約2.8兆円もの売上を記録するなど、目が離せない大注目のイベントとなっています。ちなみに、日本の通販事業で有名な楽天の年間の流通額(2016年)は4兆円ほど。アリババはその半分以上の額を、たった1日で売り上げたことになります。中国版のAmazonともいわれるアリババですが、中国では本家Amazonよりも利用されているECサービスです。
創業者ジャック・マーについてそんなアリババの創業者がジャック・マー。中国本土の起業家として初めて雑誌「フォーブス」に掲載された、世界でも指折りの経営者です。ソフトバンクグループの取締役にも名を連ねており、日本にも馴染みの深い人物といえます。アリババのような世界的に有名なサービスを作った経営者なのだから、ビジネスマンとしてさぞかし輝かしい経歴を持っているのだろう――と思うかもしれません。しかしマーは受験に何度も失敗した上、大学卒業後は英語の教師となりました。それから自分の可能性を試すために起業するも、34歳でアリババを作るまで40回もの挑戦と失敗を繰り返したという苦労人です。そのような経験を持つ彼だからこそ、これだけ会社を大きくした今でも失敗を恐れないのかもしれません。今でもアリババはさまざまなアイディアをすぐ形にし、うまく行かなければ廃止するというアプローチを繰り返しています。現在残っているのは、数多くの挑戦の中からうまくいった一握りのサービスにすぎません。ジャック・マー本人も「もし本を出すとしたら『アリババの1001個のミス』を書きたい。人生で最も重宝しているのが、失敗だから」という言葉を残しています。
アリババが運営する3つのECサイトの特徴
アリババの運営するECサービスについて、もう少し詳しく見ていきましょう。アリババの代表的なECサイトは大きく3つあります。
Alibaba.comアリババが最初に始めたサービスで、国際貿易にも利用されるBtoB ECです。「製品を売りたい企業と製品を仕入れたい企業のマッチングサービス」とも紹介されます。サイト上で商品を見つけたバイヤーは、サプライヤー企業にサイト内でメッセージを送り、取引の交渉を行います。交渉が成立すれば製品の売買は完了です。中間業者を挟む必要がないため、売る側にも買う側にも大きなメリットがあります。240あまりの国家と地域から約1,500万以上のユーザー登録がしているサービスです。
Tmall.com(天猫)BtoC ECサイトである「天猫」は、2008年に開設され今や中国最大級の流通総額を誇るオンラインショッピングモールです。天猫に出店するには中国に法人を構えることが条件で、中国の現地企業か中国にも法人を置く海外企業のみが出店しています。企業からすれば“爆買い”で知られる中国の国民をターゲットにするのに不可欠なサービスといえるでしょう。また、天猫と同じプラットフォーム上で「天猫国際」というサービスも展開しています。天猫は中国にある法人しか出店できませんが、「天猫国際」では海外法人の出店も可能です。天猫の取引額は48兆円を超えており、中国のBtoC EC における売上の実に57%以上のシェアを占めています。
taobao.com(淘宝网/タオバオ)アリババはCtoCでも淘宝网(タオバオ)というサービスを提供しています。2003年に開始したサービスで、会員数は5億人を突破。2014年には年間流通額が14兆円を超え、中国CtoCサービスのシェア90%を超える巨大な事業になっています。もともとはCtoCサービスなため、質の低い商品が横行している時代もありました。しかし今は天猫の商品(企業が出品している商品)も並んでおり、質の高い商品も選べるようになっています。
なぜ今、アリババが注目されるのか?
アリババが今注目を集めている理由についても見ていきましょう。
「独身の日」の売上規模中国では2019年11月11日を「独身の日」「W11」と称し、大規模なECセールやイベントが行われます。先述したようにアリババでは、その1日だけで楽天の年間流通額の半分以上を生み出します。2009年にスタートし、成功し続けているW11のセール・イベント。毎年どれだけの売上を記録したのか、その結果を世界中が注目しています。10年目となる2018年には注文件数が初の10億件を超え、売上は3兆円を超えました。これほど大きな経済効果を生み出せることが、アリババが注目される理由の一つとなっています。
ジャック・マーが語る「new retail」の正体アリババが注目を浴びるもう一つの理由が、ジャック・マーが2016年に提唱した「new retail(ニューリテール)」戦略です。ニューリテールが世界の小売業界に与えた影響は大きく、現在中国で起きているニューリテールブームは、今後世界でも起きると予想されています。では、ニューリテールとはどんなものなのでしょうか。マーは、10~20年後に訪れる新しいリテール(小売)のコンセプトを指してこう呼んでいます。最新のテクノロジーとデータを活用し、オンラインとオフラインを融合させながらより優れた購買経験を顧客に届けることだといいます。例えば、ECの普及によって人々はオンライン上で便利に買い物ができるようになりましたが、実際に商品を手にとって試せないなどの制限もあります。それらの課題を解決するのがニューリテールです。実際にアリババが展開するブランド体験ストアでは、タオバオアプリでQRコード認証して入店し、商品を選んでゲートを通過するだけで、Alipayが自動で決済してくれる――といった買い方ができます。そして何を買ったのかというデータがあるため、以降はオンラインで注文が可能。また、店舗で商品を選んでオンラインから自宅にデリバリーしてもらうこともできます。これらは一例ですが、これまで明確に分かれていたオンラインとオフラインが融合し、新しい購買体験が生み出される予定です。どんなテクノロジーによってどんなサービスが提供されるのか、「new retail(ニューリテール)」に注目しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。日本ではあまり馴染みのないアリババですが、世界における影響力はとても大きいといえます。アリババの構想は今や中国の小売業界を変えつつあり、その動きは世界にも広がっていくことでしょう。日本もその例外ではありません。日本でも近い将来、アリババが提唱する「new retail(ニューリテール)」が実現される可能性も高いのです。今後もアリババの動きに注目しておきたいところです。
当社は、パソコン教室を運営しております。・パソコンの操作・ネットショップ開設方法・こどもプログラミング教室(Scratch)(ロボット)・Webサイト作成・MicrosoftOffice系の操作是非ご相談ください。
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2023年7月6日ECサイトの売上を伸ばすにあたって欠かせないもののひとつに、消費者の感情を刺激する「キャッチコピー」があります。しかし、いくら推敲を重ねて自分なりに良いコピーが作れても、それが消費者心理に刺さるとは限りません。コピーを変えても「お客様の反応が良くならない」「CV(コンバージョン)につながらない」とお悩みの担当者の方も多いのではないでしょうか。今回はキャッチコピーをブラッシュアップするとどのようなメリットがあるのか、またどのようにキャッチコピーを作ればいいのかを具体的にご紹介していきます。ECサイトのパフォーマンスを上げたい担当者の方は、参考にしてみてください。
キャッチコピーとは
まずはキャッチコピーとはなんなのか、ECサイトにおいてキャッチコピーがどれだけ重要なのかを確認していきましょう。
あらためてキャッチコピーの役割をおさらい広告やWebサイトに使われるシンプルな謳い文句のことを「コピー」といいます。コピーには1行、1文の短いものから数行に至る文章までさまざまありますが、その中で見る人の注意や興味を「引く(キャッチする)」役割を担うのがキャッチコピーです。インターネット上を含め世の中には広告やECサイトがあふれるほどあり、その中で消費者は「自分がこれから見るに値するもの」をほんの数秒で判断しています。どんなにいい商品やサービスをどんなに優れた文章で紹介・説明していても、ページを見た一瞬の間に注意を引かなければ購入するかどうかの検討さえしてもらえません。ユーザーが商品を購入するきっかけを作るファーストステップ、言い換えれば引き込むための「第一関門」がキャッチコピーといえるでしょう。
キャッチコピーが優れていると具体的に何が良くなる?キャッチコピーをブラッシュアップすると、ECサイトには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。まず、CTR(クリック率)が上がります。さまざまな類似商品がある中、ユーザーがわずか数秒で興味の有無を判断していることはお伝えしました。材料(情報)が少ない状況で判断するということは、ひとつの材料(情報)が持つ重要度が高くなるということ。その商品について詳しく知りたいと思わせる「動機付け」に、キャッチコピーは大きく影響しているのです。もう一つのメリットはCVR(コンバージョン率)の向上です。キャッチコピーの訴求力が弱いとすぐに離脱されたりそもそもクリックしてもらえなかったりするので、ECサイトでユーザーを購入まで導くには大きなインパクトが必要です。「○万人が成功」「○%が満足を実感」など、事実に即した形でインパクトのある表現を意識しましょう。キャッチコピーとページ内のコンテンツ(商品説明文やスペックなど)に乖離がなければ、CVRの向上が見込めます。
ECサイトだとキャッチコピーはどこに入れる?キャッチコピーの役割はユーザーの注意を引くことなので、ページの目立つところに配置します。ファーストビューにあるタイトルやh1タグはもちろん、広告バナーにも入れると効果的です。キャッチコピーは内容だけでなく「どこに配置するか」も重要なポイントなので、もっとも効果的なポイントをデザイナーなどと検証しましょう。
キャッチコピーを考える上で大切なこと
次は、実際にキャッチコピーを作っていく上で重要なポイントについて見ていきます。
商品の「STP」を整理する数ある商品の中で、売りたい商品がどのような位置づけにあるのかを整理してみましょう。STPは、「S:セグメンテーション(市場の分類)」「T:ターゲティング(標的市場の選定)」「P:ポジショニング(市場における位置取り)」のことです。要は、ユーザーのどのようなニーズを満たす商品なのか、競合とはどのような点で差別化されているのか、その差別化はどのようなユーザーに求められているのかを分析して客観視するのです。他にも、ユーザーがどのような流れでサイトに行き着き、他の商品とどのように比較し、どのように購入を決めるのかも考えてみましょう。ユーザーの行動心理が把握できれば、どのようなポイントをアピールすべきかが見えてくるはずです。
「メリット」ではなく「ベネフィット」を訴求するキャッチコピーでアピールすることは、メリットではなくベネフィットであるべきです。メリットとは、その商品の特長や長所のことです。それに対してベネフィットは、ユーザーがその商品を使ったことによって得られる利益のことです。例えば、「高級感があること」は商品のメリットです。一方で、「高級感があるから大人な印象を与える」はベネフィットになります。「電動ドリルを買いにくる人が必要としているのは、ドリルではなく穴である」という有名な格言がありますが、ユーザーが本当に求めているものが何なのかを考えてキャッチコピーに落とし込みましょう。
ペルソナを設定するターゲットに関してもあらためて考えてみましょう。ECサイトの運営ではターゲットを年代や性別でセグメントしている方が多いですが、より細かくターゲットを想定しましょう。架空の人物を想定してターゲットを絞ることを「ペルソナを設定する」といいます。このペルソナがリアルに想定できればできるほどターゲット像が具体的になり、そのペルソナに購買アクションを起こしてもらいやすいキャッチコピーが作れます。どんな街に住んでいて、どんな生活をしている人なのか、どんな仕事でどんな趣味を持っており、好きなものにどれくらいお金を使うのか――できるだけ細かく設定してみてください。スペックや行動パターンだけでなく、性格や考え方といった内面(性格)についても設定していきましょう。
訴求ポイントをペルソナに伝わりやすいように言い換える先に紹介した「商品のアピールポイント」と「ペルソナ」を組み合わせて考えていきましょう。ECサイトのターゲットによって、刺さるキャッチコピーはまったく違います。同じ商品、同じ訴求ポイントでも、ターゲットが異なればキャッチコピーの作り方も大きく変わるのです。同じことを言っていても、丁寧な表現を用いるかフランクな表現を用いるかで印象は大きく変わってきます。どちらがいいというわけではなく、想定するユーザーならどちらが刺さるのかを考えてみましょう。また、商品のよさを論理的にアピールするのか、感情的に訴えるのかも大きな違いです。よく「男性はロジック、女性はエモーション」などと言いますが、男性でも衝動的に買う方もいれば、女性でもロジックが響く方はいます。商品のジャンルによっても、ユーザーに購入の動機を与えるポイントは変わってきます。あなたが設定したペルソナにはどちらが刺さるのか、しっかり吟味してください。他にもさまざまな細かいポイントで、キャッチコピーの印象は大きくは変わります。最初に「いい!」と思ったキャッチコピーが必ずしも刺さるとは限りません。重要なのは、本当にターゲットに刺さっているかを確認しながら試行錯誤していくことです。少しずつ変えながら反響を確認し、より良いキャッチコピーへと仕上げていきましょう。
まとめ
ECサイトは、実際に商品を見ることも触ることもできない中で購入へと誘導しなければいけないため、キャッチコピーが持つ重要度はとても大きくなります。キャプションとともに商品のイメージを決定づける情報になるため、ECでの売上アップを実現させるために不可欠な存在といえるでしょう。ECサイトのキャッチコピー作りにはさまざま方法やテクニックがありますが、最も大事なのは「ターゲットのニーズや行動心理をいかに理解するか」です。一人の人間が思い浮かべられるほど細かくペルソナを設定し、そのペルソナを思い描きながらキャッチコピーをブラッシュアップしてみましょう。
当社は、パソコン教室を運営しております。・パソコンの操作・ネットショップ開設方法・こどもプログラミング教室(Scratch)(ロボット)・Webサイト作成・MicrosoftOffice系の操作是非ご相談ください。 株式会社ふれんどeメール:info@furendo-j.co.jp電話:095-894-4433住所:長崎市松山町4-48囲ビル2F [...]
2023年6月22日ネットショップやネット販売に求められる役割がどのように変わってきたのかを、私の主観的にご紹介していきたいと思います。
ネットショップ黎明期(1990年代後半~1999年)
1995年と言えば、なんと言ってもWindows95がリリースされた年です。
一般家庭へのパソコンやインターネットの普及が始まったきっかけの一つです。
今ではメジャーなあの楽天市場のオープンが1997年です。 この頃は、インターネットを活用した販売で大きな売上をあげようと考えた小売業者は多くはなかったのでは、と想像します。なぜならこの時は、企業がHPを持って公開すること自体が価値を持つ時代だったからです。HPがあることだけでも企業の価値を高めることにつながっていた時代に、更にモノを買える仕組みを持ったサイトを持っている、これがこの時代に自社ECサイトを構築する最大のきっかけであり、デジタル上の看板であることがネットショップの価値だったと言えるかもしれません。まずはネットショップを作って公開することが目的の時代だったと言えます。
ネットショップ普及期(2000年~2005年)
2000年と言えば、Amazon.co.jpが日本国内でスタートした年でもあり、ドットコムバブル(インターネットバブル)が弾けた年でもあります。当時クリック&モルタル(実店舗とECを運営する企業)の対義語のように、実店舗を持たないEC専業の企業をドットコムEC企業と呼んでいましたが、このドットコムEC企業の多くがドットコムバブルの崩壊により倒産に陥りました。EC専業で今や世界的な企業であるAmazonの日本への進出と、EC専業のドットコムEC企業に逆風が吹いていたタイミングが同じなのは、今振り返ってみると面白いものがありますね。国内のEC専業企業でいうと、2000年はドットコムバブル崩壊の逆風の中、カウネット、モノタロウ、爽快ドラッグ、ストリーム、ナチュラムなどが設立された年でもあります。多少極端な表現になりますが、黎明期はネット販売の機能を有するウェブサイトを持つこと自体が価値で、そこまでビジネス構造がしっかりしている必要はなかったのに対し、バブル崩壊後はきちんとビジネスとして収益を挙げられる構造が求められることになったと言えるかもしれません。また、EC取引が増えていく中で消費者にとって様々なトラブルが起こり始めたタイミングでもあります。増えるトラブルを背景に2001年には電子消費者契約法が施行され、2005年に個人情報保護法が施行されました。この頃からネットショップには、収益を上げるための様々な機能やしっかりと業務を実現する堅牢性が求められるようになってきたと言えるでしょう。
ネットショップ成長期(2006年~2010年)
最初のiPhoneが発売されたのが2007年ですが、この頃我が国はまだまだガラケーの全盛期。翌年の2008年に国内でiPhone3Gが発売され急速にスマートフォンの普及が進んでいくのですが、まだまだこのときのネットショップではガラケー対応が求められていた時代です。後年タブレット端末が登場することにより、「PC・タブレット・スマートフォン」の3デバイス対応が求められることが一般的になっていくのですが、このときは「PC、ガラケー、スマートフォン(余力があって、出来れば)」という時代でした。またデバイスの変化だけでなく、デジタルでモノを買うことがいよいよ一般的になってきました。楽天は2006年度第4四半期グループ流通総額の年換算で1兆円を達成し、インターネットでモノを買うこと自体は特別なことではなくなりました。2010年にはフラッシュマーケティングや共同購入クーポンといったような新しいECの形が登場しました。単に販売チャネルがデジタルであることを超えて、デジタルならではの購入体験の創出がスタートし始めたタイミングと言えるかもしれません。この頃のECサイト、ネットショップに求められた役割は、いろいろなデバイスで見やすく安心してモノを買うことの出来ることだったと言えるでしょう。
スマートフォンの本格普及・オムニチャネル時代の到来(2011年~2015年)
2010年以降スマートフォンの普及が本格的に進み、多くの人が当たり前のようにいつでもどこでもインターネットにアクセスすることが出来るようになりました。スマートフォンを手の平に収まるパソコン、みたいなイメージを持った人も少なくないでしょう。ガラケーでもインターネットにアクセスはしていましたが、キャリアの用意したコンテンツの枠組みを超えて、PC環境との垣根を感じずに情報にアクセス出来るようになったことが大きな変化と言えます。また、この変化により人々のインターネットの触れ方が変わってきたと言われています。いつでもどこでもインターネットにアクセスして情報に触れることが出来るようになったので、移動中に見て、休憩中に見て、家で見てといった具合に、1度にじっくり見ることがなくなったわけではありませんが、高い頻度で何回も情報に触れるようになり、またPCだけでなくスマートフォンでも見るようになったので、複数のデバイスでインターネットにアクセスしてデジタルの情報に触れることが当たり前になったのです。家でPCの前で買い物をする、からいつでもどこでも情報を集めながら買うことが出来るといった具合に、買い物体験が大きく変わった時期と言えます。またそういった変化を背景にオムニチャネルというキーワードでのデジタル施策の見直しが進み始めたのがこの頃です。店舗とECでも一貫した買い物体験を提供するということが、顧客に提供する価値を高めることに繋がる、といった考え方です。店頭に在庫がない商品でもその場でECで買えるとか、今では当たり前ですが店舗のポイントとECのポイントを統合するとか、そういった取り組みが本格化していきました。このような背景からこの頃のECサイト・ネットショップには、スマートフォン対応は当然として、オムニチャネルを実現する上で様々なシステムと連携することが求められるようになってきました。
デジタルマーケティングの変革(2016年~)
スマートフォンがAIアシスタント機能を持ち始めてからほどなくして、スマートスピーカーの普及が始まりました。スマートスピーカーに限らず、AIを活用したチャットボットやAPIを活用することで様々なサービスやシステムを実現したりすることが一般的になるなど、一気にデジタルでの接点が増えてきました。もはやデジタル上でモノ買うのはECサイトに留まらない時代が到来しました。ティッシュや洗剤が切れたらボタンを押せば注文完了、スピーカーにお願いすれば注文完了、チャットで注文完了、そんなモノの買い方が出来るようになりました。ECではありますが、ECサイトやネットショップという枠組みを超えた仕組みになってきています。つまり、これからECサイトやネットショップには、様々なデジタルでの接点でECの機能を提供することが役割として求めてられていくと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。振り返って見るとECと一口に言ってもその歴史は20年以上も経っていますし、テクノロジーの進化に伴って、単純にモノを買えるというだけでなく様々なことが求められるようになってきました。ECビジネスを展開する事業者様からすると、考えなければならない、やらなければならないことがどんどん増えてきていると思います。
当社は、パソコン教室を運営しております。・パソコンの操作・ネットショップ開設方法・こどもプログラミング教室(Scratch)(ロボット)・Webサイト作成・MicrosoftOffice系の操作是非ご相談ください。
株式会社ふれんどeメール:info@furendo-j.co.jp電話:095-894-4433住所:長崎市松山町4-48囲ビル2F [...]
2023年6月15日ECサイトでは、社内の機密情報・顧客の個人情報・カード情報など数多くの重要な情報を取り扱うため、情報セキュリティには細心の注意を払う必要があります。しかし、ECサイトでの情報漏洩事故は毎年のように発生しており、大きな損害を被るEC事業者が後を絶ちません。そこで今回はECサイトにおける情報漏洩の概要・原因・要因・事業者が受ける損失・対策方法についてお伝えします。ECサイトの運営を行っているのであれば無視できない問題であるため、ぜひご参考下さい。
情報漏洩とは
情報漏洩とは、企業が保有している外部に漏れてはいけない情報が流出してしまうことです。ECサイトでは、個人情報・クレジットカード情報等の重要な情報・事業者の機密情報などが該当します。情報漏洩事故を起こしてしまうと、顧客への損害賠償・社会的信用の失墜など、EC事業者にとって致命的ダメージともなりかねない可能性があります。情報漏洩事故は毎年のように発生しているため、EC事業者は自身のビジネスを守るためにも十分な知識を身に付けると同時に万全の対策を行っておくことが重要です。
情報漏洩が起きる原因
ECサイトの情報漏洩は、故意・過失を含めさまざまな原因から発生します。ECサイトを運営する事業者としては、情報漏洩事故を未然に防ぐためにも、どのような原因があるのかを把握しておくことが重要です。
紛失・置き忘れ情報漏洩の最も多い原因が、パソコンやタブレット等の端末・USBメモリ等の記録媒体・重要書類等の紛失・置き忘れです。スタッフの不注意により起こることで、取得した第三者に情報が漏洩するケースが多く発生しています。良心的な方であれば取得した紛失物の届出を行ってくれる可能性もありますが、誰に拾われるかは分からないため、対策として紛失・置き忘れを起こさないように社内スタッフに周知しておく必要があります。
誤操作社内向けの情報を取引先に送信したり宛先を間違えたりといった、コミュニケーションツールやメールの誤操作による情報漏洩も多く発生しています。特にメールの一斉送信を行う際にミスが多発している傾向にあるため注意が必要です。ECサイトの運営はクラウドサービス・電子メール等を活用した業務の比率が高いため、ツール・メールの操作方法や情報の取り扱いについてはルールを定めたり、セキュリティ研修を実施したりするなど、誤操作による漏洩を防ぐ対策も必要となります。
不正アクセス近年では外部の悪意ある第三者からの不正アクセスによる情報漏洩の被害も目立ってきています。セキュリティを突破しウイルスやマルウェアへの感染、フィッシング詐欺など、不正アクセスによる情報漏洩の手口も多様化・巧妙化しており、EC事業者にとっては大きな脅威となっています。現代のEC事業者は、このような外部からの脅威に対抗するためにも万全のセキュリティ対策を施しておく必要があります。
管理ミス多くのEC事業者は、顧客情報・機密情報の取り扱い・管理に関しては一定のルールを設けています。しかし、誤ってルールが守られなかったり社内に浸透していなかったりすることでイレギュラーな管理が行われると、情報漏洩の原因となるケースもあります。ルールや禁止事項は遵守されなければ効力を発揮できないため、業務に携わる従業員には徹底させることが重要です。
内部不正悪意ある人物による情報漏洩は、外部だけでなく内部から発生するケースもあります。内部不正により持ち出された情報は競合他社に渡っているケースが多く、外部からの攻撃よりも対策・対処が困難であるため、被害を受けた場合のダメージは大きなものとなります。致命的なリスクとなる情報を持ち出される可能性も高いため、社内ルールの徹底・アクセス権限の設定・監視システムの導入など、可能な限りの対策を講じておくことが重要です。
その他の要因情報漏洩が起こる要因は、これまでご紹介した4点が大半を占めています。割合としては少ないですが、上記以外にも盗難・設定ミス・バグ・セキュリティホール等により情報漏洩が起こってしまうケースもあります。
情報漏洩が起きた場合の損失
情報漏洩事故が起こると、ECサイト運営事業者は多大な損失を被ることとなります。事業者としては、情報セキュリティに関するリテラシーを向上させるためにも、具体的にどのような損失を被るのかを把握しておく必要があります。以下に解説していますので、ぜひご参考下さい。
賠償金による金銭的な損失ECサイト運営事業者が情報漏洩事故を起こすと、サイトの規模や利用者数にもよりますが、一般的に損害賠償として多額の賠償金を支払うこととなります。過去には実際に数千万円~数億円の賠償金を支払った事例も存在していますので、賠償金による経済的損失を免れることはできないでしょう。賠償金の額によっては事業の継続・企業の存続が難しくなるケースもあるため、EC事業者はリスクの大きさを肝に銘じておく必要があります。
社会的信用の低下情報漏洩事故を起こしたEC事業者は、情報管理やセキュリティ対策が不十分であるとみなされ、社会的信用や企業イメージが著しく低下します。社会的信用を失ったEC事業者は、顧客離れ・利用率減少・ブランド毀損などECサイトの運営にも大きな影響を受けることとなり、売上をあげることが難しくなります。一度失った社会的信用や企業イメージを回復させるには、多大な労力と時間が必要となるため、EC事業者はリスクの重大性を認識しておく必要があります。
情報漏洩を引き起こす要因
情報漏洩を引き起こす事業者には、直接的な原因だけでなく潜在的な要因を抱えているケースが多く見られます。ここでは、情報漏洩を引き起こす要因について解説します。これから情報漏洩対策を行うにあたって必ず押さえておくべきポイントとなるため、ぜひご参考下さい。
セキュリティ対策にかける予算の不足情報漏洩を防ぐには、セキュリティ製品の導入・環境改善・人材の採用・人材の育成・専門企業への外注など、多額の予算が必要となります。予算不足によりセキュリティ対策にかける予算を十分に確保できない場合は、当然ながら強固なセキュリティ対策を実施することができません。業績が十分でない等の理由から予算の確保が困難なケースもあるため、セキュリティ対策の重要性を認識しつつも潜在的な情報漏洩リスクを抱えているEC事業者は少なくありません。
セキュリティ対策にあたる人材や技術力の不足情報漏洩に対して十分な対策を行うには、相応の人材・技術力が必要となります。しかし、近年ではIT技術の急速な進化やITビジネスを取り巻く環境の変化が激しく、人材・技術力の確保が追い付いていないケースが少なくありません。リソースが不足するとセキュリティ対策も不十分となり、情報漏洩を引き起こすリスクが高まります。特に人材の確保が難しい中小規模の企業では、人材・技術力が不足しやすい傾向にあるため注意が必要です。
情報漏洩を防ぐ対策
情報漏洩が起こるとECサイトの運営も運営元である企業も多大な損害を被るため、事業者としては可能な限りの対策を講じておくことが重要です。情報漏洩を防ぐ具体的な対策について以下に解説していますので、ぜひご参考下さい。
ECサイトのセキュリティを強固にするECサイトの情報漏洩を防ぐ最も基本的な対策は、技術的脆弱性からのリスクを防ぐために、ECサイト自体のセキュリティを強固にすることです。従業員のセキュリティ意識を高めても業務の基幹であるECサイトのセキュリティが弱いと、リスクに対処することはできないためです。ECサイトのセキュリティを強化するには、次のような方法があります。➤セキュリティに強いECシステムを導入する➤サーバーのOSを最新に保つ➤アクセスを適切に管理する➤セキュリティ対策製品を導入する➤不正検知システムを導入する➤セキュリティホールを発見、対処するECサイト・ECシステムだけでなく、監視システムや入退室管理システム、ユーザー認証の導入など、業務に使用する端末・システム・業務環境のセキュリティ強化を行っておくことも重要です。
セキュリティに関する従業員教育を徹底先にご紹介した通り、ECサイトの情報漏洩事故は社内の従業員のヒューマンエラーに起因したものが多くを占めます。そのため、ECサイトの運営に従事する従業員に対しては、情報セキュリティに関する徹底した教育を実施しておくことも重要な対策となります。具体的にどのような行動が情報漏洩事故に繋がるのかを教育すると同時に、情報漏洩事故が起こった際のリスクの大きさについて認識させておくことも重要です。従業員の情報セキュリティ・情報漏洩に関するリテラシーが向上すれば、知識不足・意識不足による情報漏洩事故が発生する可能性を低減することができます。
情報管理などのルール策定情報漏洩を防ぐには、情報の管理・取り扱いに関してルールの策定を行い、情報漏洩に繋がる行動を制限しておくことも重要となります。例えば、以下のようなルールが挙げられます。➤情報の不要な持ち出しを禁止する➤私物の端末・記録装置の使用を禁止する➤不用意な情報の放置・破棄を制限する➤守秘義務を課す➤業務権限・管理権限の濫用・譲渡を禁止する策定したルールは従業員が守らなければ情報漏洩対策としては意味をなさないため、ルールの周知・遵守を徹底させる必要があります。
情報漏洩が発生した場合の報告用窓口の設置上記のような情報漏洩対策を実施すれば情報漏洩事故が起こる確率を大幅に低減できますが、完全に事故の可能性を無くすことはできません。そのため、万が一情報漏洩事故が発生した際に、速やかに対処してリスクを最小限に留めるために、報告用の窓口を設置しておくことも重要となります。報告用窓口への連絡方法については社内に周知しておき、緊急時のセキュリティポリシー・対処フロー等についても確立しておく必要があります。
まとめ
ECサイト事業者は数多くの顧客情報・個人情報を保有しているため、情報漏洩対策は必須です。もし情報漏洩事故が発生してしまうと、信用失墜・顧客離れ・売上不振・損害賠償などさまざまなリスクを被る可能性があるため、自社のビジネスを守るためにも万全の対策を講じておくことが重要となります。ECサイトをセキュリティリスクから守るためには、セキュリティに優れたECパッケージを利用することも重要なポイントです。弊社では、ECパッケージ選定・ECサイトリニューアルのポイントをまとめた資料を提供していますので、ぜひこちらもご活用下さい。
当社は、パソコン教室を運営しております。・パソコンの操作・ネットショップ開設方法・こどもプログラミング教室(Scratch)(ロボット)・Webサイト作成・MicrosoftOffice系の操作是非ご相談ください。
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2023年6月8日BtoBの企業間取引では、商品・サービスの取引が発生する度に金銭の支払いを行っていると、手続きが煩雑化して手数料等のコストもかさむため、一定期間の取引をまとめて支払う「売掛」が行われるのが一般的です。売掛金を受け取る権利のことを売掛債権と言います。
ところが、売掛は手間やコストを削減できる反面、売上があがってから入金されるまでにタイムラグがあるため、資金不足や未回収リスクが伴います。
このようなリスクへの対処が可能なのが、売掛債権を用いた資金調達方法である「ファクタリング」です。当記事では、ファクタリングの概要・仕組み・メリット・デメリット・活用方法について幅広くご紹介しています。
売掛金の回収に悩んでいる方もそうでない方も、BtoBビジネスに携わっている方全般に役立つ内容であるため、ぜひ参考にしてみて下さい。
ファクタリングとは
ファクタリングとは、ファクタリング会社が債権者から売掛債権の買い取りを行い、債務者からの回収や管理を代行するサービスのことを言います。依頼者である債権者は、ファクタリング会社から売掛金の支払期日前に資金を受け取ることで、早期現金化することが可能です。そもそも売掛債権は現金化するまでに1~2ヶ月を要するため、売上は発生しているものの手元の資金が無いという状況に陥る場合があります。ファクタリングはこのような状況下での資金調達手段として活用することができます。
ファクタリングと融資との違い
ファクタリングと融資は、両者とも資金調達を行うと言う点では共通しているため、混同されがちです。しかし、ファクタリングと融資は以下のようにさまざまな面において違いがあります。
このように、ファクタリングはあくまで売掛債権の売買取引であり、金銭の借り入れを行うのではない点が最も大きな違いです。そのため、ファクタリング業者は貸金業許可を取得する必要もありません。
ファクタリングの利用を検討すべきケースとは?売掛金をいち早く現金化できるファクタリングは、さまざまなビジネスシーンで活用されています。ここでは、ファクタリングを検討すべき具体的なケースについてご紹介します。
売掛債権の金額が多い売掛債権の金額が大きいと、現金化のトラブルが発生した際のダメージが大きく、場合によっては売上は上がっているものの資金繰りができずに黒字倒産してしまうこともあります。ファクタリングを利用すれば素早く現金化できるため、資金繰りの低迷や倒産リスクを回避できます。
新規の取引先が多い場合取引先の財務状況などから与信管理することはとても煩雑です。小口の取引先が多く、またたくさんの新規取引先がある場合、その与信枠の設定だけでも大きなコストになります。ファクタリングを利用することで、自社での審査をなくし、また未回収のリスクをヘッジすることができます。
現金化までのサイクルが長い業種によっては売掛債権を現金化できるまでの期間が非常に長かったり、回収時期の遅延が発生したりするケースもあります。売掛債権の現金化が遅れると、資金繰りが難しくなったり手元資金が底を尽きたりするリスクがあります。ファクタリングを活用すれば、このようなケースにおいても資金繰りを平滑化・安定化させることが可能です。
融資が難しい場合突発的な資金不足や事業拡大等で融資や追加融資を受けたいけれども、営業赤字・債務超過・信用力不足・税金滞納といった理由で融資を受けられない場合があります。このようなケースにおいても売掛債権を有していれば、ファクタリングで早期現金化することで融資の代替とすることが可能です。
ファクタリングのメリットとは?
ファクタリングは比較的新しい金融サービスですが、利用者数は増加傾向にあります。その理由は、ファクタリングには融資・ビジネスローンには見られない、多くのメリットがあるためです。以下にご紹介します。
審査が簡便でスピーディー融資の場合は信用情報の照会・返済能力の確認等で審査には多くの時間と労力が掛かります。一方、売掛債権の金額・売掛先の状況のみで判断されるファクタリングは、審査のプロセスもシンプルでスピーディーであり、審査通過率も高いことがメリットです。
信用情報を問われない・影響しないファクタリングは売掛債権に対して審査が行われるため、依頼者の信用情報の照会がありません。また、ファクタリングを利用することによる信用情報への影響もありません。金融ブラックの方でも利用可能であることや、信用情報に傷を付けずに利用できることが大きなメリットです。
担保・保証人が不要ファクタリングは金銭の借り入れを行うわけではないため、担保・保証人の必要がありません。サービス利用の障壁が低く、融資を受けたいけれども担保・保証人の用意が難しい方でも利用しやすいこともメリットです。
現金化までのスピードが早いファクタリングは、審査だけでなく契約完了後から売掛債権を現金化するまでのスピードも非常に速いことが特徴です。手続きがシンプルなタイプのファクタリングでは、即日入金が可能な場合もあります。突発的な現金需要にも対応しやすいことは大きなメリットと言えます。
売掛債権回収不能時でも債権者は請求されないファクタリングは、サービスのタイプにもよりますが、原則として債権譲渡の完了後に売掛金の回収不能が発生しても、ファクタリング会社から債権者に請求が及ぶことはありません。売掛金の未回収リスクを回避できることも、ファクタリングの大きなメリットです。
ファクタリングの仕組み
ファクタリングの仕組みには、大きく分けて2社間ファクタリング・3社間ファクタリングという2つの仕組みがあります。両者では取引の手順・手続きの多さ・CF(キャッシュフロー)が異なるため、特性を理解して利用することが重要です。ここでは、2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの仕組み・メリット・デメリットについてそれぞれ解説します。
2社間ファクタリング2社間ファクタリングとは、ファクタリング利用者とファクタリング会社の2社間で行われる方式のことです。2社間ファクタリングの取引フロー・メリット・デメリットは次の通りです。
2社間ファクタリングの取引フロー1)利用者が売掛債権をファクタリング会社に譲渡2)ファクタリング会社が買取代金を利用者に支払う3)売掛先(取引先)から利用者に売掛金が支払われる4)売掛金をファクタリング会社に支払う5)利用者がファクタリング会社に売掛債権を受け渡す
メリット売掛先が関与しない方式であるため、合意を得る必要も無くファクタリングを利用した事実も知られず、スピーディーに資金調達できることがメリットです。デメリット後述する3社間ファクタリングよりも手数料が高く、審査も通りにくいことがデメリットです。関係悪化が懸念されるなど取引先に知られることなくファクタリングを利用したい場合や、素早く資金調達したい場合には、2社間ファクタリングがおすすめと言えます。
3社間ファクタリング3社間ファクタリングは、ファクタリング利用者(債権者)・取引先(債務者)・ファクタリング会社の3社間で行われる方式のことを言います。ファクタリング会社が利用者から売掛債権の譲渡を受け、取引先からの債権回収・管理の代行を行います。取引フロー・メリット・デメリットは次の通りです。
3社間ファクタリングの取引フロー1)利用者がファクタリング会社に売掛債権を譲渡2)利用者が取引先に対して売掛債権譲渡の通知・承諾3)ファクタリング会社から利用者に債権買取代金を支払う4)ファクタリング会社が売掛先に代金支払いを通知5)取引先(債務者)がファクタリング会社に売掛金を支払うメリット3社間ファクタリングのメリットは、2社間ファクタリングよりも手数料が安く審査が通りやすい点です。また、3社間ファクタリングを提供する企業は主に大手企業であるため安全性が高く、安心して利用できる点もメリットと言えます。デメリット3社間ファクタリングは2社間ファクタリングよりも手続きが煩雑で手間と時間がかかることがデメリットです。取引先に通知・承諾を得る必要があるため、ファクタリング利用の事実も知られてしまいます。また、取引先の承諾を得られなければファクタリングを利用できないケースも発生します。手続の煩雑さや取引先の合意を得る必要がありますが、2社間ファクタリングを利用しなければならない特別な利用が無ければ、3社間ファクタリングの利用がおすすめです。
ファクタリングの主な種類
ファクタリングは、利用目的・売掛債権・決済手段によっていくつかの種類に分類されます。ファクタリングを利用する方は、目的・ニーズに合ったタイプのサービスを利用することで、より多くの恩恵を得たり、リスクを低減したりすることができます。ここでは、代表的な5種類のファクタリングサービスの概要・特徴について解説します。
買取型ファクタリング買取型ファクタリングとは、ファクタリング会社が債権者から売掛債権を買い取ることで支払期日前に売掛金を現金化できるサービスことを言います。簡単に説明すると、早期現金化したい債権者を対象とした、先払いサービスのことです。一般的に知られているファクタリングは、この買取型ファクタリングのことを指しており、資金繰りの適正化・融資の代替・黒字倒産回避といったさまざまな目的で利用されています。
保証型ファクタリング保証型ファクタリングとは、債権者がファクタリング会社に保証金を支払うことで、売掛金の回収を保証してもらうファクタリングサービスのことです。売掛金の早期回収ではなく確実な回収を目的としたサービスとなっており、取引先の倒産による売掛金の未回収が懸念される場合のリスクヘッジとして利用されます。ファクタリング会社に支払う保証金はリスクが高いほど高くなり、リスクの程度によっては保証型ファクタリングを利用することができないケースもあります。また、取引先が支払い不能になった場合のみ支払いを受けることができる仕組みであるため、売掛金の貸し倒れが発生しなければ保証金は掛け捨てとなる点に注意が必要です。買取型ファクタリングとはサービスの目的・用途が大きく異なるため、違いを明確に理解して利用する必要があります。
一括ファクタリング一括ファクタリングとは、売掛金の債権者・債務者・ファクタリング会社が3社間契約を結び、売掛債権をファクタリング会社が買い取って債権者に振り込むことで現金化するサービスのことです。一括ファクタリングの仕組み自体は一般的な買取型ファクタリングと同じですが、主に手形の代替として用いられている点が特徴です。従来の手形取引は面倒な手続や印紙税等のコストが必要でしたが、一括ファクタリングで代替することにより、資金調達だけでなく決済の効率化・合理化を図ることができます。債務者・債権者ともにメリットがありますが、債務者側が契約に同意する必要があるため、債権者側の都合だけでは利用できない点がネックとなります。
国際ファクタリング国際ファクタリングとは、貿易取引を行う国内輸出企業が、海外の輸入企業に商品を輸出する際に活用されるファクタリングのことです。国内輸出企業・海外輸入企業・国内ファクタリング会社・海外ファクタリング会社の4社間が介在して行われます。一般的なファクタリングが資金調達を主な目的であるのに対して、国際ファクタリングは売掛金を確実に回収することを主な目的としていることが特徴です。海外企業を対象とした貿易業は、言語・法律・物流等さまざまな障壁が存在することにより、国内企業を対象としたビジネスよりも代金回収リスクが飛躍的に高まります。このような背景から、国際ファクタリングは国内輸出企業が安心して貿易業を営むためのリスクヘッジとして利用されています。
医療ファクタリング医療ファクタリングとは、病院・薬局と言った医療機関を対象としたファクタリングのことで、以下3つの種類があります。・診療報酬ファクタリング 病院・診療所等の診療報酬を対象としたファクタリング。・介護報酬ファクタリング 介護事業者の介護報酬を対象としたファクタリング。・調剤報酬ファクタリング 調剤薬局の調剤報酬を対象としたファクタリング。医療ファクタリングは、「医療機関」「国保・社保」「ファクタリング会社」の3社間ファクタリングで行われることが一般的です。取引先が国であるため、企業間のファクタリングよりも審査が甘く、信用力や担保について気にせずに利用できることが特徴です。医療機関は報酬が2ヶ月後に支払われることが一般的であるため、キャッシュフローの悪化について頭を抱えている方は多くいます。現金化が必要なタイミングで医療ファクタリングを活用することで、財務状況健全化を図ることが期待できます。
ファクタリングの注意すべきデメリット・リスク
ファクタリングは適切に活用すれば便利で使い勝手の良いサービスですが、以下のようなデメリットやリスクもあるため、あらかじめ留意しておく必要があります。
取引先の状況次第では利用できない場合があるファクタリングの審査対象は、債権者ではなく主に債務者(売掛先)の業績・信用力です。取引先の状況次第では審査を通過できず、債権者が希望しても利用できないケースもある点に注意しておく必要があります。
取引先への通知による関係悪化のリスク3社間ファクタリングのように取引先を交えた取引を行う場合には、当然ファクタリング利用の事実を取引先に知られてしまいます。資金繰り悪化の懸念をされることにより関係が悪化して、今後の取引に影響が出るリスクもあります。
元のキャッシュフローに戻しづらい場合があるファクタリングは、いわゆる入金サイクルを短縮して先払いを受けるサービスです。一度利用してしまうと、サービスを辞める際に入金1ヶ月分(1回分)の空白ができてしまいます。先払いのタイミングにキャッシュフローが固定化されてしまうと、容易に元のサイクルに戻せず手数料を払い続けるというリスクがあります。
悪徳業者に遭遇するリスクファクタリング業界は参入障壁が比較的低く規制も厳しくないため、ファクタリング会社を装った悪徳業者(闇金業者)が紛れている実情があります。このような悪徳業者は法外な手数料を要求したり、実質的に資金の貸し付けを行ったりといった手口で不当に利益を得ています。利用すること自体が致命的なリスクとなるため、ファクタリングを利用する際には警戒しておく必要があります。
ファクタリングサービスの提供会社を選ぶポイント
ファクタリングサービスを提供している会社の数は非常に多く、優良な会社もあればそうではない会社もあります。不要なリスクを避けて適切なサービスを利用するためには、次のようなファクタリング会社を選ぶポイントを知っておくことが重要です。
利用目的を明確化しておく資金調達・未回収リスク回避など、ファクタリングの利用目的によって適切な会社・サービスは異なってきます。また、2社間・3社間どちらが適切かという問題もあります。事前にファクタリングを利用する目的を明確にしておくことで、ファクタリング会社選びもスムーズに行うことができます。
相見積もりを取って手数料・入金スピード・審査通過率を比較するファクタリングサービスは相見積もりを取って比較することが可能です。ファクタリング会社のサービスは差別化が難しく、手数料・入金スピード・審査通過率の多寡が主な比較ポイントとなり、他は大差ありません。一般的に手数料が高いほど入金スピードは速く審査通過率も高くなり、反対に手数料が安い場合は入金スピード・審査通過率が低い傾向にあります。バランスの取れるラインを比較しましょう。また、現実的な相場を把握することで、悪徳業者を回避することにも繋がります。
ファクタリング会社の信用度を確認ファクタリング業界は優良業者ばかりではないため、サービス利用を依頼する前には、必ずファクタリング会社の信用度を確認しておくことは必須です。多額の金銭を取引するのですから、所在地や運営歴と言った会社情報・口コミ・評判の確認を行い、不審な点が無いかを厳しくチェックしておきます。実際に問い合わせた際にも、融資・貸付を提案されたり、担保や保証人を要求されたりといった不審な点が無いかを必ずチェックするようにしましょう。
まとめ
BtoBビジネスの経営を行っていると、売掛金未回収・資金繰りの悪化・急な出費といったリスクに遭遇するケースもあります。取引金額が大きいBtoBビジネスにおいては、キャッシュフローの問題は黒字倒産や連鎖倒産といった致命的なリスクとなるケースも少なくありません。ファクタリングサービスは融資を受けるよりも手続きや審査が簡便であるため、機動的に資金調達を行えることが最大の特徴です。適切なサービスを適切なタイミングで活用することで、キャッシュフローの調整・売掛金未回収リスク回避といったさまざまなメリットを得ることができます。BtoBビジネス事業者の方は、ファクタリングサービスについて理解を深めておいて損はないでしょう。弊社では、BtoB-ECへの参入を検討している方を対象とした、業界のトレンド・デジタル化のメリット・トラブル回避等の情報を掲載した、お役立ち資料を無料で提供しています。ぜひこちらもご活用ください。
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2023年6月1日企業間取引においては、各種業界でさまざまなルール・商習慣が形成されており、ビジネスを成長させるにはこれらを理解しておく必要があります。多くの業界で用いられている商取引のルール・仕組みのひとつが、今回ご紹介する「掛売り」です。掛売りの概要・具体的な方法や事例・掛売りを導入するメリット・デメリット、デメリットを払拭する方法について解説しています。
掛売りについて改めて理解を深めたい方や、掛売りをより効果的に活用していきたい方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
掛売りとは
掛売りとは、商品・サービスの代金を後日まとめて後払いで支払う仕組みのことです。俗にいう「ツケ払い」と同じ仕組みではありますが、掛売りはあくまで契約に基づく厳密な取引であるという点に違いがあります。掛売りは企業間取引で用いられることが一般的ですが、企業対個人事業主・企業対消費者でも用いられるケースがあります。
売掛とは掛売りと並んで用いられる用語に「売掛」があります。両者とも商品・サービスを提供した際にではなく後日支払いを行う後払いで販売することを指しており、用語の意味としてはほぼ相違ありません。敢えて違いがあるとすれば、用語が使用されるシーンです。掛売りは商取引・商談を行う際に用いられることが多く、売掛は会計上の勘定科目として用いられたり、代金が回収できていない状態を指す際に用いられたりすることが多くあります。販売側が掛売り、購入側が掛買いとなるように、売掛に対しては買掛という用語が用いられるため併せて覚えておきましょう。
おもな掛売りの事例
掛売りを活用する具体的な方法には、主にクレジットカード払いと請求書払いの2種類があります。前者は主にBtoCの取引で、後者は主にBtoBの取引で主に活用されています。ここでは、主な掛売りの方法であるクレジットカード払い・請求書払いについて、それぞれ事例を交えて解説します。
クレジットカード払い私たちがECサイトでのオンラインショッピングやWebサービスの利用に用いているクレジットカード払いは、企業が消費者に対して行っている掛売りとなります。私たちは、クレジットカードを用いることで、商品・サービスを掛買いで購入しているということです。消費者は、手元に現金が無くてもクレジットカードを用いることで商品・サービスを購入することが可能となり、カード会社からの引き落とし期日まで支払いを猶予することができます。また、商取引を簡便化することも可能となります。件数は少ないですが、企業と消費者の取引だけでなく企業間取引にクレジットカードが用いられる事例も存在します。
クレジットカード払いによる掛売りの例1) ECサイトAにて消費者がクレジットカード決済にて商品を購入2) ECサイトが決済代行会社へ決済処理を依頼3) 決済代行会社がクレジットカード会社へ決済処理を要求4) クレジットカード会社が決済処理を確認5) 確認を受けた決済代行会社がECサイトへ連絡6) ECサイトが消費者へ商品を発送7) クレジットカード会社が決済代行会社へ商品代金の支払いを行う8) 決済代行会社がECサイトへ代金を支払う9) クレジットカード会社が消費者に対して商品代金を請求10)消費者がクレジットカード会社へ商品代金の支払を行う
請求書払い請求書払いとは、販売側が一定期間内で生じた商取引の売掛金を集計して請求書の作成を行い、商取引を行う者同士が取り決めた期日にまとめて請求を行うという掛売りの方法です。購入側は請求書に定められた期日までに代金の支払いを行います。請求書払いは、企業間取引で一般的に行われている掛売りの方法となっており、販売側・購入側の双方にメリットがあるのが大きな特徴です。支払方法は銀行振り込みが多くを占めますが、口座振替・クレジットカード(法人・個人)等で支払いが行われる場合もあります。請求書払いによる掛売りの流れ☆ A社(販売側)がB社(購入側)へ商品を販売 ↓☆ A社が締め日・支払期日を設定してB社へ請求書を作成・送付 ↓☆ B社は請求書に記載された代金・期日に従い、A社へ1月分の代金を支払う
掛売りのメリット
掛売りが商取引に多く用いられている理由は、売り手・買い手双方にメリットがあるためです。ここでは、掛売りの主なメリットについて解説します。掛売りや商取引について理解を深めるためにも、ぜひご参考下さい。
取引の効率化掛売りを導入する代表的なメリットが、商取引を大幅に効率化することができることです。掛売りを導入せずに取引を行うと、納品を行うたびに請求書の発行から代金の回収といった業務が都度発生するため、取引件数が多いと業務が煩雑化します。一方で掛売りを導入しておけば、あらかじめ取引先と約束しておいた日時にまとめて請求を行うことができるため、商取引・請求業務を大幅に効率化することができます。多くの取引が行われる企業間取引においては、このような事情から掛売りを行うのが一般的となっています。
手元資金がなくても取引が可能掛売りでは請求・支払いを後日にまとめることができるため、取引の段階で手元資金が無くても商取引を行えることがメリットです。販売側の企業は取引先企業に手元資金が無くても販売を行うことが可能となり、逆に購入側の企業は手元資金が無くても購入を行うことが可能となります。
このような特性から、商取引を行う双方が機会損失を防ぐことが可能となり、ビジネスチャンスが大幅に拡大します。日本国内では掛売りが長年の商習慣として一般化しているため、掛売りでの資金の流れを前提にビジネスを展開している企業も多くあります。
高額の取引がしやすい掛売りは上述の通り請求・支払いを後回しにすることができるため、高額の商取引を行いやすいことも大きなメリットです。掛売りを導入していない場合は手元資金の範囲内でしか販売・購入を行うことができませんが、掛売りを導入していれば支払期日までに融通できる範囲まで取引金額を拡大できるためです。ビジネスでは高額の商取引を行った方が良いシーンは多々あります。掛売を導入することで、販売側は売り逃しを防ぎ、購入側は買い逃しを防ぐことが可能となるため、ビジネスチャンスを大幅に拡大することができます。
掛売りのデメリット
掛売りは商取引の効率化・利便化に役立つ支払方法ですが、あくまで売り手・買い手の信頼関係で成り立っている仕組みであるため、いくつかのデメリットが存在します。ここでは、掛売りのデメリットについて解説します。
貸し倒れのリスク掛売りの代表的なデメリットが、貸し倒れや支払いの遅延が発生するリスクがあることです。取引先に業績不振や何かしらのトラブル等が起こると、期日通りに売掛金が支払われず、遅延であればまだ対処することが可能ですが、最悪の場合支払いが行われないリスクもあります。もし売掛金を仕入れや経費の支払いに充てる予定であった場合や、売掛金の入金を見込んで大きな投資を行った場合は、自社の資金計画にも多大なダメージを及ぼすため注意が必要です。掛売りはあくまで取引先との信頼関係をもとに成立している仕組みであるため、必ず支払いが行われるとは限らない点に留意しておく必要があります。
与信管理が必要掛売りには上記のようなリスクが伴うため、取引を始めるにあたっては相手の信用度を調査してリスクヘッジを行っておく必要があります。そのための方法が与信管理です。与信管理とは、取引先の資本金・売上・取引銀行・取引状況・財務状況等を一定の与信基準に従って調査を行い、信用できる相手かどうか、また掛売りを行っても大丈夫な相手かどうかを判断することを言います。与信管理には時間・労力が必要となるのがデメリットですが、取引相手の信用度が担保されていないまま掛売りを実施するのは非常に危険であるため、必ず実施しておくべき方策です。また、取引先の状況は常に変化するため、取引開始前だけでなく取引開始後も定期的に与信管理を実施することが重要となります。
請求業務の負荷がかかる掛売りは納品の都度決済を行う手間を省くことはできますが、毎月の請求書には月内の取引を漏れなく正確に記載する必要があるため、請求業務の負荷がかかる場合があります。特に、取引の回数が非常に多い場合や取扱品目が多岐に渡る場合には、請求書の正確性を担保するのに大きな時間と労力が必要となります。もし請求漏れや過大請求を行ってしまうと、自社が損失を被ったり取引先との信頼関係にひびが入ったりする恐れがあるため注意が必要です。掛売りの請求業務はいかに効率性・正確性を高めるかが鍵となるため、自社に合った会計ソフト・会計システム等を導入して業務改善を図るなどの工夫を行うことがポイントとなります。
掛売りのデメリットを解消する方法とは
掛売りにはデメリットが伴いますが、日本国内の商取引で主流となっている支払手段であるため、デメリットを上手く払拭しながら活用していくことが重要なポイントです。ここでは、掛売りのデメリットを解消する方法について解説します。
ファクタリングサービスの活用ファクタリングとは、掛売りで発生した売掛債権をファクタリング会社へ売却することによって、売掛金を早期現金化できるサービスのことです。ファクタリングを利用することで、販売側は確実に売掛金を回収できると同時に、予定よりも早い期日に現金化することが可能となります。その代わりに、ファクタリング会社に対して取引内容や信用度に応じた手数料を支払う必要があります。ファクタリングの利用にあたっては審査が必要となりますが、銀行融資のように担保を設定する必要は無いため、資金繰りが悪化している場合や売掛金を確実に現金化したい場合には便利なサービスです。
請求代行サービスの活用請求代行サービスとは、煩雑になりがちな請求業務を代行してくれるサービスのことです。請求書の作成・発行・送付から入金の管理まで、掛売りに伴う一連の請求業務をワンストップで代行してもらうことができます。また、請求代行サービスでは、取引先企業からの入金が無い場合の催促や、回収不能の場合の保証も行ってもらうことができるため、売掛金を確実に回収することが可能です。請求代行サービスが実施する与信審査を通過した相手であれば、貸し倒れリスクを気にせずビジネスを推進することができます。掛売りに伴うリスクを払拭したい方には、請求代行サービスは非常におすすめのサービスとなります。
まとめ
掛売りは、商取引の簡便化・効率化や機会損失の回避といったさまざまなメリットがある仕組みです。企業間取引においては一般的となっている支払い方式であるため、ビジネスを成長させるためには、不要なリスクを回避しつつ掛売りを上手く使いこなしていくことが非常に重要です。近年普及しつつあるBtoB-ECにおいても、掛売りを含めたさまざまな決済手段への対応が急務となっています。
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2023年5月31日今回は、Googleドライブについて話をします。Chromebookを使おうと思った方こんなこと思いませんでしたか。・Googleドライブとは何かわからない・料金がかかるのかわからない・Googleドライブどのように使って良いかわからないこのような疑問を解き明かします。
ChromebookはGoogle Chromeを使うことに特化したパソコン
ChromebookはインターネットブラウザであるGoogle Chromeを使うことに特化したパソコンです。そのため本体にファイルやデータを保存せず、Googleドライブを使ってファイル管理します。Googleドライブとは、Googleが提供しているオンラインストレージサービスです。次のような使い方ができます。➤ フォルダ・ファイルの新規作成➤ ファイルの整理➤ 他の人と共有する➤ フォルダ・ファイルを検索する➤ オフラインで利用するでは、「フォルダ・ファイルの新規作成」について見て行きましょう。
GoogleドライブとはChromebookで使えるオンラインストレージ
Googleドライブとは、Googleが提供しているオンラインストレージサービスのことです。さまざまなファイルをクラウド上の領域に保存しておけます。➤ Googleドキュメント➤ Googleスプレッドシート➤ 写真➤ 画像➤ 動画
※オンラインストレージサービス(クラウドストレージサービス)は、文書データやプロジェクトデータをクラウド上に保存することで、スマホやタブレットからデータを閲覧・編集もできるサービスです。作成したGoogleアカウント毎に、15GBの保存容量が無料で利用できます。料金は基本無料ですが、15GB以上使うには有料で保存容量を追加できます。
プラン容量月額(税込)年額(税込)無料15GB0円0円ベーシック100GB250円2,500円スタンダード200GB380円3,800円プレミアム2TB1,300円13,000円※個人向けGoogle One 2023年5月30日調べ
この他、有料プランには以下の機能やサポートが含まれます。➤ Google からの特別サポート➤ 最大5人のユーザーとの共有➤ メンバー向けのその他の特典プレミアムプランには上記に加えて Google One VPN(セキュリティ強化機能)やGoogle Workspaceのプレミアム機能(Meetの長時間通話など)が含まれます。Chromebookは購入時特典として、1年間無料で100GBまで利用できます。1年経つと月250円の有料に切り替わります。
GoogleChrome上でのGoogleドライブの使い方
Googleドライブは、インターネットブラウザであるGoogleChrome上で使うのがスタンダードです。Googleドライブを使うには5つの基本操作を覚えましょう。WindowsやMacのフォルダのような感覚で使えます。➤ フォルダの新規作成➤ ファイルの新規作成➤ フォルダ・ファイルの名前変更➤ フォルダ・ファイルの移動➤ フォルダ・ファイルの削除
フォルダの新規作成フォルダの新規作成方法は次の通りです。1)Googleドライブ左上の「新規」をクリック2)「新しいフォルダ」をクリック3)「新しいフォルダ」というウインドウが出てくるので、フォルダの名前を入力4)「作成」をクリックして完了
1)Googleドライブ左上の「新規」をクリック
2)「新しいフォルダ」をクリック
3)「新しいフォルダ」というウインドウが出てくるので、フォルダの名前を入力
4)「作成」をクリックして完了
<< 右クリックでフォルダ新規作成する場合 >>ほぼ「新規」をクリックと同じです。1)何もないところで右クリック2)「新しいフォルダ」をクリック3)「新しいフォルダ」というウインドウでフォルダの名前を付ける4)「作成」をクリックして完了
1)Googleドライブ左上の「新規」をクリック
2)作成したい種類のファイルを選択
3)ファイルが表示される ※必要な内容を入力してください。
4)Googoleドライブ上に保存される ※ファイルの名前を付けて保存してください。
フォルダ・ファイルの名前変更
フォルダ・ファイルの名前変更は次の通りです。1)名前を変更したいフォルダ(ファイル)を右クリック2)「名前を変更」をクリック3)登録したい名前を入力4)「OK」をクリック
1)名前を変更したいフォルダ(ファイル)を右クリック
2)「名前を変更」をクリック
3)登録したい名前を入力
4)「OK」をクリック
簡単な説明で申し訳ございませんが、初めの一歩と捉えてください。
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2023年5月25日決済方法のひとつである、クレジットカード払いの概要や導入方法などをご説明します。
クレジットカード払いについてクレジットカード払いは、カード保有者の信用をもとにして利用代金をクレジットカード会社が立て替える決済のことをいいます。キャッシュレス決済のなかでも利用率が高い決済手段であり、ECサイトを運営するならば用意しておきたい決済方法です。クレジットカード決済を導入すると、高額な商品であってもユーザーは分割払いができるなど、機会損失の防止が期待できます。クレジットカード会社が買い手の利用代金を立て替えるため、未収リスクも低い点も利点でしょう。
クレジットカード払いの導入方法クレジットカード払いを導入するには、クレジットカード会社と直接契約をするか決済代行会社を利用する方法があります。
直接契約クレジットカード会社との直接契約は、事業者とクレジットカード会社の間で直接、決済処理や入金が行われます。ただし、直接契約では複数のクレジットカード会社との契約が必要だったり、入金タイミングがバラバラだったりします。そのため、非常にコストがかかり、入金管理業務も煩雑になります。リソースが避けない場合は直接契約を避けたいところです。
決済代行会社の利用クレジットカード払いを導入するときは、一般的に決済代行会社を利用します。決済代行会社は事業者とクレジットカード会社の間に入り、決済処理や売上処理を代行します。複数のクレジットカード会社との契約になっても、決済代行会社が包括的に管理するため、事業者は管理を一本化できます。管理業務の効率化を図りたいときは、決済代行会社の利用が適しています。ただし、決済代行会社に手数料を払う必要があり、場合によっては直接契約よりもコストがかかる可能性があります。
クレジットカード払いの導入にかかる費用クレジットカード払いの導入にかかる費用には、初期費用、月額料金、決済手数料、トランザクション料金があります。それぞれの相場は以下を参考にしてください。▷初期費用:1~5万円▷月額料金:3000~8000円▷決済手数料:決済金額の3~10%▷トランザクション料金:決済1件につき5~15円たとえば、日用品や食品を扱うECサイトで月商100万円程度なら、2ヶ月目以降のコストは月額3~6万円くらいです。決済手数料の関係から業種や月商によりランニングコストが変化します。
まとめクレジットカード払いは、買い手の利用代金をクレジットカード会社が立て替える決済方法です。導入時は決済代行会社を活用することが一般的であり、月々のランニングコストはケースにより異なります。本記事を参考にしてクレジットカード払いの導入を検討してみましょう。
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2023年5月18日代引き決済について、概要や導入方法などをご説明します。これから代引き決済の導入を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。
代引き決済について
代引き決済は、ECサイトと提携する運送会社が、商品のお届けと同時に代金を預かる決済方法です。「代引引換」とも呼ばれ、幅広い年代のユーザーが利用する傾向があります。ユーザー側とECサイト側、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
ユーザー側のメリット・デメリット
ユーザーが代引き決済を利用するメリットは、代金を支払ったのに商品が届かないトラブルを避けられることです。また、住所と連絡先、氏名という最低限の個人情報で買い物ができる点もメリットになります。一方、1件ごとに代引き手数料が発生します。運送会社により違いはありますが、1件あたり300円程度の決済手数料がかかることが多いです。また、配達員に代金を渡すため、配達に備えて自宅で待機する必要があることは、デメリットだといえるでしょう。
ECサイト側のメリット・デメリット
ECサイト側が代引き決済を導入すると、クレジットカードやスマホ決済などに抵抗があるユーザーでも利用できるため、機会損失の防止につながります。また、商品のお届けと同時に決済が完了するため、未収リスクが低い点がメリットです。ただ、受取拒否や1週間以上の保管期限を過ぎると、商品が返送されて売上につながらなくなります。また、配達員との対面があるため、女性の一人暮らしには好まれない傾向もあります。
代引き決済を導入するには?
代引き決済を導入する際は、以下を参考に進めてみてください。
代引き決済に対応している物流会社
まずは代引き決済に対応している物流会社との契約が必要です。代引き決済に対応している物流会社は、主に以下が挙げられます。日本郵便クロネコヤマト佐川急便西濃運輸福山運送イプシロン(日本運輸か西濃運輸のみ契約できる代引きシステム)
代引き決済の導入方法
物流会社により手続きは異なりますが、代引き決済の導入手順は、主に以下の通りです。1】物流会社に電話やFAX、WEBなどで申込み2】担当者が書類等を取りに来る3】物流会社が審査4】代引き決済の導入審査は数週間程度かかるケースもあるため、導入時期から逆算して申込みをするようにしましょう。
まとめ
代引き決済は商品のお届け時に購入者から代金を受け取る決済方法です。ユーザー、事業者ともにメリットやデメリットがありますので、それらを理解しながら導入してみてください。
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2023年5月11日ECサイトを運営するにあたって欠かせないのが、導入する決済方法の選択です。ECサイトに導入されている決済方法にはさまざまな種類があり、自社の商材やターゲットに合うものを選ぶことが重要です。
ECサイトの8つの決済方法をご紹介します。それぞれの決済方法の特徴、メリット・デメリット、選び方についてご説明していくので、ぜひ参考にしてみてください。
ECサイトでよく利用される決済方法とは?
ECサイトではどのような決済方法がよく利用されているのでしょうか?経済産業省の「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によるとインターネットでなにかを購入する際の決済方法は以下のようになっています。
クレジットカード払いの利用は多いものの、コンビニエンスストアや代金引換、銀行の利用など、その他の支払方法も広く利用されていることが分かります。クレジットカード以外の決済が多く利用されている背景には、情報セキュリティへの強い不安があると考えられます。インターネットの利用においては個人情報の漏えいに不安を感じている人は多く、中でもクレジットカード情報については金銭的な被害に直結します。実際、クレジットカードの不正利用における被害額は2019年まで増加傾向にあり、ユーザーの不安を取り除くという目的においても、情報セキュリティ対策はもちろんのこと、様々な決済方法に対応しておくのが良いでしょう。
ECサイトの決済方法8つ
それでは実際の決済方法にはどのようなものがあるのでしょうか?ECサイトの決済方法は、大きく分類して以下7つが挙げられます。それぞれの決済方法の概要や、メリット・デメリットをご説明します。
クレジットカード決済クレジットカード決済は、決済方法の中でも圧倒的に導入しているサイトが多いです。購入者にクレジット情報を入力してもらうだけで、決済が完了します。ECサイト運営者にとってのメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット購入者がカード情報を登録すると、次回以降入力作業が不要となり、リピーター獲得につながる入金の日時が管理しやすく、資金計画が立てやすいカード会社が立て替え払いをしてくれるため、代金未納リスクが少ない
デメリットクレジットカード会社に決済手数料を支払わなければならないシステム利用料や維持費などがかかる売上が翌月以降にまとまって入金されるカードの不正利用があった際に、ECサイト側が責任を持つ、返金の義務の発生リスクがあるクレジットカードは購入者の立場で考えると、幅広い人に浸透した決済方法であり、かつ利便性が高いので、必ず導入すべきといってもいいでしょう。ただ、売上の入金タイミングやチャージバックなど、EC事業者として注意すべき点はいくつかあるので、理解したうえで導入するようにしましょう。
コンビニ払いコンビニ払いは、商品の配送時に請求書やコンビニ払込書を同梱して、商品到着後、購入者に支払ってもらう決済方法です。コンビニ払いのメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット購入者が商品到着後に支払えるため、利便性が高いクレジットカードが持てない18歳未満でも利用できるため、販売機会の拡大になるすぐに入金が確認できる
デメリット購入者の支払い遅れから、入金目途がつかないことがある決済代行サービスを使わない場合、審査やシステム連携などが煩雑(コンビニごとに申請を出す必要がある)最近では、ペーパーレスコンビニ決済を導入するケースもあり、払込票の発行コストも軽減できます。
銀行振込銀行振込は、指定した金融機関の口座に、購入者が代金を振り込む方法です。決済方法の中では歴史が長く、年配の方でも利用しやすい方法といえるでしょう。
メリット高齢者が利用しやすいなど、商品のターゲットによっては有効な決済方法EC事業者の決済手数料の負担がない
デメリット15時以降の振り込みは翌日の入金になる入金消し込み作業に時間がかかるなお、ネットバンキングの利用により、銀行の店舗に足を運ばなくても振り込みが可能なケースも多くなり、銀行の営業時間にATMに向かえない人のニーズも満たせる決済方法になりつつあります。
代金引換代金引換は、代引きとも呼ばれ、購入者が商品を受け取る際に、代金を支払ってもらう決済方法です。代金引換は郵便局、ヤマト運輸、佐川急便などの運送会社が行うサービスになります。
メリット代金の支払いと商品の引き渡しが同時であるため、商品の紛失トラブルが防げる購入者にとって、ほかの決済方法が面倒な場合に利用しやすい
デメリット購入者の長期不在による返送や受け取り拒否のリスク返送の際の送料や代引き手数料は、EC事業者が負担することになる不在配達が1週間程度続くと運送会社での保管が期限切れとなり、返送や場合によっては破棄となることもあるため、その点注意が必要です。
後払い後払い決済は、商品を購入し受け取った後に支払う方法です。コンビニエンスストアやATM、郵便局、銀行などを利用して支払うことができます。主に払込票と呼ばれる払込用紙を利用して支払います。なお、上記で説明した代金引換も、商品受け取りと併せて支払うため、後払いの一つになります。
メリットパソコンやインターネットがなくても支払いが可能なため、IT機器に不慣れな場合でも利用しやすいクレジットカードや銀行口座を持っていない若年層なども利用が可能
デメリット購入者の支払い忘れや遅延などにより、代金未回収のリスクが生じる決済後の請求書送付や、代金回収などの手間がかかる
キャリア決済キャリア決済は、NTTドコモ、au、ソフトバンクなど、携帯電話会社の発行するIDとパスワードを利用して、代金を支払ってもらう決済方法です。購入者は毎月の携帯電話料金と合算して、商品代金を支払うことになります。
メリット学生など、若年層が利用しやすい個人情報の入力が不要であり、購入者のハードルが下がる入金通知がリアルタイムで届き、売上がわかりやすい携帯電話会社が商品代金を立て替えてくれるため、代金の未回収が防げる
デメリットクレジットカード決済よりも、手数料が割高(1つの商品につき1割程度)利用可能額が低く設定されることが多く、高額商品を取り扱っているときは不向きキャリア決済の利用審査は比較的厳しい傾向にあり、個人事業主の場合は契約が難しいでしょう。
ID決済「Amazon pay」は、Amazonのアカウントを利用した決済方法です。購入者がAmazonにログインして決済した後、Amazonに登録している住所に配送されます。
メリットAmazon会員をターゲットにした、ECサイト運営ができる情報を入力することなく利用でき、購入までスムーズAmazonのセキュリティが利用できるため、不正注文への対策も可能
デメリット購入者側にAmazonポイントが貯まらないケースがある(リピーター獲得にはやや不向き)導入するためにページやシステムの修正が必要な場合がある
楽天ペイ楽天ペイは、スマートフォンアプリを使ったQR決済と、楽天IDを利用したID決済の2つの支払い方法が可能なサービスです。
メリット楽天ポイントがたまるため、楽天ユーザーの利用者を取り込みやすいログイン時のSMS認証など、セキュリティ対策が取られている
デメリットチャージ方法が限られている他の決済サービスと比較してキャンペーンやイベントが少ない
PayPayPayPayは、スマートフォンアプリを使った二次元コード、バーコードにより決済ができるシステムです。
メリット利用ユーザーが多く、幅広い利用者を取り込める導入にあたり、キャンペーンが実施されることがある幅広い業種で導入できる
デメリット決済手数料無料は期間限定PayPayを利用していない購入者は、決済ができない
d払いd払いはスマートフォンに表示させたバーコード/QRコードを読み取ってもらうとキャッシュレスで買い物ができるサービスです。
メリットクレジットカードの登録が不要ドコモ回線を利用していれば携帯料金と合算して支払いが可能
デメリット請求書払いができない個人間の送金はドコモ携帯同士でしかできない
PayPalPayPalは、オンライン決済や集金、送金ができるサービスです。購入者がアカウントを開設し、クレジットカードや銀行口座情報を登録すると、IDとパスワードだけで買い物ができる仕組みです。
メリットセキュリティ水準が高いスムーズな決済が可能入金サイクルが早い100通貨以上に対応しているため、海外展開やインバウンドにも対応できる。
デメリット利用者は分割払いができない日本円への為替手数料が高い利用者が分割払いをしたい場合は、登録しているカード会社に連絡して分割払いやリボ払いにしてもらうことが必要です。
ECサイトの決済方法は複数設けるべき?
前項では、ECサイトの決済方法を8つご紹介しました。そこで、「ECサイトの決済方法を複数設けるべきなのか」と感じる方もいるでしょう。ECサイトを運営するのであれば、決済方法は複数用意すべきです。これは、ユーザーの利便性を高めるために有効であり、機会損失の防止にもつながります。たとえば、決済方法が1種類しかなければ、その決済方法に対応できないユーザーは購入をやめてしまうはずです。また、いくつかの決済方法があればユーザーは自分の好みに応じて選べるため、満足度の向上につながります。ユーザーは、商品選択から決済までスムーズに進めるECサイトを望んでいると理解しておきましょう。
決済代行サービスとは
決済代行サービスは、クレジットカード会社とEC事業者の仲介役として、審査や契約手続き、売上の入金管理などを担ってくれます。クレジットカード決済の導入で発生する煩雑な業務を代行してくれるので、EC事業者は販売業務に注力できるでしょう。以下で、決済代行サービスを3つご紹介しますので、クレジットカード決済の導入時は参考にしてください。
SBペイメントサービス「SBペイメントサービス」は、ソフトバンクグループが提供する決済代行サービスです。ソフトバンクグループのノウハウや実績から万全のセキュリティを整えているサービスになります。無償のチャージバック保証やマーケティング支援プランも提供しており、ECサイトの運営をサポートしています。クレジットカード決済を含めて、20種類以上の決済サービスに対応している点も特徴です。
イプシロン「イプシロン」はGMOグループが展開している決済代行サービスです。決済サービスの導入を最短1営業日で行えるため、素早い決済サービスの導入を考えている場合に適しています。
また、初期費用やトランザクション処理料が0円で始められるため、ECサイトの構築や事業展開が初めてでも安心して利用できます。イプシロンの加盟店の9割以上がクレジットカード決済を導入しています。なお、法人の場合は20種類の決済サービスに対応していますやトランザクション処理料が0円で始められるため、ECサイトの構築や事業展開が初めてでも安心して利用できます。イプシロンの加盟店の9割以上がクレジットカード決済を導入しています。なお、法人の場合は20種類の決済サービスに対応しています。
ゼウス
「ゼウス」はSBIグループが提供する決済代行サービスです。25年以上の実績があり、これまで400社14,000サイト以上の導入実績を誇ります。即日審査から最短3営業日の導入も可能であり、ニーズに合わせて接続方式や課金方法を選ぶことが可能です。堅牢な決済システムや先進的な情報管理体制、24時間体制のコールセンターなども安心材料です。クレジットカード決済や銀行決済、オンライン電子マネー決済など、さまざまな決済方法に対応しています。
ECで採用する決済方法の選び方
ここからは、ECで採用する決済方法の選び方をご説明します。決済方法を選ぶときは、以下の3点に着目しましょう。
ターゲットを考慮する
決済方法を選ぶときは、ターゲットに考慮することが重要です。たとえば、ECサイトで取り扱う商品が家電製品など、若年層から高齢者まで幅広い購入が予想されるならば、クレジットカード決済は導入したいところです。一方で、10代が好む雑貨を取り扱っているならば、銀行振込やコンビニ決済、代金引換を用意しておかないと、機会損失を生んでしまうでしょう。このように、取り扱う商品のターゲットをもとに導入する決済方法を検討してください。
取扱商品を考慮する
取扱商品により、決済額が高額になるケースもあるでしょう。その場合、クレジットカード決済であれば、分割払いも可能なため、高額商品の購入に向いているといえます。反対に数百円、数千円など、比較的少額の商品がメインとなるのであれば、そのほかの決済方法であっても問題ないでしょう。ただし、後述する手数料をふまえた決済方法の選定がポイントです。
手数料を考慮する
各種決済方法の導入や運用では、さまざまな費用が発生します。中でも注意しておきたい点は、決済手数料です。具体例をあげると、クレジットカードの決済手数料は決済金額の3~5%程度です。コンビニ決済は1件あたり150~300円程度、代金引換は1件300円などとなっています。1件ごとの金額が数百円程度であっても、取引件数が増えると比例して手数料も増えるため、ECサイトの運営では覚えておく必要があります。できるだけ手数料の少ない決済方法を選んだり、コストの安い決済代行サービスを使うなど、コストのシミュレーションをしながら決済方法を選んでみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ECサイトの決済方法について、近年の動向と合わせてご紹介しました。クレジットカード決済やコンビニ払い、銀行振込など幅広い決済サービスが選べるなかで、できるだけ多くの決済サービスに対応することがユーザーの利便性の向上につながります。最終的には売上の向上にも有効です。ターゲットの年代や利用しているデバイスがパソコンなのか、スマートフォンなのかも、決済サービスを選ぶ重要なポイントです。今後も拡大していくであろうEC市場で、時代に遅れないECサイトの構築をどうやって実現すべきか、お悩みの方はご一読ください。
当社は、パソコン教室を運営しております。・パソコンの操作・ネットショップ開設方法・こどもプログラミング教室(Scratch)(ロボット)・Webサイト作成・MicrosoftOffice系の操作是非ご相談ください。
株式会社ふれんどeメール:info@furendo-j.co.jp電話:095-894-4433住所:長崎市松山町4-48囲ビル2F [...]
2023年4月27日PayPalの仕組み
はじめに、PayPalの仕組みを簡単にご説明します。
PayPalはサービス提供会社であるPayPal社が事業者と消費者の間に入り、オンライン上でクレジットカード決済や銀行決済を安全に行うサービスです。
ECサイトなどの決済方法には、クレジットカードやデビットカード、銀行振込、代金引換、コンビニ支払いなどがありますが、その中でPayPalは世界で最も利用されているモバイル決済サービスです。
PayPalのメリット
ここからは、PayPalのメリットをご説明します。PayPalのメリットは、主に以下の5点が挙げられます。
セキュリティの高さPayPal決済は、何といっても安全性の高さが特徴です。ユーザーの個人情報は、世界最高水準といわれる暗号化キーで保護され、2,000人のPayPal不正対策チームが24時間体制で監視を行っています。 また、PayPalがユーザー情報を管理してくれるため、EC事業者独自でクレジットカードや銀行口座等の情報を保有することがありません。そのため、EC事業者はセキュリティコストがかからない点もメリットでしょう。
銀行支払いにも対応PayPalは、銀行口座からの支払いにも対応しています。クレジットカードやデビットカードの登録とあわせると、購入者の支払い方法が増え、利便性が高まります。
入金サイクルの速さPayPalは、入金サイクルが早い点も特徴です。購入者が支払いを完了すると、事業者のアカウントに即時入金がなされます。登録する銀行口座にもよりますが、最短で3日後には現金引き出しが可能です。仮に新規登録直後であっても、すぐに売上を受け取れるため、資金繰りの心配が少なくなるでしょう。
海外展開しやすいPayPalは、世界各国の100通貨以上に対応しており、200以上の国々で利用できるサービスです。日本におけるPayPalアカウントで受け取ることができる通貨も20種類を超えています。クレジットカードの4大ブランドはもちろん、中国の銀聯カードにも対応しており、インバウンドや海外展開を考えている事業者にも適する決済方法です。
小規模サイトでも導入しやすいPayPalは、小規模事業者でも導入しやすいです。特に日本では多くの決済方法が乱立しており、ターゲット層に応じたサービスをいくつも用意する必要があるといわれています。しかし、小規模事業者がそのすべてを導入するのは、管理工数やコスト面を考えると難しいでしょう。しかし、PayPalであれば買い手が利用する決済方法で割合が多い、クレジットカードや銀行振込(引き落とし)に対応しているため、多くのユーザーに対応が可能です。これも、PayPalのメリットのひとつといえるでしょう。
PayPalの導入方法
PayPalの導入方法はシンプルです。無料アカウントに登録し、本人確認や初期設定を行うだけで導入することができます。ECサイトの種類によっては、簡単な連携で済むこともあります。
まとめ
PayPalは、世界で最も利用されている決済方法です。
本記事でご紹介した通り、購入者にとっても、EC事業者にとってもメリットが大きい決済方法だといえるでしょう。
この機会に、PayPalの導入を検討してみてください。
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2023年4月20日電子決済は、決済方式によって支払いのタイミングが異なります。電子決済を有効活用するためには、支払いタイミングについて理解したうえで、どのタイプの決済サービスを導入するかを検討することがポイントとなります。
ここでは、主な電子決済サービスの支払いのタイミングについてご紹介します。
【前払い】プリペイド方式
プリペイド方式の電子決済とは、あらかじめカードやアプリにチャージ(入金)を行い、決済時に残高が引き落とされる方式のことを言います。審査が不要であるため発行のハードルが低く手軽に利用できることや、チャージした金額しか利用できないため使いすぎる心配が無いことが特徴です。
店舗側が導入する際には、プリペイド方式の電子決済を提供する会社や決済代行会社との契約と決済用電子端末の用意が必要となります。
代表的なプリペイド方式の電子決済には、オンラインではWebMoney・BitCash・NetCash、オフラインではSuica・nanaco・PayPayなどがあります。
【即払い】ジャストペイ方式
ジャストペイ方式の電子決済とは、支払いとほぼ同時(直後)に銀行口座から代金を引き落とす方式のことを言います。口座残高の範囲内での利用となるため審査が不要であることや、現金決済と同じような感覚で利用できることが特徴です。代表的なジャストペイ方式の電子決済には、デビッドカード・インターネットバンキング・モバイルバンキング等が該当します。
【後払い】ポストペイ方式
ポストペイ方式の電子決済とは、利用した金額分を後からクレジットカード・銀行口座等から引き落とす方式のことを指します。後払い方式となるため、利用にあたってはクレジットカードと同様に事前審査や限度額設定が必要となります。利用限度額が大きければ高額な決済にも利用できることや、盗難・紛失時にクレジットカード会社の補償を利用できることが特徴です。その反面、利用者側としては使いすぎてしまう場合があるため注意が必要です。代表的なポストペイ方式の電子決済には、iD・QUICPay・PiTaPaなどがあります。
日本国内における電子決済の動向
経済産業省の資料によると、主要各国でのキャッシュレス決済比率は40~60%であるのに対し、日本国内では2020年時点で約20%と示されています。国内のキャッシュレス決済比率は年々順調に伸び続けているものの、主要各国には及ばないのが実状です。しかし近年では、日本政府は経済の活性化・国力強化に繋がるとして、国策として電子決済の推進を目指しており、さまざまな政策・施策を実施。「未来投資戦略 2017」においては2027年までにキャッシュレス決済の比率を4割程度とすること・将来的には世界最高水準である8割程度とすることをビジョンとして掲げています。直近ではキャッシュレス・ポイント還元事業が実施され一定の成果が得られたこともあり、今後も日本国内での電子決済の普及はますます加速していくと考えられます。
【販売者視点】電子決済を導入するメリット
店舗型ビジネスを営んでいる企業の多くが電子決済の導入を進めている理由は、単に顧客に利便性を提供するだけでなく、販売者側としての大きなメリットがあるためです。電子決済の有無によって販売数・販売効率ひいては売上が大きく変わるといっても過言ではないでしょう。ここでは、販売者視点での電子決済導入のメリットについてご紹介します。
レジ業務の効率化
販売者側が電子決済を導入することで得られる最も顕著なメリットは、レジ業務の効率化です。現金を使わず決済端末で素早く会計を済ませることができるため、非常にスムーズかつスピーディーにレジ業務を行うことができます。現金受渡によるミスも発生せず、レジ待ちも解消されるため、利便性・快適性の提供による顧客満足度向上にも繋げることが可能です。また、電子決済では決済履歴が自動で記録されるため、レジ締めに要する時間を短縮することもできます。このようにレジ業務全般を大幅に効率化できることは、販売者側にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
新規顧客・リピート顧客の獲得
多くのECサイトが実施しているように、販売者側が多様な決済方法を提供して顧客の利便性・快適性を高めることは、新規顧客・リピーター獲得にもつながります。特に電子決済はポイント付与やキャンペーンなどお得な情報も多く、電子決済の利用者は導入している店舗を優先的に選択する傾向が見られます。電子決済を導入している店舗はそれだけで導入していない店舗よりも集客・リピートの獲得で優位に立つことができるのが大きなメリットです。売上を向上させたい販売者としては導入しない手はないでしょう。
客単価の向上
販売者側が電子決済を提供することで、消費者は現金を持ち合わせていない場合でも購入することができるため、購入機会の増加や購入金額の増加が期待できます。そのため、現金決済と比べて1人当たりの客単価を向上させることができるのがメリットです。実際に、数千円程度の客単価のビジネスにおいては平均1,000円程度の客単価向上に成功した事例も確認されています。単に利便性の向上だけでなく売上の向上も図れることは、店舗型ビジネスを経営する上での大きなメリットと言えるでしょう。
顧客情報の取得と活用
電子決済の大きなメリットが、利用履歴や利用動向といった顧客情報を取得して、マーケティングや販促活動に活用できることです。蓄積された顧客情報を分析すれば、売れ筋商品の把握や今後注力すべき商品の把握が可能となり、的確なマーケティング戦略・販売戦略を打ち出すことができます。また、利用金額に応じたポイント付与・会員ランク付与といった施策を実施することで、顧客ロイヤリティの醸成やリピート促進を図ることも可能です。現金決済での顧客情報の収集は容易ではありませんが、電子決済ではデジタルデータとして顧客情報を簡単に収集して活用することができます。貴重な顧客情報を得られることは、販売者側にとっての大きなメリットと言えるでしょう。
【販売者視点】電子決済を導入するデメリット
電子決済は販売者にとってのメリットが多くありますが、デメリットも存在します。そのため、導入にあたっては事前にデメリットについても把握してリスクを見積もっておくことが重要です。ここでは、販売者視点での電子決済導入に伴うデメリットについてご紹介します。
導入にコストがかかる
電子決済の導入には、初期費用・端末費用に加えて毎月の月額利用料といった導入コストが必要となります。サービスによって金額は大きく異なりますが、各費用の相場はおおよそ以下の通りです。▷初期費用:~5万円程度▷端末費用:~3万円程度▷月額費用:~1万円程度電子決済は便利なサービスではありますが、利用にあたっては相応のコストが発生することがデメリットと言えなくもありません。
決済手数料がかかる
電子決済の利用にあたっては、クレジットカードと同じく決済手数料が発生します。料率はサービスにもよりますが3~5%に設定されており、常にマージンとして発生するため利益率が低下することがデメリットです。特に、商品単価・客単価が低い商品・サービスを取り扱う場合や営業利益率が低いビジネスの場合は、決済手数料を加味した価格設定を行わないと利益が出しづらくなるため注意が必要です。電子決済の導入対象となる小売業・飲食業といった店舗型ビジネスは、基本的に利益率が低めである傾向が強いため、僅か数%の手数料でも大きな影響を受けます。決済手数料によっては安易に導入できないケースもある点が最大のデメリットと言えるでしょう。
【消費者視点】電子決済を利用するメリット
電子決済は、決済サービスを提供する販売者側だけでなく利用する消費者にとってもメリットがあります。販売者・消費者双方のメリットについて把握しておくと、自社での効果的な導入方法・活用方法を決めるのにも役立ちます。ここでは、消費者視点での電子決済を利用するメリットについてご紹介します。
支払いが素早く楽になる
電子決済を消費者が利用する最大のメリットは、支払いが素早く楽に行えることです。現金決済のように現金を持ち運ぶ必要もなく、金銭の受け渡しも発生しないため、非常にスマートに支払いを済ませることができます。現金に触れる必要が無く衛生的である点も、コロナ禍の最中である現代社会においては大きなメリットと言えます。非接触の流れは今後ますます加速すると考えられるため、電子決済の普及も進んでいくでしょう。
使用した金額を管理しやすい 電子決済は、Webサイト・アプリの管理画面上で利用履歴や残高をいつでも手軽に確認できるため、金銭管理が容易であることがメリットです。現金であればレシートや通帳を確認したり家計簿に記入したりする手間が掛かりますが、電子決済であればお金の流れを自動で記録してくれます。毎月の金銭管理をラクに行えるだけでなく、無駄遣いを防いだりお金の使い方を見直したりするきっかけにもなるでしょう。
ポイント還元の獲得
電子決済を利用するメリットは、ポイント還元を受ける機会が豊富であることです。例えば、次のようなポイント還元があります。▷キャッシュレス・消費者還元事業によるポイント還元▷カード会社・サービスによるポイント還元▷キャンペーン・クーポンによるポイント還元電子決済はこのようにポイント還元の機会に恵まれており、複数のポイント還元を併用する機会があれば、多くのポイントを得ることができます。溜めたポイントは商品・サービスの購入に充てることができるため、電子決済を利用するだけでお得であることが消費者にとっての大きなメリットです。
【消費者視点】電子決済を利用するデメリット
電子決済は消費者に利便性をもたらしてくれる反面、その利便性が仇となる場合もあるため注意が必要です。ここでは、消費者が電子決済を利用するデメリットについてご紹介します。
使いすぎのおそれ
電子決済は便利で簡単に決済ができる反面、お金を使っている実感が沸かないため使いすぎてしまう恐れがあるのがデメリットです。特に、オートチャージ機能が搭載されている電子決済や後払い式の電子決済では、意識して自分をセーブしておかないと際限なくお金を使ってしまう場合があります。ポイントが付与されることも利用者の消費行動を加速させる要因となっています。使い過ぎにより不必要なものにまでお金を使ったり、必要なお金まで使ってしまったりしては本末転倒ですので、次のようなルール付けを行っておくのがおすすめです。▷オートチャージをしない▷毎月の利用額を決めておく▷常に利用額・口座残高をチェックする癖をつける電子決済はあくまで生活利便性を高めるために活用するものですので、現金と同じように適度に自己管理しながら活用することが重要となります。
不正利用のおそれ
電子決済は盗難・紛失などにより不正利用されてしまうリスクが伴います。原則として記名式の所有者登録を行っているタイプでないと補償されないため、不正利用には特に注意が必要です。万が一盗難・紛失の被害に遭った際には、速やかに各電子決済に対応した問い合わせ窓口へ連絡を行い、利用停止申請を行っておきましょう。利用停止を行うことで、更なる不正利用の被害を止めることができます。また、利用している電子決済のタイプによっては補償が適用される場合もあります。スマホを利用した電子決済の場合は高度なセキュリティが施されているため不正利用のリスクは低減されていますが、被害事例は実際に発生しています。そのため、スマホのロックや二段階認証の設定といった最低限の自衛手段を講じておくことも重要となります。
電子決済を導入する方法
ここまで電子決済についてさまざまな角度からご紹介してきましたが、実際に導入したい方や、導入方法について知りたい方もいるでしょう。ここでは、電子決済を導入する具体的な方法・手順についてご紹介します。
電子決済サービス事業者と直接契約して導入
利用したい電子決済サービス事業者と直接契約して導入を行う方法です。複数の電子決済を利用する場合は個別に契約を結ぶ必要があり、管理の労力や入出金処理も煩雑となりますが、利用するサービスを自由に選ぶことができます。
決済代行会社を通じて一括で電子決済を導入
決済代行会社とは、電子決済事業者・クレジットカード会社等の決済事業者と利用者との橋渡しをする会社です。複数の電子決済サービスを取り扱っているため、決済代行会社を利用すれば、まとめて電子決済を導入することができます。契約・システム構築・入出金をシンプル化できるというメリットもあります。
モバイル決済・QRコード決済サービスを利用して電子決済を一括導入
複数の決済方法をまとめて提供しているサービスを利用することで、各種電子決済を一括導入することができます。個別のシステム開発が不要であるケースが多く、QRコードの掲示や決済端末と専用アプリなどを用意するだけで素早く手軽に導入できることがメリットです。
まとめ
現代社会では、電子決済が現金に代わる決済手段として広く普及・一般化してきています。店舗型ビジネスを運営する企業は電子決済を導入することで、決済の効率化・顧客の利便性や満足度向上はもちろん、顧客情報の収集・管理によりマーケティング活動や販促施策に役立てるなど多くのメリットを得ることができます。また、電子決済はECサイトの決済方法としても人気が高まっているため、ECサイトを運営している事業者の方や今後参入を検討している方は、電子決済の充実を検討しておくことをおすすめします。
当社は、パソコン教室を運営しております。・パソコンの操作・ネットショップ開設方法・こどもプログラミング教室(Scratch)(ロボット)・Webサイト作成・MicrosoftOffice系の操作是非ご相談ください。
株式会社ふれんどeメール:info@furendo-j.co.jp電話:095-894-4433住所:長崎市松山町4-48囲ビル2F [...]
| マンツーマンコース |
|---|
| 月4回 税込15,400円 |
| 月2回 税込7,700円 |
| テキスト代 別途 |
| 2名コース |
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| 月4回 税込13,860円 |
| 月2回 税込6,930円 |
| テキスト代 別途 |
| 3名コース |
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| 月4回 税込12,320円 |
| 月2回 税込6,160円 |
| テキスト代 別途 |















